ADG5209F

新規設計に推奨

アナログ・マルチプレクサ、デュアル4:1、−0.4 pC QINJ、故障保護

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 下は−55 V、上は+55 Vまでの過電圧保護
  • 下は−55 V、上は+55 Vまでの電源オフ時の保護
  • ソース・ピンにおける過電圧検出
  • 低チャージ・インジェクション(QINJ):-0.4 pC
  • 低オン容量:14 pF
  • すべての状況下で高ラッチアップ耐性
  • 無デジタル入力時に既知状態
  • アナログ信号範囲:VSS ~ VDD
    • 両電源動作:±5 V ~ ±22 V
    • 単電源動作:8 V ~ 44 V
    • ±15 V、±20 V、+12 V、+36 Vで完全に仕様を規定

ADG5208FとADG5209Fはそれぞれ8:1のアナログ・マルチプレクサとデュアル4:1のアナログ・マルチプレクサです。ADG5208Fは8つの入力の1つを共通の出力にスイッチし、ADG5209Fは4つの差動入力の1つを共通差動出力にスイッチします。両デバイス上のEN入力は、デバイスをイネーブルまたはディスエーブルする時に使います。各チャンネルはオンの時、両方向に等しく良好に導通し、各スイッチの入力信号範囲は電源電圧まで拡張されています。デジタル入力は動作電源範囲全体にわたって3Vロジック入力と互換性があります。 

電源が投入されていない時には、チャンネルはオフ状態を維持し、スイッチ入力はすべて高インピーダンスになります。通常の動作条件下で、いずれかのSxピンのアナログ入力信号レベルが正の故障電圧(VDD)又は負の故障電圧(VSS)をスレッショールド電圧「VT」以上超えた場合、チャンネルはターン・オフしSxピンは高インピーダンスになります。故障チャンネルが選択された場合、ドレイン・ピンは超えた方の2次電源電圧に引っ張られます。電源投入時と電源未投入時の両方で、グラウンド基準で上は+55 Vまで、下は-55 Vまでの入力信号レベルが阻止されます。 

これらのスイッチは、極めて小さい容量とチャージ・インジェクションを持つため、低グリッチと高速なセトリングを必要とするデータ・アクイジションとサンプル・アンド・ホールドのアプリケーションに最適なソリューションになります。 

製品のハイライト
  1. ソース・ピンは電源電圧以上の電圧に対して下は−55 Vまで、上は+55 Vまで保護されています。
  2. ソース・ピンは電源未投入時に−55 V ~ +55 Vの電圧に対して保護されています。
  3. トレンチ・アイソレーションによりラッチアップから保護されます。
  4. 低チャージ・インジェクションとオン容量になるように最適化されています。
  5. ADG5408F/ADG5209Fは±5 V ~ ±22 Vの両電源、又は8 V ~ 44 Vの単電源で動作します。 

アプリケーション
  • アナログ入力/出力モジュール
  • プロセス制御/分散制御システム
  • データ・アクイジション
  • 計測機器
  • 航空電子機器
  • 自動テスト装置(ATE)
  • 通信システム
  • リレーの置き換え


ADG5209F

アナログ・マルチプレクサ、デュアル4:1、−0.4 pC QINJ、故障保護

ADG5209F Functional Block Diagram ADG5209F Pin Configuration ADG5209F Pin Configuration
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ツールおよびシミュレーション

LTspice


下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:

  • ADG5209

IBISモデル 1

LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

eval board
EVAL-ADG5209F

ADG5209F Evaluation Board

機能と利点

  • Supply voltages
    Dual supply: ±5 V to ±22 V
    Single supply: 8 V to 44 V
  • Protected against overvoltage on source pins
    Signal voltages up to −55 V and +55 V
  • Parallel interface compatible with 3 V logic
  • On-board LDO regulatorfor digital supply and control, if required

製品詳細

The EVAL-ADG5209FEBZ, is the evaluation board for the ADG5209F, which features an overvoltage protected Dual 4:1 Multiplexer. The ADG5209F has overvoltage detection and protection circuitry on the source pins and is protected against signals up to −55 V and +55 V in both the powered and unpowered states.

The ADG5209F is soldered to the center of the evaluation board, and wire screw terminals are provided to connect to each of the source and drain pins. Three screw terminals are used to power the device, with a fourth terminal used to provide a user defined digital logic supply voltage, if required. Alternatively, a low dropout (LDO) regulator is provided for 5 V digital logic supply.

Full specifications on the ADG5209F are available in the product data sheet, which should be consulted in conjunction with this user guide when using the evaluation board.

EVAL-ADG5209F
ADG5209F Evaluation Board
EVAL-ADG5209FEBZ Image

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