製品概要
製品概要
評価用キットEVAL-LT7171-1-AZには、LT®7171-1を搭載した2.9V~16Vの入力範囲を持つ2相モノリシックDC/DC同期降圧レギュレータが2つ搭載されています。出力は最大40Aの連続負荷電流を供給できます。LT7171-1には、EMIを最小限に抑え、PCBレイアウトの感度を低減するために、Silent Switcher®構造が組み込まれています。また、デジタル電源システム管理機能も統合されており、PMBus/I2C準拠のシリアル・インターフェースによるプログラミングとテレメトリが可能になります。詳細については、LT7171-1のデータシートを参照してください。
EVAL-LT7171-1-AZ評価用ボードは、スイッチング周波数が1MHzに設定された1.0V出力用に設計されています。最小オン時間が25ns(代表値)のオン時間制御式谷電流モード制御が、低出力電圧時の高スイッチング周波数動作を可能にし、優れた過渡応答を実現すると共に、全体的なソリューション・サイズを小さく抑えます。EVAL-LT7171-1-AZはデフォルト設定で電源投入され、シリアル・バス通信を必要とせずにNVM構成に基づいて電力を生成します。これにより、DC/DCコンバータを簡単に評価できます。この部品の電力システム管理機能を十分に調査するには、GUIソフトウェアLTpowerPlay®をPCにダウンロードし、アナログ・デバイセズのI2C/SMBus/PMBusドングルDC1613Aを使用してボードに接続します。LTpowerPlayを使用すると、ユーザは部品をオンザフライで再構成し、その構成をNVMに保存し、電圧、電流、温度、障害ステータスのテレメトリを表示できます。NVMは3回までプログラムできます。
EVAL-LT7171-1-AZは、評価用の接続が2ヵ所あり、最大4つのLT7171-1 ICを並列動作させることが可能です。詳細な並列構成については、LT7171-1のデータシートを参照してください。
GUIのダウンロード
このソフトウェアはLTpowerPlayからダウンロードできます。
LT7171-1のデータシートには、部品、動作、および用途の詳細が記載されています。EVAL-LT7171-1-AZのこのデモ・マニュアルと併せて、LT7171-1のデータシートも参照してください。
LTpowerPlayの詳細と手順については、LT7171-1クイック・スタート・ガイドでLTpowerPlay GUIを参照してください。