AD8469

新規設計に推奨

コンパレータ、高速、レールtoレール、2.5 V~5.5 V、単電源、TTL/CMOS

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 車載アプリケーション向けの認定済
  • VCC = 2.5 V~5.5 Vでレールtoレールを完全仕様規定
  • 入力コモンモード電圧:VEE-0.2V~VCC+0.2V
  • 低グリッジのTTL/CMOS互換の出力段
  • 伝搬遅延:40ns
  • 低消費電力:1.4mW@2.5V
  • シャットダウン・ピンを装備
  • プログラマブルなヒステリシス設定
  • 電源電圧変動除去比:-50dB
  • -40°C~+125°C動作

AD8469は、アナログ・デバイセズ独自のプロセスであるXFCB2で製造された、高速のコンパレータです。このコンパレータは、非常に融通性があり、使い易くなっています。VEE − 0.2 V~VCC + 0.2 Vの入力レンジ、低ノイズ、TTLとCMOS互換の出力ドライバ、調整可能なヒステリシス制御および/またはシャットダウン入力などの特長を備えています。このコンパレータは、10 mVのオーバドライブで15 pF負荷をドライブする場合40 nsの伝播遅延を提供し、供給電流は500 µA(typ)です。

柔軟な電源方式を採用しているため、このデバイスは+2.5 V正の単電源では-0.2 V~+2.7 Vの入力信号レンジで、最大+5.5 Vまでの正電源では-0.2 V~+5.7 Vの入力信号レンジで、それぞれ動作することができます。

TTL/CMOS互換の出力段は、完全定格仕様で最大15 pFまでのドライブができる設計となっており、追加の容量が加わった場合は素直で直線的な傾向で劣化します。コンパレータの入力段は、大きな入力過駆動に対して強靭な保護機能を提供し、有効な入力信号範囲を超えても出力は位相反転しません。

A8469は8ピンMSOPパッケージを採用し、シャットダウン・ピンおよびヒステリシス制御機能を備えています。この製品は、-40°C~+125°Cの動作温度範囲にわたって仕様規定されています。


アプリケーション

  • 高速計測機器
  • クロックとデータの信号復元
  • ロジック・レベルのシフトまたは変換
  • 高速ライン・レシーバ
  • スレッショールド検出
  • ピークおよびゼロ交差検出
  • 高速トリガー回路
  • パルス幅変調器
  • 電流/電圧制御発振器

AD8469
コンパレータ、高速、レールtoレール、2.5 V~5.5 V、単電源、TTL/CMOS
AD8469 Functional Block Diagram AD8469 Pin Configuration
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