weblab_top_image-4

現代のミックスド・シグナルやデジタル回路など広範な電子回路設計分野において、アナログ回路技術の知識は「物理的ふるまいをする回路を制す」ために必須なものです。

この回路設計WEBラボでは、回路設計・回路理論などの考え方、いろいろな実験結果や私がこれまで経験したことなど、アナログ電子回路技術から始まり、硬軟おりまぜて広範な話題をお届けします。

アナログ・デジタルを問わず、またソフトウェア開発などの方も、多岐の分野のエンジニアの方々のご参考になる、そして息抜きとしてもお楽しみいただけるものと思います。

石井 聡について
公開中のすべてのコンテンツ

最新の技術ノート

TNJ-067:
進み位相補償の限界とその理由(前編)
あわせて…広島に行って驚いたこと

(9月7日公開)

進み位相補償はOPアンプ増幅回路の安定性を高める方法として、よく用いられるものではないでしょうか。私も初級から卒業するころ、「どんな条件でも進み位相補償が効くはずだ」と思いつつ実際にOPアンプで実験すると、自分の想いと回路の動きが異なっていた経験があります。

今回と次回はその限界と理由について考察してみたいと思います。なおその今回は、「広島に行って驚いたこと」という、本題とは全く無関係な私的物語からスタートしています…。

 

TNJ-066:
EXCELを使って誤差補正多項式を自動算出する
製造現場で高次多項式による補正係数を計算して製品に組み込む

(8月3日公開)

今回はだいぶ違う切り口で、「Excel使い」に挑戦(?)してみたいと思います。目的は、製造現場で製品(機器)ごとのばらつき誤差を得てから、高次数補正関数(誤差補正多項式)を計算し、その係数を当該製品(機器)に書き込むことで、その製品の動作を補正する(精度を向上させる)というものです。

この技術ノートでは「Excel使ってどうやって誤差補正多項式を算出するか」という「やり方」をご紹介します。数学チックな理論ネタではございません…。しかしExcel恐るべし!です…。

 

TNJ-065:
フォトダイオード・アンプ(電流電圧変換)の周波数特性を考える(後編)
周波数特性の改善方法を考える

(7月6日公開)

前回はフォトダイオード・アンプの周波数特性を決める支配的要因がフォトダイオード自体の接合容量だと説明し、帰還抵抗とで形成される時定数により、ループ・ゲインが-12dB/Octで低下を始め、より高速なOPアンプに変えても、思ったように周波数特性が伸びないことを説明しました。

今回はもう少しこのようすを見ていき、周波数特性の改善方法を考えていきます。併せて「フェルミ推定」などというものをご紹介し、私が普段感じている「マーフィーの法則」との確率論的推論?も「酔」ネタとして触れてみます。

石井 聡

1963年千葉県生まれ。1985年第1級無線技術士合格。1986年東京農工大学電気工学科卒業、同年電子機器メーカ入社、長く電子回路設計業務に従事。1994年技術士(電気・電子部門)合格。2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了。博士(工学)。
2009年アナログ・デバイセズ株式会社入社、現在に至る。
2018年中小企業診断士登録。

デジタル回路(FPGAやASIC)からアナログ、高周波回路まで多岐の電子回路の設計開発を経験。また、外部団体主催セミナーの講師を多数務める。 

 Satoru_Ishii
 
<著作>
  • ハイ・スピード・アナログ回路設計 理論と実際
  • ハイ・パフォーマンス・アナログ回路設計 理論と実際
  • アナログ・センスで正しい電子回路計測
  • 無線通信とディジタル変復調技術 (RFデザイン・シリーズ)
  • 電子回路設計のための電気/無線数学―回路計算の基礎からマクスウェルの方程式まで (RFデザイン・シリーズ)
  • 合点!電子回路超入門 (エレ基礎シリーズ)
  • 今すぐ使えるパソコン計測USBマイコン基板 (トライアルシリーズ) 共著
  • 企業内コンサルタントになるための電気電子資格試験キャリアガイド―資格試験で自己実現!! 共著
  • 技術士試験一発合格のきめて 共著
  • 6日でマスター!電子回路の基本66



<DVD>
  • 講習会DVD「新人でもわかる!基礎からの実用電子回路入門」

書籍の購入はこちら(amazonサイト)