ADL5500

製造中

RMS TruPwrTM検出器、100MHz~6GHz

利用上の注意

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なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品情報

  • 校正されたRMS応答
  • 優れた温度安定性
  • 入力範囲のトップ8dBレンジで温度に対し±0.1dBの精度
  • 最大30dBまでの入力レンジ@3.9GHz
  • 入力インピーダンス:50Ω
  • 1250mV rms、15dBmの最大入力
  • 単電源動作:2.7~5.5V
  • 低消費電力:3mW@3V電源
  • RoHS対応

ADL5500は、100MHz~6GHzの高周波数レシーバおよびトランスミッタのシグナル・チェーンで使用される平均応答パワー検出器です。操作性に優れ、動作に必要なのは、2.7~5.5Vの単電源と電源デカップリング用コンデンサのみです。入力は内部でAC結合され、入力インピーダンスの公称値は50Ωです。出力は線形応答のDC電圧で、変換ゲインは900MHz時で6.4V/V rmsです。 

出力側に内蔵された1kΩの直列抵抗に、シャント・コンデンサを外付けすることにより、DC出力電圧に残留するリップルを低く抑えるローパス・フィルタ応答が得られます。
ADL5500は単純な波形と複雑な波形の真のパワー測定を行うことを目的としています。CDMA2000、W-CDMA、QPSK/QAMベースのOFDM波形など、クレスト・ファクタの高い(ピーク対rms比の高い)信号の測定用として、特に有用です。 

ADL5500は、優れた温度安定性を発揮し、動作温度範囲の全域で測定誤差が0dBに近いレベルに抑えられます。高精度範囲(900MHzで+3dBm周辺を中心)では8.5dB範囲にわたり-40°C~+85°Cで誤差±0.1dBです。ADL5500は温度変化、プロセス変動に対して30dB範囲にわたり低ドリフトなので、キャリブレーションの必要性を緩和します。 

ADL5500は、-40~+85℃の温度範囲で動作し、サイズが1.0mm×1.0mmの4ボールウェハー・レベル・チップ・スケール・パッケージで提供されます。このデバイスは、アナログ・デバイセズ独自の高fTを備えたシリコン・バイポーラ・プロセスで製造されています。

ADL5500
RMS TruPwrTM検出器、100MHz~6GHz
ADL5500-fbl ADL5500 Pin Configuration
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ADIsimRF

ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。

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ADIsimPLL™

ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。

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Sパラメータ 1


評価用キット

EVAL-ADL5500

ADL5500 Evaluation Board

製品詳細

ADL5500-EVALZ is a fully populated, 4-layer, FR4-based evaluation board. For normal operation, it requires a 2.7 V to 5 V/15 mA power supply. The power supply should be connected to the vector pins labeled VPOS and GND. The RF input signal is applied to the edge-mounted SMA type RF connector (RFIN). The RMS output signal is accessible via the edge-mounted SMA connector (VRMS).

EVAL-ADL5500
ADL5500 Evaluation Board

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