製品概要
機能と利点
- トリプル高速差動ドライバ
- 225MHzの-3dB大信号帯域幅
- 450MHzの-3dB小信号帯域幅
- 両側終端抵抗(100Ω)を備えたUTPケーブルで1.4Vp-pビデオ信号を簡単に駆動
- スルーレート:1600V/μs
- 内部固定ゲイン:2
- 内部の同相モード帰還ネットワーク
- 出力バランス誤差:-60dB@50MHz
- シンク・オン・コモン・モード回路を内蔵
- ライン・アイソレーションのための出力プルダウン機能
- 差動入出力
- 詳細はデータシートを参照してください
製品概要
AD8134は、ツイスト・ペア・ケーブル上での差動RGB信号の駆動において、ディスクリートのオペアンプに比べて優れた性能を発揮します。本デバイスは、トリプル差動入力/シングルエンド入力to差動出力の低価格ドライバです。各アンプは、ラインの終端抵抗の減衰を補うために固定ゲイン2を備えています。RGB信号専用に設計されていますが、あらゆるタイプのアナログ信号や高速データ伝送に使用できます。ごくわずかの信号劣化で、カテゴリ5(Cat-5)非シールド・ツイスト・ペア(UTP)ケーブルまたは差動プリント基板伝送線のいずれかを駆動できます。
電磁干渉(EMI)を最小限に抑えて、安定した水平/垂直映像同期信号を3個の同相チャンネルで送信できる独自の機能を内蔵しています。
外付け直列ダイオードとともに使用する時、AD8134の出力は低電圧状態に設定できるので、同じツイスト・ペア・ケーブル上で簡単に複数ドライバの差動多重化ができます。
AD8134ドライバは差動レシーバのAD8143、AD8129、AD8130と組み合わせて使用されます。
本製品はアナログ・デバイセズの次世代XFCBバイポーラ・プロセスによって製造されており、225MHzの大信号帯域幅、1600 V/µsのスルーレートを備えています。AD8134は同相電圧帰還回路を内蔵しております。この機能は出力ゲインおよび位相を一致させ、50MHzで-60dBのバランスを与え、高調波を抑制してEMI(放射電磁干渉)を最小限に抑えます。
AD8134は24ピンLFCSPを採用し、-40~+85℃の拡張工業用温度範囲で動作します。
アプリケーション- キーボード・ビデオ・マウス(KVM)ネットワーク
製品カテゴリ
製品ライフサイクル
製造中
この製品ファミリーの1つ以上の型番が生産/供給中です。新規の設計に適していますが、より新しい代替製品を提供している場合があります。
評価キット (1)
参考資料
-
Amplifiers for Video Distribution3/8/2008
-
High Speed Amplifiers Selection Table2/27/2008
サポート & ディスカッション
AD8134 Discussions
評価用ボード
表示されている価格は、1個あたりの価格です。
analog.comサイトから購入できるボードは、最大で2枚までとなります。3枚以上の購入をご希望の場合は、正規販売代理店からご購入ください。
価格は1個当たりの米ドルで、米国内における販売価格(FOB)で表示されておりますので、予算のためにのみご使用いただけます。 また、その価格は変更されることがあります。米国以外のお客様への価格は、輸送費、各国の税金、手数料、為替レートにより決定されます。価格・納期等の詳細情報については、弊社正規販売代理店または担当営業にお問い合わせください。なお、 評価用ボードおよび評価用キットの表示価格は1個構成としての価格です。