ADRF5142

新規設計に推奨

高出力、40Wピーク、シリコンSPDT、反射型スイッチ、8GHz~11GHz

利用上の注意

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製品情報

  • 周波数範囲:8GHz~11GHz
  • 低挿入損失:1.2dB(代表値)
  • 高アイソレーション:40dB(代表値)
    • 高入力直線性
    • 0.1dB電力圧縮ポイント(P0.1dB):46dBm
    • 3次インターセプト・ポイント(IP3):70dBm
  • TCASE = 85°Cで高出力に対応:
    • 挿入損失パス
        • 平均:41dBm
        • パルス(>100nsのパルス幅、15%のデューティサイクル):44dBm
        • ピーク(≤100nsのピーク継続時間、5%のデューティサイクル):46dBm
    • RFC(ピン3)でのホット・スイッチング:41dBm
  • 高速スイッチング時間:60ns
  • 0.1dB RFセトリング・タイム:65ns
  • 低周波数スプリアスなし
  • 正電圧制御インターフェイス:CMOS/LVTTLに対応
  • 20ピン3.0mm × 3.0mm LGAパッケージ
  • ADRF5141およびADRF5144とピン互換

ADRF5142は、シリコン・プロセスで製造された反射型単極双投(SPDT)スイッチです。

ADRF5142は、1.2dBの挿入損失(代表値)および40dBのアイソレーション(代表値)において、8GHz~11GHzで動作します。このデバイスは、挿入損失パスで平均電力41dBmおよびピーク出力46dBmの無線周波数(RF)入力電力処理機能を備えています。

ADRF5142では、+3.3Vの正側(供給)電源で130μA、−3.3Vの負電源で500μAの低電流が流れます。また、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)/低電圧トランジスタ-トランジスタ・ロジック(LVTTL)互換の制御が採用されています。ADRF5142は追加のドライバ回路が不要なため、窒化ガリウム(GaN)およびPINダイオードベースのスイッチに代わる最適なソリューションとなります。

ADRF5142は、20ピン、3.0mm × 3.0mmのRoHS準拠ランド・グリッド・アレイ(LGA)パッケージで提供され、−40°C~+85°Cで動作可能です。

ADRF5142
高出力、40Wピーク、シリコンSPDT、反射型スイッチ、8GHz~11GHz
ADRF5142 Functional Block Diagram ADRF5142 Pin Configuration
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評価用キット

eval board
EVAL-ADRF5142

ADRF5142(高出力、40Wピーク、シリコンSPDTスイッチ、8GHz~11GHz)の性能評価

機能と利点

  • ADRF5142用のフル機能評価用ボード
  • 試験装置への容易な接続
  • キャリブレーション用のスルー・ライン

製品詳細

ADRF5142は、シリコン・プロセスで製造された単極双投(SPDT)スイッチです。

このユーザ・ガイドでは、ADRF5142の機能と性能を評価できるように設計されたADRF5142-EVALZ評価用ボードについて説明します。図1に評価用ボードを示します。

ADRF5142の全仕様はデータシートに記載されています。ADRF5142-EVALZを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADRF5142のデータシートも参照してください。

EVAL-ADRF5142
ADRF5142(高出力、40Wピーク、シリコンSPDTスイッチ、8GHz~11GHz)の性能評価
EVAL-ADRF5142 Board Photo Angle View EVAL-ADRF5142 Board Photo Top View EVAL-ADRF5142 Board Photo Bottom View

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