MAX11800
新規設計には非推奨I²C/SPIインタフェース内蔵、低電力、超小型、抵抗膜方式タッチスクリーンコントローラ
超多機能、超小型実装面積、および低電力、抵抗膜方式タッチスクリーンコントローラ
製品の詳細
- 4線タッチスクリーンインタフェース
- X/Y座標およびタッチ圧測定
- レシオメトリック測定
- 12ビットSAR ADC
- 1.7V~3.6Vの単一電源
- ダイレクトおよび自律の2つの動作モード
- データタギングによる測定およびタッチイベントの情報記録
- データフィルタリングによるノイズ低減
- アパーチャモードによる空間フィルタ
- ディジタル処理でバスのアクティビティと割込み生成を低減
- 設定可能なタッチ検出プルアップ抵抗
- 自動パワーダウン制御による低電力動作
- 25MHz SPIインタフェース(MAX11800/MAX11802)
- 400kHz I²Cインタフェース(MAX11801/MAX11803)
- 12ピンWLP (1.6mm x 2.1mm)、および12ピンTQFN (4mm x 4mm)
- 低電力動作
- 343µW (VDD = 1.7V、34.4kspsの場合)
- 888µW (VDD = 3.3V、34.4kspsの場合
- ESD保護
- ±4kV HBM
- ±8kV HBM (X+、X-、Y+、Y-)
- ±1kV CDM
- ±200V MM
MAX11800~MAX11803は、1.70V~3.6Vの単一電源で動作する低電力タッチスクリーンコントローラで、ハンドヘルド機器などの消費電力に敏感なアプリケーションを対象にしています。これらのデバイスは抵抗膜方式のタッチスクリーンコントローラパネルとのインタフェース用に12ビットSAR ADCとマルチプレクサを内蔵しています。通信はディジタルシリアルインタフェースで行います。
MAX11800~MAX11803にはタッチスクリーンの測定値のディジタル処理回路を内蔵しており、バスの負荷およびアプリケーションプロセッサのリソースの負担を軽減します。スマートな割込み波形生成器が内蔵されていることによって、デバイスへの割込みサービスの頻度が大幅に減少します。MAX11800~MAX11803は節電の目的で変換と変換の間は自動的に低電力モードに移行するため、ポータブルアプリケーションには最適なデバイスとなります。
MAX11800/MAX11801には、ダイレクトおよび自律の2つの動作モードがあります。ダイレクトモードではタッチスクリーンコントローラのすべての動作についてアプリケーションプロセッサが制御します。自律モードではMAX11800/MAX11801がタッチスクリーン動作を制御するため、アプリケーションプロセッサをその制御から解放し、他の機能を実行することができます。自律モードでは、ホストプロセッサが介入することなく、タッチスクリーンのタッチイベントをデバイスが周期的にスキャンしていくため、システムの消費電力を減らす上でも役立ちます。自律モードでは内蔵のFIFOを使って、動作の結果を保存し、有効データのスループットを高め、システムの消費電力を抑えます。
MAX11800~MAX11803はデータタギングもサポートしており、X、Y、Z1またはZ2の測定対象の種類、およびタッチ開始点、連続タッチ、またはタッチ終点のタッチイベントの種類を記録します。
MAX11800/MAX11802はSPI™シリアルバスに対応し、MAX11801/MAX11803はI²Cシリアルバスに対応します。MAX11800~MAX11803は12ピンTQFNおよび12ピンWLPパッケージで提供され、-40℃~+85℃の拡張温度範囲、および-40℃~+105℃の自動車用温度範囲で提供されます。
アプリケーション
- 車載センターコンソール
- デバイス、メディアプレーヤー
- 携帯ゲーム
- モバイル通信デバイス
- PDA、GPSレシーバ、パーソナルナビゲーション
- ポータブル機器
- POS端末
ドキュメント
データシート 1
信頼性データ 1
ユーザ・ガイド 1
技術記事 5
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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