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現代のミックスド・シグナルやデジタル回路など広範な電子回路設計分野において、アナログ回路技術の知識は「物理的ふるまいをする回路を制す」ために必須なものです。

この回路設計WEBラボでは、回路設計・回路理論などの考え方、いろいろな実験結果や私がこれまで経験したことなど、アナログ電子回路技術から始まり、硬軟おりまぜて広範な話題をお届けします。

アナログ・デジタルを問わず、またソフトウェア開発などの方も、多岐の分野のエンジニアの方々のご参考になる、そして息抜きとしてもお楽しみいただけるものと思います。

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TNJ-083: 「緊急開催!」回路設計WEBラボを理解する基本(というかそれが分かれば十分) ちょっと難しすぎるんじゃないのー?というコメントを受け

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とある日、とある社内の人から「WEBラボ、いつも見てるけど、難しすぎじゃないのー?」というお話しをもらいました。しかしWEBラボの解説は、非常に単純なことがらの「組み合わせ/積み重ね」、とても基本的な回路理論と数学と技術の複合なのです。そこで今回は、これらWEBラボの解説が、どのようなところを基本として成り立っているかをお話しさせていただきたいと思います。その点からすれば、私もその程度しか分かっていないということです(笑)。

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TNJ-082: 窓関数という傍流の裏方こそ深い趣きがある(後編) 窓関数補正値を離散信号で考えるとつじつまが合わないぞ!

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前回と今回は、窓関数のノイズ等価帯域幅補正係数の算出方法について検討しています。その今回は離散信号で考えてみます。しかしこれが離散信号だと、つじつまが合わない状態に陥り、技術ノートの体を成す(たいをなす)まで、かなり難儀してしまいました(汗)。これは窓関数を'symmetric'としてか'periodic'として扱うかの違いなのですが、一般的なFFT計算であれば、無視できる誤差になります。そのため、多くのケースで見過ごされてきたのではないかと思います。私も大変良い勉強になりました…。また出だしはどうでもいい「測定器などの修理ネタ」です(笑)。

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TNJ-081: 窓関数という傍流の裏方こそ深い趣きがある(前編)窓関数を用いたFFT結果の「窓関数補正係数」はどう求めるか

源信号の位相が変わっても、同じ減衰補正係数が使えるかを確認する LTspice シミュレーション

今回と次回は、窓関数を用いたFFTにおけるふたつの補正係数(窓関数減衰補正係数とノイズ等価帯域幅補正係数)の算出方法について検討します。この補正係数はネットを探しても、数値自体や、補正係数算出手順の詳しい説明をあまりみることはありません。しかしこのような傍流のネタこそ、それこそ窓関数という裏方のトピックこそ、『趣き』があるもんだなぁと深く感心するものでありました(FFTの考え方の理解を見直す機会にもなりました)。また出だしはなんと「枕草子」です…。

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石井 聡

1963年千葉県生まれ。1985年第1級無線技術士合格。1986年東京農工大学電気工学科卒業、同年電子機器メーカ入社、長く電子回路設計業務に従事。1994年技術士(電気・電子部門)合格。2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了。博士(工学)。
2009年アナログ・デバイセズ株式会社入社、現在に至る。
2018年中小企業診断士登録。

デジタル回路(FPGAやASIC)からアナログ、高周波回路まで多岐の電子回路の設計開発を経験。また、外部団体主催セミナーの講師を多数務める。 

<著作>

  • LTspiceで動作を見ながらOPアンプ回路を理解する ―基本的な活用から実用に必須な理論まで―
  • ハイ・スピード・アナログ回路設計 理論と実際
  • ハイ・パフォーマンス・アナログ回路設計 理論と実際
  • アナログ・センスで正しい電子回路計測
  • 無線通信とディジタル変復調技術 (RFデザイン・シリーズ)
  • 電子回路設計のための電気/無線数学―回路計算の基礎からマクスウェルの方程式まで (RFデザイン・シリーズ)
  • 合点!電子回路超入門 (エレ基礎シリーズ)
  • 今すぐ使えるパソコン計測USBマイコン基板 (トライアルシリーズ) 共著
  • 企業内コンサルタントになるための電気電子資格試験キャリアガイド―資格試験で自己実現!! 共著
  • 技術士試験一発合格のきめて 共著
  • 6日でマスター!電子回路の基本66

<DVD>

  • 講習会DVD「新人でもわかる!基礎からの実用電子回路入門」

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石井 聡