AD7237
製造中12ビットD/Aコンバータ、ダブルバッファ・バイト・ロード方式、全機能内蔵型、デュアル
製品の詳細
- 全機能内蔵のデュアル12ビットDAC、
2個の12ビットCMOS DAC、
電圧リファレンス内蔵、
出力アンプ、
リファレンス・バッファ・アンプ
- パラレル・ロード構造:AD7247
- (8+4)ビット・ロード構造:AD7237
- 単電源または両電源動作
- 低消費電力:165mW(typ:単電源時)
AD7237A / AD7247Aは、業界標準製品であるAD7237 / AD7247の性能改良バージョンです。改良点は、12~15Vの電源動作、インターフェース時間の高速化、電源電圧の変動に伴うリファレンス電圧変化の改善などです。さらに、セトリング・タイムも高速化しています。
AD7237A / AD7247Aは、出力アンプとツェナー電圧リファレンスを1つのモノリシックCMOSチップ上に搭載するフル機能のデュアル12ビット、電圧出力D/Aコンバータ(DAC)です。規定性能を完全に達成するために、外部調整を行う必要はありません。
AD7237A / AD7247Aは、マイクロプロセッサ・コンパチブルであり、高速データ・ラッチとインターフェース・ロジックを備えています。AD7247Aは、WR入力および各内蔵DACが個別に備えているチップ・セレクト入力を使用して、各DACラッチにロードされる12ビットのパラレル・データを受け入れます。AD7237Aは、ダブルバッファ・インターフェース構造と8ビット幅のデータ・バスを備えており、データは2回の書込み動作で該当する各入力ラッチにロードします。AD7237Aでは非同期のLDAC信号によって、DACラッチとアナログ出力をアップデートします。
REF OUT / REF IN機能を備えているため、リファレンス電圧としてオンチップの+5V電圧リファレンスか、外付けの電圧リファレンスを使用できます。単電源動作の場合には、0~+5Vと0~+10Vの2つの出力電圧範囲が設定可能で、両電源動作の場合にはこの2つの出力電圧範囲に加えて±5V範囲も選択可能です。出力アンプは、GND間に接続される2kΩ負荷に対して+10Vの電圧を生成できます。
AD7237A / AD7247Aは、高精度のバイポーラ回路と低消費電力のCMOSロジックを集積化する最新のミックスド・シグナル技術プロセスであるリニア・コンパチブルCMOS(LC2MOS)プロセスで製造されています。24ピン0.3インチ幅のプラスチックおよびハーメチック・デュアルインライン・パッケージ(DIP)と24ピンのスモール・アウトライン・パッケージ(SOIC)を用意しています。
ドキュメント
データシート 2
アプリケーション・ノート 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
必要なソフトウェア/ドライバが見つかりませんか?
ドライバ/ソフトウェアをリクエストツールおよびシミュレーション
Precision DAC Error Budget Tool
Precision DAC Error Budget Toolは、高精度DACシグナル・チェーンのDC精度を計算するウェブ・アプリケーションです。これは、シグナル・チェーン全体で静的誤差がどの程度累積するかを示すもので、これにより設計のトレードオフを手早く評価できます。計算には、電圧リファレンス、オペアンプ、および高精度DACが生成するDC誤差が含まれます。
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