ADAR3003

新規設計に推奨

送信用Kaバンド・ビームフォーマ、27GHz~31GHz、1ビーム&4素子、デュアル偏波対応

利用上の注意

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製品情報

  • RF範囲:27GHz~31GHz
  • プログラム可能なアンプ・バイアス
    • 消費電力範囲(静止時):571mW~805mW
    • ゲイン範囲:29.2GHzで20.8dB~23.3dB
    • 出力P1dB範囲:29.2GHzで13.1dBm~11.8dB
  • OP1dBでの消費電力:1.01W(公称バイアス)
  • 29.2GHz、公称バイアスでの仕様
    • DSA 0からDSAコード31までのRMSゲイン誤差:0.98dB
    • PSUコード0からPSUコード63までのRMS位相誤差:4.7°
    • 最大パス・ゲイン:22.7dB
    • OIP3:20.2dBm
    • OP1dB:12.1dBm
    • 出力PSAT:14.5dBm
    • 出力NSD:-127.8dBm/Hz
    • ノイズ指数:22.7dB
  • アイソレーション(素子間):-30.7dB未満
  • 位相調整範囲:0°~360°
  • 位相分解能:5.625
  • ゲイン調整範囲:31.5dB以上
  • ゲイン分解能:0.5dB以下
  • ユーザ設定可能なビーム状態選択用シーケンサ
  • 128個のビーム状態を予めメモリに保存可能
    • ビーム偏光あたり64個のビーム状態
  • 32個のビーム状態をFIFOメモリに保存可能
    • ビーム偏光あたり16個のビーム状態
  • 可変長SPIによる柔軟で効率的なビーム・コマンド
    • 1~16個のビームの更新、リセット、ミュート
  • 温度センサーおよびRFディテクタ用の8ビットADCを内蔵
  • 3線式または4線式SPI
  • パッケージ:5mm × 5mm128ボールWLCSP

ADAR3003は、27GHz~31GHzの範囲の信号を送信する、偏波フェーズド・アレイ用のビームフォーミング・チップです。1つのビーム入力と4つのデュアル偏波素子出力を備えています。8あるRFパスはいずれもVAP(Variable Amplitude and Phase:可変の振幅/位相)ブロックを通じて、31.5dB以上のゲイン調整範囲と360°の位相調整範囲を、0.5dB以下のゲインおよび5.625°未満の位相の分解能でそれぞれ提供します。各VAPには、デジタル・ステップ減衰器(DSA)と位相シフタ・ユニット(PSU)があります。各パスの出力には、18dBの測定範囲を持つRFパワー・ディテクタが内蔵されています。

すべてのオン・チップ制御レジスタとメモリへのアクセスは、シンプルな3線式または4線式のシリアル・ポート・インターフェイス(SPI)を介して行われます。更に、4本のアドレス・ピンにより、同じシリアル・ライン上で最大16個のデバイスをSPIで制御できます。ランダム・アクセス・メモリ(RAM)には最大128個のビーム状態(ビーム偏光あたり64個のビーム状態で構成)を保存できます。内蔵シーケンサは、RAMまたは先入れ先出し(FIFO)からビーム状態を選んで取り出し、次のステップに進めます。

ADAR3003は、5mm × 5mmの128ボール・ウェハ・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)を採用し、-40°C~+85°Cの範囲で仕様規定されています。

アプリケーション

  • モバイルKaバンド衛星通信アプリケーション
    • 航空端末
    • 地上端末
    • 海上端末

    ADAR3003
    送信用Kaバンド・ビームフォーマ、27GHz~31GHz、1ビーム&4素子、デュアル偏波対応
    ADAR3003 Functional Block Diagram ADAR3003 Chip
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