製品概要

機能と利点

  • SSM3582高効率クラスDアンプ2個
    • 入力:4モノ(または2ステレオ)チャンネル、音源:
      • A2B経由で接続されたSHARC® オーディオ・モジュール(または別のA2Bソース)
      • 12ピン・ヘッダに接続されたTDM I2Sソース
    • 出力:それぞれ15Wのアンプ・スピーカ・チャンネル4個またはそれぞれ50Wの「ブリッジ」アンプ・チャンネル2個。各SSM3582の仕様は次のとおりです。
      • 2× 14.67W出力、4Ω負荷への12V電源、<1% THD + N
      • 1× 49.69W出力、2Ω負荷への16V電源、<1% THD + N
    • 2.1オーディオ構成をサポートするため、クラスDアンプ・ブリッジ・モードを使用可能
  • AD2428W低遅延A2Bオーディオ・バス・トランシーバー
    • ツイスト・ワイヤ・ペア・ケーブル(内蔵)経由でSHARCオーディオ・モジュール(または別のA2Bソース)に接続
    • I/Oピンに接続された2個のプッシュボタン(任意のA2Bノードにより検出可能)
    • LEDに接続された2個のGPIOピン(任意のシステムA2Bノードにより駆動可能)
  • 7.1および他のスピーカ構成をサポートするため、A2B経由で直列接続して8個のアンプ出力チャンネルを提供可能
  • A2B経由で接続された追加のモジュールまたはSHARCオーディオ・モジュール拡張ポートに直接接続されたフィンを使用して更に拡張可能 
  • SHARCオーディオ・モジュール・ベア・メタル・オーディオ・フレームワークおよびSigmaStudio® A2Bソフトウェアパッケージに完全統合されたA2Bソフトウェアおよびドライバ

製品概要

A2BクラスDアンプ・モジュールは、アナログ・デバイセズの低遅延A2Bオーディオ・バス技術を活用しており、システム内の接続されたA2BノードからのA2Bバス経由でオーディオを受け入れるAD2428W A2Bトランシーバー(A2Bスレーブとして機能)を特徴としています。ADZS-AUDIOA2BAMPモジュールは、受け取ったA2Bデータを、高効率なデジタル入力ステレオSSM3582クラスDオーディオ・アンプのペアに移します。オーディオはアンプにデジタル転送され、デジタル環境における信号破損の可能性を最小限に抑えます。詳細については、 SSM3582 のデータシートを参照してください。

A2BクラスDアンプ・モジュールはA2Bスレーブ・ノードであるため、SHARC®オーディオ・モジュールや A2Bマスタ評価ボードなど、マスタ・ノードを搭載したA2Bシステムに組み込む必要があります。 A2BクラスDアンプ・モジュールは、付属のA2Bツイスト・ワイヤ・ペア・ケーブルを使用して接続します。

推奨システム動作環境

A2BクラスDアンプ・モジュールには、SHARC オーディオ・モジュールA2Bマスタ評価ボードなどのA2Bマスタ・ノードが必要です。

ソフトウェア

ソフトウェア開発ツール

A2Bネットワーク設計ツールおよび組み込みソフトウェア・スタックを使用することで、オーディオ・ネットワーク設計者はA2Bネットワークを視覚的に設計できると共に、組み込みプラットフォームに展開できます。

CCESは、アナログ・デバイセズのBlackfin®、SHARC®、Arm®の各プロセッサ・ファミリ向けに用意された、世界トップクラスの統合開発環境(IDE)です。

ハードウェア (2)

開発 プラットフォーム