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現代のミックスド・シグナルやデジタル回路など広範な電子回路設計分野において、アナログ回路技術の知識は「物理的ふるまいをする回路を制す」ために必須なものです。

この回路設計WEBラボでは、回路設計・回路理論などの考え方、いろいろな実験結果や私がこれまで経験したことなど、アナログ電子回路技術から始まり、硬軟おりまぜて広範な話題をお届けします。

アナログ・デジタルを問わず、またソフトウェア開発などの方も、多岐の分野のエンジニアの方々のご参考になる、そして息抜きとしてもお楽しみいただけるものと思います。

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最新の技術ノート

2021年4月のコンテンツ
TNJ-074 : たまには手を動かして DDS AD9913 の動作実験をしてみよう(後編)
DDS の動作と機能は奥深い(分数発生もできるのね!)

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前回(前編)は、DDS AD9913の基本動作とスペクトルを確認しました。最後にDDSで生じた「Phase Truncation(位相打ち切り)」を原因とする奇妙なスプリアスをみてみました。今回(後編)はこのPhase Truncationのようすをより詳しく調べてみたいと思います。またピッタリ周波数を発生させるための、Programmable ModulusというAD9913の便利な機能をご説明し、その動きを実際に観測してみたいと思います。AD9913、そしてDDSは良くできているなぁと感心する実験結果でした。

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2021年3月のコンテンツ
TNJ-073 : たまには手を動かしてDDS AD9913 の動作実験をしてみよう(前編)
DDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)の基礎と信号発生

相当前に製作した AD9913 を使用したクロック発生器

このところ回路設計Webラボでは、「LTI(Linear Time Invariant; 時不変)システム」という視点からすれば、同じネタでありました…。そこで今回と次回は実際に手を動かして、ミックスド・シグナルICであるDDS(Direct Digital Synthesizer)AD9913の動作実験をしてみます。今回(前編)はその基本動作を観測してみます。「コイツは理論ネタばっかりだな(はんだごて握れないんじゃないの?)」という嫌疑を払拭する(?)記事なのでありました…。

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2021年2月のコンテンツ
TNJ-072 : 高性能LPFであるFDNR型フィルタの仕組みをお勉強してみる(後編)
クリスマス・ソングから気づく経営戦略論とFDNR型フィルタ

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FDNRフィルタの3回シリーズの最終回です。FDNRフィルタは多数のOPアンプを使用することで、Q値の高いLPFを作ることができます。今回はまず実回路の動作が低域と高域でFDNR特性から外れて(特性変化して)しまう理由を考え、FDNRフィルタの強みがどこにあるかを考察していきます。そしてGIC回路の考案者も調べてみました!そしてまた今回も「『赤鼻のトナカイ』に気づくクロスSWOT実践」というヨタ話し付きです。

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石井 聡


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1963年千葉県生まれ。1985年第1級無線技術士合格。1986年東京農工大学電気工学科卒業、同年電子機器メーカ入社、長く電子回路設計業務に従事。1994年技術士(電気・電子部門)合格。2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了。博士(工学)。
2009年アナログ・デバイセズ株式会社入社、現在に至る。
2018年中小企業診断士登録。

デジタル回路(FPGAやASIC)からアナログ、高周波回路まで多岐の電子回路の設計開発を経験。また、外部団体主催セミナーの講師を多数務める。 

<著作>

  • ハイ・スピード・アナログ回路設計 理論と実際
  • ハイ・パフォーマンス・アナログ回路設計 理論と実際
  • アナログ・センスで正しい電子回路計測
  • 無線通信とディジタル変復調技術 (RFデザイン・シリーズ)
  • 電子回路設計のための電気/無線数学―回路計算の基礎からマクスウェルの方程式まで (RFデザイン・シリーズ)
  • 合点!電子回路超入門 (エレ基礎シリーズ)
  • 今すぐ使えるパソコン計測USBマイコン基板 (トライアルシリーズ) 共著
  • 企業内コンサルタントになるための電気電子資格試験キャリアガイド―資格試験で自己実現!! 共著
  • 技術士試験一発合格のきめて 共著
  • 6日でマスター!電子回路の基本66

<DVD>

  • 講習会DVD「新人でもわかる!基礎からの実用電子回路入門」

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