ADMV1530

新規設計に推奨

5GHz~30GHz、GaAs、MMIC、ダブル・バランスド・ミキサー

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品情報

  • 変換損失(ダウンコンバータ):15GHz~30GHzで7dB(代表値)
  • 入力IP3(ダウンコンバータ):15GHz~30GHzで27dBm(代表値)
  • 入力IP2(アップコンバータ):15GHz~30GHzで50dBm(代表値)
  • 入力1dB圧縮ポイント(ダウンコンバータ):17dBm(代表値)
  • LO/RFアイソレーション:40dB(代表値)
  • LO/IFアイソレーション:15GHz~30GHzで50dB(代表値)
  • RF/IFアイソレーション:15GHz~30GHzで25dB(代表値)
  • 18端子、RoHS準拠、4mm × 4mm、LGAパッケージ

ADMV1530は汎用ダブル・バランスド・ミキサーで、リードレスのRoHS準拠の表面実装技術(SMT)パッケージを採用しており、5GHz~30GHzのアップコンバータまたはダウンコンバータとして使用することができます。中間周波数(IF)ポートの帯域幅が0GHz~10GHzと広いため、スプリアス積を回避するフレキシブルな周波数プランニングが可能となります。このミキサーは、ガリウム・ヒ素(GaAs)、モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)プロセスで製造されており、外付け部品やマッチング回路が不要です。

ADMV1530はバラン構造が最適化されているため、局部発振器(LO)からRFおよびIFへの抑圧特性が優れています。このミキサーは19dBm(代表値)のLO振幅で動作します。RoHS準拠のADMV1530は、ワイヤ・ボンディングが不要で、表面実装製造技術を利用することができます。

ADMV1530は小型の4mm × 4mm、18端子ランド・グリッド・アレイ(LGA)パッケージを採用し、−40°C~+85°Cの温度範囲で動作します。

アプリケーション

  • マイクロ波および超小型地球局(VSAT)無線
  • 試験装置
  • 防衛用電子戦(EW)
  • 電子対抗手段(ECM)
  • 指揮、統制、通信、およびインテリジェンス(C3I)
  • ADMV1530
    5GHz~30GHz、GaAs、MMIC、ダブル・バランスド・ミキサー
    ADMV1530 - Functional Block Diagram ADMV1530 - Pin Configuration
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    eval board
    EVAL-ADMV1530

    ADMV1530(GaAs MMICダブル・バランスド・ミキサー)の性能評価

    製品詳細

    このアプリケーションに使用する回路基板には、RF回路設計手法を用いる必要があります。信号ラインのインピーダンスを50Ωにし、パッケージのグラウンド・リードと露出パッドは、データシートの図134と同様にグラウンド・プレーンに直接接続する必要があります。十分な数のビア・ホールを用いて、グラウンド・プレーンの上面と底面を接続してください。

    EVAL-ADMV1530
    ADMV1530(GaAs MMICダブル・バランスド・ミキサー)の性能評価
    ADMV1530 Evaluation Board - Angle ADMV1530 Evaluation Board - Top ADMV1530 Evaluation Board - Bottom

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