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小型で、超高速スイッチング周波数を実現する昇降圧レギュレータ「ADP2503」「ADP2504」を発表

携帯民生用機器、医療用、産業用アプリケーション向けに、シームレスなスイッチング・モード切り替えと優れた効率を提供
ADP2503/4

東京 (2008年09月01日) -

アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、業界で初めて最高速度2.5MHzのスイッチング周波数をサポートする超小型の昇降圧レギュレータ「ADP2503」「ADP2504」を発表しました。ADP2503とADP2504昇降圧レギュレータは、携帯電子機器において、バッテリ電圧より高い電圧と低い電圧のどちらもレギュレーションするように設計されています。さらに、シームレスなモード切り替えを可能にする特許出願中のアーキテクチャを組み込んでいます。設計者は、この新しいレギュレータが実現する超高速のスイッチング速度により、他のソリューションの半分のサイズで低コストの積層インダクタを使用できるようになります。外付け部品点数も全部でわずか3個で構成でき、プリント基板全体の面積は13mm2以下、高さも1mm以下と縮小されるので、スペースに制約のあるワイヤレス端末機、デジタル・スチル・カメラ、携帯オーディオ・プレーヤ、USB駆動の民生用機器や産業用機器などのアプリケーションに最適なソリューションです。

独自の昇降圧アーキテクチャにより優れた切り替え性能と高効率を実現
ADP2503とADP2504レギュレータは、ADI独自の新しい電流モード昇降圧アーキテクチャに基づいて設計されているため、入力変動や負荷変動におけるグリッチのないモード切り替えと卓越した過渡性能を実現します。この出力安定性の高さは、出力電圧変動に対して厳しいスペックを要求しているアナログおよびデジタル回路を駆動する上で、非常に重要です。また、これらのデバイスは、パワーセーブモードで38μAという業界でも最も低い無負荷時静止電流(Iq)レベルが特長で、これにより、携帯電子機器におけるスタンバイ時間の延長や追加の機能を搭載することが可能になります。独自のHブリッジ昇降圧アーキテクチャが、スイッチング損失を低減するため、従来のカスケード型昇降圧アーキテクチャに比べ10%以上もの効率改善を実現します。

ADP2503とADP2504は、2.3Vから5.5Vの入力電圧範囲で動作し、単一のLiイオン電池、Liイオン・ポリマー電池や複数のアルカリ電池/NiMH電池アプリケーションの要求仕様に適合します。固定出力電圧範囲は2.8Vから5Vです。

アナログ・デバイセズ社 ポータブル・パワー製品担当マーケティング・ディレクター、アルカディオ・レオン(Arcadio Leon)は次のように述べています。「リチウム電池駆動機器の多くは、RF、オーディオやモータ・アプリケーション用に、2.8Vから3.6Vという範囲の電圧レールを必要とします。ADP2503とADP2504は、基板面積や効率が重要となるアプリケーションで電圧を供給するのに理想的なレギュレータです」

供給と価格について
ADP2503およびADP2504は現在サンプル出荷中で、10ピン3mm × 3mm薄型LFCSPパッケージで供給しています。単価は、1,000個受注時で1.40ドルです(米国における参考価格)。ADIのスイッチン・グ・レギュレータ製品の詳細情報については、こちらのウェブサイトをご覧下さい。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ-:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com/jp