ADCLK954

新規設計に推奨

クロック・ファンアウト・バッファ、2つの選択可能入力、12LVPECL出力、SiGe

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製品情報

  • 2つの選択可能差動アナログ入力
  • 最大動作周波数:4.8GHz
  • RMSランダム広帯域ジッタ:75fs
  • 入力終端の内蔵
  • 電源電圧:3.3V

ADCLK954は、超高速のクロック・ファンアウト・バッファで、アナログ・デバイセズの独自のXFCB3シリコン・ゲルマニューム(SiGe)バイポーラ・プロセスで製造されています。このデバイスは、低ジッタを必要とする高速アプリケーション用として設計されています。

このデバイスは、IN_SEL制御ピンを介して2つの選択できる差動入力を備えています。両方の入力には、センタータップされた、差動の100Ω終端抵抗がオンチップで備わっています。入力は、dc結合のLVPECL、CML、3.3V CMOS(シングルエンド)、ac結合の1.8V CMOS、LVDS、LVPECL入力に対応します。VREFxピンはac結合入力のバイアッシングとして使うことができます。

ADCLK954は、12個のフルスイング・エッミタ・カップル・ロジック(ECL)出力ドライバを特長としています。LVPECL(正のECL)は、バイアスVccから正側電源と、VEEからグランドで動作します。ECLは、バイアスVCCからグランドと、VEEから負側電源で動作します。

出力段は、両端子で800mVを直接ドライブできるように設計されており、1.6Vのトータル差動出力振幅のためにVCC-2Vに50Ωで終端されています。

ADCLK954は、40ピンLFCSPパッケージを採用し、-40℃~+85℃の標準工業用温度範囲にわたって動作が仕様規定されています。

アプリケーション

  • 低ジッタ・クロックの分配
  • クロック及びデータの信号再生
  • レベル変換
  • 無線通信関連
  • 有線通信関連
  • 医療及び工業用画像処理
  • ATE及び高性能計測機器
  • ADCLK954
    クロック・ファンアウト・バッファ、2つの選択可能入力、12LVPECL出力、SiGe
    ADCLK954 Functional Block Diagram ADCLK954 Pin Configuration
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    ツールおよびシミュレーション

    ADIsimCLK 設計・評価 ソフトウェア

    ADIsimCLKはアナログ・デバイセズの超低ジッタのクロック分配器とクロック生成用製品向けに開発された設計ツールです。ADIsimCLKを使用すれば、ワイヤレス・インフラストラクチャ、計測器、ネットワーキング、ブロードバンド、ATE(自動試験装置)あるいはクロック性能が予測可能であることが求められるあらゆる分野のアプリケーションで、設計を迅速に開発、評価、最適化できます。

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    IBISモデル 1


    評価用キット

    EVAL-ADCLK954

    ADCLK954 Evaluation Board

    製品詳細

    The ADCLK954 is a very high performance clock fanout buffer. The evaluation board is fabricated using a high quality Rogers dielectric material. Transmission line paths are kept as close to 50 Ω as possible.

    EVAL-ADCLK954
    ADCLK954 Evaluation Board

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