製品概要

機能と利点

  • AD9375 DPD および SKY66297-11 PA を使用したJESD204Bからアンテナまでの完全な回路
  • 2x2 LTE20、1アンテナあたり 250mW の出力電力、バンド7 FDD
  • トランシーバー、2個のPA、2個のLNA、デュプレックス・フィルタ、DCパワー・ソリューションを装備
  • 消費電力:約10 W
  • 1 個の12V 電源で駆動
  • 評価用キットはベースバンド・サブシステムに接続

製品概要

ADRV-DPD1/PCBZは、1パスあたり24dBmの2 mm×2 MIMO(Multiple Input Multiple Output)無線ボードで、デジタル・プリディストーション(DPD)を搭載した高集積の無線周波数(RF)トランシーバーAD9375を使用しています。この無線ボードは、デュアル・コネクタ・インターポーザ・ボードと共に使用するように設計されており、このインターポーザ・ボードは、Linux®バリアントを実行するデュアル・コアARM Cortex®-A9プロセッサを組み込んだXilinxのZynq™-7000 FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)に対応する、EVAL-TPG-ZYNQ3またはXilinx®やAvnetの評価用ボードとインターフェースします。

AD9375のスモール・セル評価用ソフトウェア(SCES)である、AD9375スモール・セル無線リファレンス設計の評価用ソフトウェアGUIにより、ADRV-DPD1/PCBZボードの設定および制御が可能です。なお、Mykonosトランシーバー評価用ソフトウェア(MTES)およびDPD GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)ソフトウェアは、ADRV-DPD1/PCBZと互換性がありません。

AD9375の全仕様については、アナログ・デバイセズのAD9375データシートを参照してください。評価用ボードを使用する際は、そのユーザ・ガイドを併せて参照してください。

はじめに

使用方法を記載した評価用システム・ユーザー・ガイドをここからダウンロードしてご利用いただけます。評価用キットは、評価用およびラピッド・プロトタイピング用として複数のソフトウェア・ドライバ のほか、シミュレーションとフィルタ設計を支援する設計ツール・オプションを提供します。以下の「技術文書」セクションにあるビデオでは、当社のアプリケーション・エンジニアが設定手順をご紹介していますのでご覧ください。

ソフトウェア

評価用ソフトウェア

ADRV9001 Transceiver Evaluation Software (TES) and Software Development Kit (SDK)
The ADRV9001 TES & SDK package supports end-users through the evaluation, prototyping and production phases of an ADRV9001-series transceiver development. This software package offers the lowest level of product control for demanding radio applications and is regularly updated to deliver the latest set of product capabilities. The ADRV9001 TES & SDK operates seamlessly with the EVAL-ADRV9002 evaluation system and are essential tools in developing the application-level software to configure and control the ADRV9001-series transceivers. TES additionally offers a demonstration mode that allows customers to virtually experience what the ADRV9001 series transceivers can offer.

設計ツール

SDR集積化トランシーバの設計リソース
このサイトには、SDR集積化トランシーバのデバイスに関連した文書のパッケージ(ユーザー・ガイド、IBISモデル、PCBファイルを含む)があります。

ハードウェア (1)

開発 プラットフォーム