MAX9939

製造中

入力VOSトリムおよび出力オペアンプを備えた、SPI設定可能なゲインアンプ(PGA)

広い範囲のアプリケーションに適した、SPIインタフェースを備えたプログラマブルゲインアンプ

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製品情報

  • SPIで設定可能なゲイン:0.2V/V~157V/V
  • 非常に低い利得温度係数
  • R/C設定のアクティブフィルタ用のアンプ内蔵
  • 入力オフセット電圧補償
  • ±16Vまで入力保護
  • 13µAのソフトウェアシャットダウンモード
  • 動作温度範囲:-40℃~+125℃
  • 10ピンµMAXパッケージ

MAX9939は、汎用の差動入力プログラマブルゲインアンプ(PGA)で、モータ電流検出、医療機器、および超音波データ収集アプリケーションに見られる多様な広いダイナミックレンジの信号を調整するのに最適です。この製品は、SPIで設定可能な0.2V/V~157V/Vの差動利得、入力オフセット電圧補償、および高次アクティブフィルタまたは差動出力の供給用として設定可能な出力アンプを特長としています。

このPGAは、高い信号帯域用に最適化されており、利得は0.2V/V、1V/V、10V/V、20V/V、30V/V、40V/V、60V/V、80V/V、119V/V、および157V/Vに設定可能です。高精度の抵抗マッチングが非常に低い利得温度係数と高いCMRRを提供します。MAX9939は2.9V~5.5VのVCC単一電源で動作しますが、入力レベルシフトアンプ段を使用するため、グランドを上回る信号も下回る信号も両方を処理することができます。さらに、入力は±16Vまで保護されているため、フォルト状態や信号の振切れに耐えることができます。

この出力アンプは、広帯域および低バイアス電流用に設計されているため、Sallen-Keyアーキテクチャよりはるかに高いQと阻止帯域減衰を提供するマルチフィードバックアクティブフィルタトポロジでの使用に最適です。

MAX9939の自己消費電流は、5Vで3.4mAで、ソフトウェア設定可能なシャットダウンモードによって消費電流をわずか13µAに低減します。MAX9939は、10ピンµMAX®パッケージで提供され、-40℃~+125℃の自動車用温度範囲で動作します。

アプリケーション

  • アンプリフィケーション
  • 差動からシングルエンドへの変換
  • 差動入力、差動出力信号
  • 医療用信号調整
  • センサインタフェースおよび信号処理
  • センサレスモータ制御
  • ソナーおよび汎用データ収集

MAX9939
入力VOSトリムおよび出力オペアンプを備えた、SPI設定可能なゲインアンプ(PGA)
MAX9939:ファンクションダイアグラム
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評価用キット

MAX9939EVKIT

MAX9939の評価キット

機能と利点

  • USBポートから直接駆動
  • 実装済みマイクロコントローラによるSPIコマンド生成
  • 使いやすいメニュー方式のソフトウェア
  • 表面実装部品
  • 鉛(Pb)フリーおよびRoHS準拠
  • 完全実装および試験済み

製品詳細

MAX9939の評価キット(EVキット)は、SPI™設定可能なゲインアンプ(PGA) MAX9939を評価するための完全実装および試験済み表面実装PCBです。その内蔵オペアンプは、デフォルトでマルチフィードバックアクティブフィルタとして設定されていますが、MAX9939を差動入力、差動出力プログラマブルゲインアンプとしての動作に再設定することもできます。このEVキットは、マイクロコントローラを搭載しており、USBポートを通じてPCからのコマンドを受け取ります。このEVキットは、USBバスから直接、または2.9V~5.5Vの単一電源電圧から駆動することができます。

また、このEVキットには、Windows® 2000/XP、およびWindows Vista®対応ソフトウェアも含まれており、MAX9939の機能を実行するシンプルなユーザインタフェースを提供します。プログラムは、メニュー方式で、制御ボタンとステータス表示を完備したグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を提供しています。このGUIは、MAX9939 ICの0.2V/V~157V/Vのプログラマブルゲイン、および入力オフセット電圧補償機能を検証します。

アプリケーション

  • アンプリフィケーション
  • 差動からシングルエンドへの変換
  • 差動入力、差動出力信号
  • 医療用信号調整
  • センサインタフェースおよび信号処理
  • センサレスモータ制御
  • ソナーおよび汎用データ収集

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