ADM8839
製造中止チャージ・ポンプ・レギュレータ、カラーTFT液晶パネル用
製品の詳細
- 3Vの単電源から3種類の出力電圧(+5V、+15V、-15V)を生成
- 携帯電話機のTFT液晶向けに電力効率を最適化
- 低静止電流
- 低シャットダウン電流(5μA未満)
- シャットダウン機能
- オプションで外付けLDO発振器の使用も可能
ADM8839は、カラーTFT(薄膜トランジスタ)液晶ディスプレイに使用するチャージ・ポンプ式レギュレータです。チャージ・ポンプ方式で2.7~4.2V(リチウムイオン)の単電源から3種類の出力電圧(+5V±2%、+15V、-15V)を生成するために使用できます。出力電圧は、液晶コントローラへの給電(5V±2%)と液晶パネル内にあるトランジスタのゲート駆動(+15Vと-15V)に使用します。チャージ・ポンプに必要な外付けコンデンサはごくわずかです。さらに、高効率のロー・ドロップアウト電圧レギュレータ(LDO)によって高い電力効率を実現し、リプルの少ない5V出力が得られます。このLDOをシャットダウンし、5Vのダブラ出力の安定化とチャージ・ポンプ部(+15Vと-15Vの出力を生成)の入力駆動を外付けのLDOで行うことも可能です。
ADM8839は、節電用のシャットダウン機能を備えています。消費電力の大半は5V出力によるため、この出力にGreen Idle™という発振器イネーブル方式を使用することで電力効率を最大化します。この機能により、流れている負荷電流を効果的に検出し、5Vのダブラ出力を得る必要があるときのみチャージ・ポンプをオンにします。
消費電力を抑えるため、ADM8839ではCMOSを使用しています。パッケージは、フットプリントがわずか4×4mmの20ピンLFCSP(リードフレーム・チップ・スケール・パッケージ)です。
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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