AD9981
新規設計には非推奨ディスプレイ・インターフェース、高性能、10ビット
製品情報
- 10ビットA/Dコンバータ
- 95MSPSの最大変換レート
- 95MSPSで9%以下のピークtoピークPLLクロック・ジッタ
- 自動オフセット調整
- 2:1の入力マルチプレクサ
- 専用ピンまたはシリアル・レジスタによるパワーダウン
- 4:4:4、4:2:2、DDRの出力フォーマット・モード
- 可変出力駆動強度
- 奇数 / 偶数フィールド検出
- 外部クロック入力
- 水平同期出力の再生
- ハイ・インピーダンスのプログラマブル出力制御
AD9981は全機能内蔵型10ビット、95MSPS、モノリシックのアナログ・インターフェースであり、YPbPrビデオ信号とRGBグラフィックス信号を取り込むために性能が最適化されています。95MSPSのエンコード・レート性能と200MHzのフルパワー・アナログ帯域幅によって、あらゆるHDTVビデオ・モードとXGA(85Hzで1024×768ピクセル)までのグラフィックス解像度に対応できます。
AD9981は、内部電圧リファレンスを備えた95MHzのトリプルADC(A/Dコンバータ)、PLL、プログラマブル・ゲイン、オフセット、クランプ制御回路を内蔵しています。別に用意するものは3.3Vと1.8Vの電源、そしてアナログ入力のみです。スリーステートのCMOS出力は、1.8~3.3Vの電源で動作します。
AD9981のオンチップPLLは、3レベル同期信号(YPbPrビデオの場合)または水平同期信号(RGBグラフィックスの場合)からサンプル・クロックを生成します。サンプル・クロック出力の周波数レンジは10~95MHzです。PLLのクロック・ジッタは95MSPSで9%以下のピークtoピーク値(typ)です。
PLLは、内部コースト生成機能によって同期入力が存在しない場合に出力周波数を維持します。32ステップのサンプリング・クロック位相調整が可能です。出力データ、同期、クロック位相の関係を維持します。
自動オフセット調整機能をイネーブルにすることで、信号の基準レベルを自動的に復元するとともに、3つのチャンネル間のオフセット差を自動的にキャリブレーションできます。また、コンポジット同期 / 同期オングリーンのアプリケーション向けに完全な同期信号処理も可能です。クランプ信号は内部で生成することも、CLAMP入力ピンを介して外部から供給することもできます。
AD9981は最新のCMOSプロセスで製造されており、省スペースの80ピン鉛フリーLQFP表面実装プラスチック・パッケージで提供しています。0~+70℃の温度範囲で仕様規定されています。
アプリケーション
- アドバンスドTV / 最新型テレビ
- プラズマ・ディスプレイ・パネル
- LCD TV
- HDTV
- RGBグラフィックス信号処理
- LCDモニタおよびプロジェクタ
- スキャン・コンバータ
ドキュメント
製品ハイライト 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
評価用ソフトウェア 1
AD988x Evaluation Tools Software Program
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ハードウェア・エコシステム
| 製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
|---|---|---|
| ADV7842 | 新規設計に推奨 | デュアルHDMI1.4スイッチング・レシーバ、ビデオ/グラフィックス・デジタイザおよび3Dコンボ・フィルタ・デコーダ付、12ビット、170MHZ |