ADRF6650
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ADRF6650

DVGAおよびPLL/VCO(450MHz~2700MHz)を搭載したデュアル・ダウンコンバータ

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よく聞かれる質問(FAQ)

製品モデル 2
1Ku当たりの価格 最低価格:$22.92
特長
  • フラクショナルN PLL/VCOを内蔵したデュアル・ダウンコンバータ
  • RF:450MHz~2700MHz(連続)
  • LO周波数:450MHz~2900MHz(ハイサイドまたはローサイド・インジェクション)
  • 43dBのゲイン制御範囲
  • アップ/ダウンおよびSPIによるゲイン制御
  • シングルエンド50Ω入力向け統合型RFバラン
  • 電源:3.3および5V
  • 8mm × 8mm、56ピンLFCSPパッケージ
製品概要
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ADRF6650は、デュアル・ミキサー、デュアル・デジタル切り替えアッテネータ、デュアル・デジタル可変ゲイン・アンプ、フェーズ・ロック・ループ(PLL)、電圧制御発振器(VCO)が高度統合されたダウンコンバータです。加えて、ADRF6650には2個の無線周波数(RF)バラン、シリアル・ゲイン制御(SGC)コントロール、時分割複信(TDD)動作用の高速イネーブル入力が内蔵されています。

オンチップRFバランにより、ADRF6650は50Ωに終端処理されたRF入力をサポートできます。内蔵パッシブ・ミキサーが、200MHzのスライディング中間周波数(IF)ウィンドウ向けに直線性の高いダウンコンバージョンを行います。ADRF6650は、広帯域の矩形波制限局部発振器(LO)アンプを使用し、450MHz~2700MHzのRF帯域幅を実現します。従来の狭帯域正弦波LOアンプ・ソリューションとは異なり、このアンプでは、非常に広い帯域幅にわたって、RF入力の上下にLOを適用できます。

ADRF6650は、2つの方法で差動LO入力信号を生成することができます。1つは低位相ノイズVCO付きのオンチップのフラクショナルNシンセサイザを介した内部的な方法で、もう1つは低位相ノイズLO信号を介した外部的な方法です。統合型PLL/VCOは、450MHz~2900MHzの連続したLO範囲を可能にします。PLLリファレンス入力は広い周波数範囲に対応しており、位相周波数検出器(PFD)の前にリファレンス分周器を内蔵しています。

ADRF6650は、最新のシリコン・ゲルマニウム(SiGe)バイポーラ相補型金属酸化膜半導体(BiCMOS)プロセスを使用して製造され、露出パッド付きの56ピン、RoHS準拠、8mm × 8mmリード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)パッケージで提供されます。性能は、−40°C~+105°Cの最大マドル温度で仕様規定されています。

アプリケーション

  • マルチバンド/マルチスタンダード・セルラ・ベース・ステーション・ダイバーシティ・レシーバー
  • 広帯域無線リンク・ダイバーシティ・ダウンコンバータ
  • マルチモード・セルラ延長ケーブルおよびピコセル

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なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.G)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

ドキュメント

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アナログ・デバイセズは、最高レベルの品質と信頼性を満たす製品を供給することを常に最重要視しています。これを実現するため、製品、プロセス設計、更には製造プロセスに対しあらゆる観点から品質と信頼性のチェックを行っています。アナログ・デバイセズでは出荷製品に対する「ゼロ・ディフェクト」を常に目指しています。詳細については、アナログ・デバイセズの品質および信頼性プログラム、認証のページを参照してください。
製品モデル ピン/パッケージ図 資料 CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル
ADRF6650ACPZ
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ADRF6650ACPZ-RL7
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ソフトウェアおよび製品のエコシステム

ソフトウェアおよび製品のエコシステム

評価用キット

評価用キット 1

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ADRF6650-EVALZ

ADRF6650評価用ボード

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ADRF6650-EVALZ

ADRF6650評価用ボード

ADRF6650評価用ボード

機能と利点

  • ADRF6650用のフル機能評価用ボード
  • 単電源:5.6V(1Aの性能が必要)
  • 制御用ACEソフトウェア

製品の詳細

ADRF6650-EVALZは、4層のRogersプリント基板(PCB)となっており、ADRF6650の性能を評価します。評価用ボードの写真を図1に示します。評価用ボードには、SDP-Sコントローラ・ボード、電源コネクタ、レギュレータ、およびサブミニチュア・バージョンA(SMA)コネクタに適したコネクタであるADRF6650が含まれています。評価用ボードでデバイスのソフトウェア・プログラミングを行うには、SDP-Sコントローラ・ボードが必要です。

ADRF6650は、ミキサー、デジタル切り替えアッテネータ、デジタル可変ゲイン・アンプ(DVGA)、フェーズ・ロック・ループ(PLL)、電圧制御発振器(VCO)が統合された高性能のデュアル・ダウンコンバータです。このデバイスは、広帯域の矩形波制限局部発振器(LO)アンプを使用し、450MHz~2700MHzのRF帯域幅を実現します。従来の狭帯域正弦波LOアンプ・ソリューションとは異なり、ADRF6650では、450MHz~2900MHzの帯域幅にわたって、RF入力の上下にLOを適用できます。

このユーザ・ガイドでは、ADRF6650-EVALZ評価用ボードとソフトウェアについて説明します。詳細については、ADRF6650のデータシートを参照してください。評価用ボードを使用する際は、データシートと併せてこのユーザー・ガイドを参照してください。

ツールおよびシミュレーション

ツールおよびシミュレーション 1

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 

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