製品概要

機能と利点

  • ADL5309用のフル機能評価用ボード
  • 外部の電気的入力またはオンボード・フォトダイオードによる光入力をサポート
  • オンチップまたは外部のフォトダイオード・バイアス
  • VOUT1、VOUT2、およびデジタル温度計をADC制御

製品概要

ADL5309-EVALZ評価用ボードでは、ADL5309対数コンバータICを評価できます。

ADL5309はデュアル・モノリシック対数トランスインピーダンス・アンプで構成されており、これらのアンプは、光ファイバ・システムにおける低周波数および広ダイナミック・レンジの信号電力測定用として最適化されています。このデバイスは、INPピンの入力電流と内部生成されたリファレンス電流との比の対数に比例する、温度補償された高精度の出力電圧を生成します。

対数スロープとインターセプトはどちらも、公称値(それぞれ200mV/ディケードおよび10pA)となるよう出荷時に調整されます。どちらもI2Cインターフェースを介して調整できます。

デジタル形式のOUT1出力とOUT2出力は、デジタル温度計の併用により、I2Cインターフェースを介して利用できます。I2Cインターフェースを介して制御される14ビット逐次比較レジスタ(SAR)A/Dコンバータ(ADC)は、OUT1チャンネル出力、OUT2チャンネル出力、およびデジタル温度計出力をサンプリングします。

ADL5309の完全な仕様は、アナログ・デバイセズから入手できるADL5309のデータシートに記載されています。ADL5309-EVALZ評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADL5309のデータシートを参照してください。

はじめに

  • DC電源(5V、100mA)
  • 高精度ソース・メジャー・ユニット(Keithleyモデル236、Keithleyモデル238など)
  • 3軸ケーブル(× 2)
  • Triax-BNC変換アダプタ(× 2)(Triaxの中心をBNCの中心に、TriaxのシールドをBNCのシールドに、Triaxのインナー・ガードをBNCのシールドに接続するか、接続せず開放しておくことが可能)
  • BNC-SMA変換アダプタ(× 2)
  • デジタル・マルチメータ(× 2)
  • オシロスコープ
  • DC2026C(Linduino One)ボード(ADL5309の内部レジスタを調整する場合のみ必要。工場出荷時のデフォルト設定でADL5309を評価する際は必要ありません)