ADG1412

製造中

1.5Ωオン抵抗、±15 V/+12 V/±5V、 iCMOS®、クワッドSPSTスイッチ

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製品情報

  • 1.5Ωオン抵抗
  • 0.3Ωオン抵抗平坦性
  • 0.1Ωチャンネル間のオン抵抗マッチ
  • チャンネルごとの連続電流
    • LFCSP:250mA
    • TSSOP:190mA
  • +12V、±15V、±5V電源で仕様規定されている
  • VL電源は不要
  • 3Vロジック互換入力
  • レールtoレール動作
  • 16ピンTSSOPおよび16ピン、4mm × 4mm LFCSP
  • AEC-Q100、オートモーティブ・アプリケーション向けの性能を評価済み

ADG1411/ADG1412/ADG1413は、iCMOS®プロセスで設計された、個別に選択可能な4個のスイッチを備えた、モノリシック相補型金属酸化膜半導体(CMOS)デバイスです。iCMOS(産業用CMOS)とは、高電圧CMOSとバイポーラ技術を組み合わせた、モジュール方式の製造プロセスです。従来世代の高電圧デバイスでは達成し得なかったフットプリントでの33V動作を実現する、様々な高性能アナログICの開発を可能にします。従来のCMOSプロセスを使用するアナログICとは違い、iCMOSコンポーネントは高い電源電圧にも耐えられるほか、性能向上、消費電力の大幅削減、パッケージ・サイズの削減も実現します。

オン抵抗のプロファイルは、アナログ入力の範囲全体にわたって極めて平坦であり、信号の切替え時に優れた直線性と低歪みを維持します。

iCMOS構造により消費電力が極めて少ないため、携帯型の計装機器やバッテリ駆動の計装機器に最適なデバイスとなっています。

ADG1411/ADG1412/ADG1413は、独立した単極単投(SPST)スイッチ4個を備えています。ADG1411とADG1412の唯一の違いは、デジタル・コントロール・ロジックが反転されているという点です。ADG1411スイッチは、対応する制御入力がロジック0になるとオンになります。ADG1412スイッチは、ロジック1入力でオンになります。ADG1413には、ADG1411と同様のデジタル・コントロール・ロジックを備えたスイッチが2つあり、他の2つのスイッチではロジックが反転されています。各スイッチは、オン時に双方向に等しく良好に導通し、電源電圧までの入力信号範囲に対応しています。オフ状態では、電源電圧までの信号レベルがブロックされます。

ADG1413は、ブレークビフォアメークのスイッチング動作が可能なため、マルチプレクサ・アプリケーションで使用できます。この設計は低チャージ・インジェクションを特長とするため、デジタル入力を切り替える際のトランジェントを最小限に抑えることができます。

製品のハイライト

  1. オン抵抗平坦性:2.6Ω(使用温度範囲全体)
  2. 最小の歪み
  3. 超低消費電力:<0.03μW
  4. 16ピンTSSOPおよび16ピン、4mm × 4mm LFCSP

アプリケーション

  • 自動試験装置
  • データ・アクイジション・システム
  • バッテリ駆動のシステム
  • サンプル&ホールド・システム
  • オーディオ信号のルーティング
  • ビデオ信号のルーティング
  • 通信システム
  • リレーからの置き換え

ADG1412
1.5Ωオン抵抗、±15 V/+12 V/±5V、 iCMOS®、クワッドSPSTスイッチ
ADG1412-FBL ADG1411-1412-1413 Pin Configuration ADG1411_ADG1412_ADG1413 Pin Configuration
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ツールおよびシミュレーション

LTspice


下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:

  • ADG1412
  • ADG1412L

SPICEモデル 1

LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

eval board
EVAL-16LFCSP

スイッチおよびマルチプレクサ・ポートフォリオの16ピンLFCSPデバイスの評価用ボード

機能と利点

  • 16ピン、4mm × 4mm LFCSPの評価用ボード
  • メイン・デバイスのクラムシェル・ソケットを簡単に変更可能
  • ゴールド・ピン・コネクタによって受動部品を追加
  • 信号入出力用のSMBコネクタ
  • プロトタイピングに役立つオンボードの追加スペース

製品詳細

EVAL-16LFCSPEBZでは、別売のスイッチおよびマルチプレクサのポートフォリオの16ピン・リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ(LFCSP)デバイスを簡単に評価できます。EVAL-16LFCSPEBZにはクラムシェル・ソケットが付属しており、ハンダ処理なしで16ピンLFCSPデバイスを評価用ボードに固定できます。更に、各パターンに3セットのゴールド・ピン・コネクタがあるため、ボードの柔軟性と再利用性が高く、複数の評価に使用できます。

ユーザ・ガイドの図1は、EVAL-16LFCSPEBZを示しています。この評価用ボードの中央にあるソケットに16ピンLFCSPデバイスを挿入できます。デバイスの各ピンに、対応する3ピン・ヘッダ・リンク(K1~K16)があります。対応するリンクを取り外して外部信号源に接続することも、このリンクを使用してVDDまたはGNDを選択することもできます。ワイヤ・スクリュー端子J5は、VDDとGNDを供給します。EVAL-16LFCSPEBZのSubminiature Version B(SMB)コネクタによって、追加の外部信号をデバイスに供給できます。更に、EVAL-16LFCSPEBZの上面には、プロトタイピングに役立つパーフボード・スペースと2つの16ピンLFCSPパッド(3mm x 3mmと2.1mm x 2.1mm)があります。

テスト対象デバイス(DUT)のすべての仕様は、対応する製品のデータシートに記載されています。EVAL-16LFCSPEBZを使用する際は、EVAL-16LFCSPEBZのユーザ・ガイドと併せて製品データシートを参照してください。

eval board
EVAL-16TSSOP

スイッチ/マルチプレクサ・ポートフォリオの16ピンTSSOPデバイス評価用ボード

機能と利点

  • 16ピンTSSOP評価用ボード
  • クランプによってメイン・デバイスを簡単に変更可能
  • ゴールド・ピン・コネクタによって受動部品の追加が可能
  • 信号入出力用のSMBコネクタ
  • プロトタイピングを可能とする、オンボードの追加スペース

製品詳細

EVAL-16TSSOPEBZ評価用ボードは、別売のスイッチおよびマルチプレクサ・ポートフォリオの16ピンTSSOPデバイスを評価します。EVAL-16TSSOPEBZにはクランプが付属しており、ハンダ処理なしで16ピンTSSOPデバイスを評価用ボードに固定できるため、複数のデバイスでボードを再利用できます。

16ピンTSSOPデバイスは、評価用ボードの中央にクランプまたはハンダで取り付けることができます。デバイスの各ピンにはK1からK16まで対応するリンクがあり、VDDまたはGNDのいずれかに設定できます。ワイヤ・スクリュー端子は、VDDとGNDに電力を供給します。ボード上のSMBコネクタによって、追加の外部信号をデバイスに供給できます。また、ボードの上部にはプロトタイピングに利用できるスペースがあります。

テスト対象デバイス(DUT)のすべての仕様は、対応する製品のデータシートに記載されています。評価用ボードを使用する際は、このユーザー・ガイドと併せて参照してください。

EVAL-16LFCSP
スイッチおよびマルチプレクサ・ポートフォリオの16ピンLFCSPデバイスの評価用ボード
EVAL-16LFCSPEBZ Evaluation Board EVAL-16LFCSPEBZ Evaluation Board - Top View EVAL-16LFCSPEBZ Evaluation Board - Bottom View
EVAL-16TSSOP
スイッチ/マルチプレクサ・ポートフォリオの16ピンTSSOPデバイス評価用ボード
EVAL-16TSSOPEBZ Image

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