製品概要
機能と利点
- ±128Aのソースとシンク電流
- 高出力アプリケーション向けに並列動作対応
製品概要
DC3195A-B評価用ボードには、LTM®4652 μModule®(マイクロモジュール)レギュレータが搭載されています。これは、双方向±128Aの負荷電流を供給可能なクワッド多相シングル–5V出力として構成されています。入力電圧範囲は4.5V~13Vです。この反転出力評価用ボードの場合、最大のVIN + |VOUT|が18Vを超えてはなりません。特定のVIN、VOUT、周波数および熱条件ではディレーティングが必要です。
DC3195A-B評価用ボードは、出力負荷電流をソースまたはシンクするように設定できます。図2および図3は、それぞれの条件に対応するハードウェア・テスト用セットアップの図を示しています。この評価用ボードは、9VINと–5VOUTの動作条件下で、780kHzのデフォルト周波数を使用する想定で最適化されています。LTM4652の電流モード・アーキテクチャは、ピーク電流モード制御です。この評価用ボードは、デフォルトでは連続電流モード(CCM)で動作しますが、軽負荷時の効率を最適化するためにパルススキッピング・モード(PSM)に変更することもできます。
LTM4652は熱強化型144ピン(16mm × 16mm × 4.92mm)BGAパッケージを採用しています。オンボード回路を通じて、温度検出オプションを利用できます。
LTM4652は、ヒートシンク機能として使用できるように、電気的な接続のない露出した金属を上面に採用しています。
LTM4652の反転構成は、非反転構成の場合と比べて最大電流制限が異なります(詳細については、DN1021 を参照してください)。LTM4652 のデータシートには、このデバイスの詳細説明が記載されています。DC3195A-B評価用ボードを使用する前、またはハードウェアの変更を行う前に、このデータシートと本ユーザ・ガイドを必ず参照してください。
対象となる製品
関連資料
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DC3195A-B - Schematic2024/10/22PDF592 K
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DC3195A-B - Design Files2024/10/22ZIP4 M