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特長
- シグマ・デルタ型のフラクショナルN(分数分周)技術により、優れた位相ノイズおよびスプリアス特性を全動作温度範囲で実現
- ハードおよびソフトによるパワーダウン
- プログラマブルな分数分周方式の柔軟性により、正確な出力周波数の合成が可能
- 0.1~3.0GHzのフラクショナルN型PLLと0.05~1.2GHzの整数分周型PLL
- 3線式シリアル・インターフェース(1.8Vのロジック・レベルに対応可能)
- REFIN周波数:250MHz
- プログラマブルなチャージ・ポンプ電流(8×)
- 最大30MHzのPFD周波数により、高速セトリングと低位相ノイズを実現
- ソフトウェア設計ツールADIsimPLLに対応
- 4×4mmのチップ・スケール・パッケージ
- 2.7~3.3Vの電源電圧、別のVpにより最大5V
ADF4251はフラクショナルN(分数分周)方式の周波数シンセサイザで、VCOおよびループ・フィルタと組み合わせて使用すれば、完全なPLL(フェーズ・ロック・ループ)になります。アナログ・デバイセズのこのソリューションにより最新式のLO(局部発振器)が実現し、ワイヤレス環境におけるRF信号のアップコンバージョンとダウンコンバージョンに利用できます。このLOは、RF部およびIF部の両方に対応します。RF部はフラクショナルN方式を、IF部は整数分周方式を採用します。ADF4251のPLLは、ローノイズのデジタルPFD(位相周波数検出器)、高精度のチャージ・ポンプ、プログラマブルなリファレンス・デバイダ、プログラマブルな整数レジスタ、およびプログラマブルなモジュラス分数インターポレータで構成されます。
GSM 1800MHzの条件で、インバンド位相ノイズ特性は-103dBc/Hzになります。これは、アナログ・デバイセズの最高性能の整数分周式PLL(ADF4106)における位相ノイズよりも約15dB向上しているほか、現在入手できる他社のフラクショナルN式PLLに比べて10dB優れています。フラクショナルN方式では高いPFDリファレンス周波数が得られるため、高速ロックタイムに対してこれまでよりも広いループ帯域が確保できます。本品の主な対象は、高い出力周波数において小さい位相ノイズ、高速セトリング、小さいチャンネル・ステップが求められる携帯端末および通信インフラです。
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ADF4251
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