製品概要
機能と利点
- 差動入力からシングルエンド出力への変換
- ボードの入力周波数範囲: 700 MHz ~ 4200 MHz
- 最大ゲイン: 12.0 dB(代表値)
- ゲイン範囲: 20 dB(代表値)
- ゲイン・ステップ・サイズ: 0.5 dB(代表値)
- グリッチなし、温度計ベースのデジタル・ステップ減衰器
- 高速アタック、プログラマブル・ゲイン・ステップによるゲイン切り替え
- 50 Ω に整合した入出力
製品概要
ADL5335 は、ワイヤレス・トランスミッタでの使用に最適化されたデジタル・ゲイン・アンプ(DGA)です。差動入力とシングルエンド出力により、差動出力に対応する広帯域統合型トランシーバーと、シングルエンド入力に対応する RF ゲイン・ブロックおよびドライバのアンプ間で、バランなしで容易に接続できます。
ゲインは、標準的なアナログ・デバイセズのシリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)ポートを介して、12.0 dB の最大ゲインから −8.0 dB の最小ゲインまで 0.5 dB のゲイン・ステップで設定できます。ADL5335 は、高速アタック機能も備えており、単一パルスの印加によってゲインをすばやく増減させることができます。
温度計ベースのデジタル・ステップ・アッテネータ(DSA)を使用することで、基本的にグリッチのない状態で確実にゲインを変更できます。ADL5335 は、16 ピンの 4 mm × 4 mm LFCSP パッケージを採用しています。フル実装の評価用ボードとシステム・デモンストレーション・プラットフォーム(SDP)ベースの制御ソフトウェアをご用意しています。
アプリケーション
- ワイヤレス・トランスミッタでの RF 電力制御およびキャリブレーション
製品ライフサイクル
新規設計にお薦めします
発売済みの製品です。データシートには、最終的な仕様と動作条件がすべて記載されています。新規の設計には、これらの製品の使用を推奨します。
評価キット (1)
ツール
S-Parameters
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
参考資料
セレクション・ガイド (1)
技術記事 (1)
Thought Leadership
設計リソース
ADI has always placed the highest emphasis on delivering products that meet the maximum levels of quality and reliability. We achieve this by incorporating quality and reliability checks in every scope of product and process design, and in the manufacturing process as well. "Zero defects" for shipped products is always our goal.
サポート & ディスカッション
ADL5335 Discussions
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