ADL5511

新規設計に推奨

エンベロープ&TruPwr™RMS検出器、DC~6GHz

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品情報

  • 入力電圧に比例した出力のエンベロープ・トラッキングRF検出器
  • 独立したTruPwr-rms出力
  • バランおよび外部チューニング回路は不要
  • 優れた温度安定性
  • 入力パワーのダイナミック・レンジ:47dB
  • 入力周波数範囲:DC~6GHz
  • エンベロープ帯域幅:130MHz
  • エンベロープ遅延:2ns
  • 単電源動作:4.75V~5.25V
  • 電源電流:21.5mA
  • パワーダウン・モード:130μW

ADL5511は、RFのエンベロープとTruPwr™RMS値の検出器です。エンベロープの出力電圧は、入力信号のエンベロープに比例する電圧として提示されます。RMS出力電圧は、入力信号のピーク値と平均値の比とは無関係な値です。

RMS出力は、900MHzで1.9V/Vrmsの変換ゲインを持った、直線的なV/V電圧です。エンベロープ出力は900MHzで1.46V/Vの変換ゲインを持っており、内部の1.1Vリファレンス電圧(EREFピン上に出力される)を基準としています。

ADL5511は、最大130MHzまでのエンベロープ帯域幅を持った、DC~6GHzの信号で動作することができます。

抽出されたエンベロープ値はRF信号のパワー・アンプ(PA)の直線化と効率改善に使うことができ、rms値の出力はrmsパワーの測定値として使うことができます。高いrms精度と高速なエンベロープの応答性は、CDMA2000、W-CDMAおよびLTEのシステムで使われているような広帯域、高ピーク対平均比信号のエンベロープ検出とパワー計測に特に有用です。

ADL5511は-40℃~+85℃で動作し、16ピン3mm×3mmのLFCSPパッケージを採用しています。

アプリケーション

  • W-CDMA、CDMA2000、LTEおよびその他の複合波形のRMSパワーとエンベロープの検出
  • パワー・アンプの直線化をベースとするドレイン・モジュレーション
  • エンベロープ・トラッキング手法を採用したパワー・アンプの直線化

ADL5511
エンベロープ&TruPwr™RMS検出器、DC~6GHz
ADL5511 Functional Block Diagram ADL5511 Pin Configuration
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評価用キット

EVAL-ADL5511

ADL5511 Evaluation Board

製品詳細

ADL5511-EVALZ is a fully populated, 4-layer, FR4-based evaluation board. For normal operation, it requires a 5 V/100 mA power supply. The 5 V power supply should be connected to the clip leads labeled VPOS and GND. The RF input signals are applied to an edge-mounted SMA type RF connector (RFIN). The envelope output signal is accessible via the SMA connector labeled VENV. The RMS output and envelope reference signals are accessible on the clip leads labeled VRMA and EREF. To access the RMS output and envelope reference output via SMA cables, SMA connectors can be soldered on to the pads labeled VRMS1 and EREF1.

EVAL-ADL5511
ADL5511 Evaluation Board

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