ADL5506
新規設計に推奨30MHz~4.5GHz、45dBのRF検出器
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$1.56
製品情報
- 全機能内蔵のRF検出機能
- ダイナミックレンジ:45dB(代表値)
- 周波数範囲:30MHz~4.5GHz
- 優れた温度安定性
- 安定したデシベル・リニアの応答
- パワー・オン/オフ応答時間:65ns/145 s(立上がり/立下がり)
- −5dBmの入力パワー印加時
- 動作範囲:−40℃~+85℃
- 低消費電力:3.8mA@3.0V
- 電源電圧範囲:2.5V~5.5V
- ディセーブル時電流:1μA未満
- 車載アプリケーション用にAEC-Q100に適合
ADL5506は、30MHz~4.5GHzの周波数範囲でRF信号測定を行うための、全機能内蔵型、低価格サブシステムです。45dB(代表値)のダイナミックレンジを備えており、各種の無線端末デバイスにおいて使うことができます。この製品は、ディスクリート・ダイオード・ディテクタを使う場合よりもより広いダイナミックレンジと優れた精度を提供します。特に、この製品の温度安定性は、−40℃~+85℃の範囲にわたって、大変優れています。
高い感度を有するため、低パワー・レベルの計測も可能なので、検出器に結合するのに必要な電力量を軽減します。これは、45dB(代表値)のダイナミックレンジを持ち、本質的に電圧応答のデバイスです。
利便性向上のため、信号は内部で5pFのコンデンサと広帯域50Ω整合を用いてAC結合され、外部には、52Ωのシャント抵抗が接続されています。 このハイパス結合は、約19MHzのコーナー周波数を伴っており、それによって最小動作周波数が決定されます。したがって、信号源はDC接地できます。
ADL5506の出力は、入力信号レベルが1.25mVrms(−45dBm)から224mVrms(0dBm)に増加すると、約0.14Vから1Vを若干超えるまでに増加します。出力は、入力パワー・レベルと対数的に比例します。つまり、読み取りは、デシベルで直接得ることができ、900MHzで約18mV/dBのスケールとなります。入力波形を平均するための時間インターバル増加する必要がある場合は、コンデンサをVLOGピンとCFLTピン間に接続できます。
ADL5506は、6ボールのWLCSPパッケージを採用し、3.0Vの単電源では3.8mAを消費します。パワーダウン時では、ディスエーブル電源電流は1μA(代表値)未満となります。
アプリケーション
- 無線端末デバイス向けのRSSIおよびTSSI
- RFトランスミッタまたはレシーバでのパワー計測
- オートモーティブ向けRF双方向アンプ
ドキュメント
データシート 1
評価用設計ファイル 1
製品選択ガイド 1
| 製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
|---|---|---|---|
| ADL5506ACBZ-R7 | 6-Ball WLCSP (1.19mm x 0.79mm) | ||
| ADL5506WACBZ-R7 | 6-Ball WLCSP (1.19mm x 0.79mm) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。