AD7779

新規設計に推奨

8チャンネル、24ビット、16kSPS同時サンプリングADC

利用上の注意

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なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品情報

  • 8チャンネル、24ビット同時サンプリングA/Dコンバータ(ADC)
  • シングル・エンドまたは真の差動入力
  • チャンネルごとにプログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)(ゲイン = 1、2、4、8)を配置
  • 低DC入力電流
    • 差動:±1.5nA
    • シングル・エンド:±4 nA
  • チャンネルごとの出力データ・レート(ODR):最大16kSPS
  • プログラマブルなODRと帯域
  • コヒーレント・サンプリングのためのサンプル・レート・コンバータ(SRC)
    • サンプル・レートの分解能:最大15.2μSPS
  • 低遅延sinc3フィルタ経路
  • 調整可能な位相同期
  • 2.5Vリファレンスを内蔵
  • 消費電力と性能を最適化する2種類のパワーモード:高分解能モード/低消費電力モード
  • システムとチップの診断用の低分解能逐次比較(SAR)ADC
  • 電源
    • バイポーラ(±1.65 V)電源またはユニポーラ(3.3V)電源
    • デジタル入力/出力(I/O)の電源:1.8V~3.6V
    • 規定された性能を発揮できる温度範囲:−40°C~+105°C
    • 動作温度範囲:−40°C~+125°C
  • 性能
    • AC性能とDC性能の組み合わせ
    • 高分解能モードにおけるS/N比(SNR)/ダイナミック・レンジ:108dB@16kSPS
    • 全高調波歪(THD):−109dB
    • 積分非直線性(INL):±7ppm
    • ±40/PGAGAINのオフセット誤差および±0.1%のゲイン誤差
    • 温度係数:±10ppm/°C(代表値)

AD7779は8チャンネルの同時サンプリングADCです。チップ上に8個の完全なΣ-Δ型ADCを内蔵しています。AD7779の入力電流は極めて低いのでセンサーに直接接続できます。各入力チャンネルにはプログラマブル・ゲイン段があり、小振幅のセンサー出力がフルスケールのADC入力範囲に合うようゲインを1、2、4、8に設定し、シグナル・チェーンのダイナミック・レンジを最大限にすることができます。AD7779は1V~3.6VのVREFに対応します。アナログ入力はユニポーラ(0V~VREF/GAIN)あるいは真のバイポーラ(±VREF/GAIN/2V)のアナログ入力信号をそれぞれ3.3Vまたは±1.65Vのアナログ電源で受信します。アナログ入力は、真の差動信号、疑似差動あるいはシングル・エンド信号のいずれかを受信するように設定して、異なるセンサー出力構成に合わせることができます。

各チャンネルはADC変調器とsinc3の低遅延デジタル・フィルタを備えています。SRCを備えているためAD7779のODR全体にわたり分解能を細かく制御できます。この制御は、ODRの分解能がライン周波数の0.01Hzの変動に対してコヒーレンシを維持できるものであることが必要なアプリケーションにおいて使用できます。SRCはシリアル・ポート・インターフェース(SPI)を介して設定できます。AD7779は2つの異なるインターフェースを採用しています。データ出力インターフェースとSPI制御インターフェースです。ADCデータ出力インターフェースはADC変換結果をAD7779からプロセッサへ送信する専用のインターフェースです。SPIインターフェースはAD7779設定レジスタへの書込みと設定レジスタからの読出しに使用され、SAR ADCからのデータの制御と読出しにも使用されます。SPIインターフェースはまた、Σ-Δ変換データを出力するために設定することもできます。

AD7779は12ビットSAR ADCを内蔵しています。このADCはシステム測定機能専用のΣ-Δ ADCチャンネルの1つを停止することなく、AD7779の診断に使用することができます。3つの汎用入出力ピン(GPIO)を介して制御できる外部マルチプレクサ、およびシグナル・コンディショニングを使用すれば、機能安全が要求されるアプリケーションにおいてΣ-Δ ADCの測定を検証するためにSAR ADCを用いることができます。更に、AD7779の SAR ADCは内部ノードを検出するための内部マルチプレクサを内蔵しています。

AD7779は2.5Vのリファレンスとリファレンス・バッファを内蔵しています。リファレンの標準的な温度係数は10ppm/°Cです。AD7779には、高分解能モードと低消費電力モードの2種類の動作モードがあります。高分解能モードの場合ダイナミック・レンジは大きくなり、消費電力はチャンネルあたり10.75mWになります。低消費電力モードでは狭ダイナミック・レンジ仕様になりますが、チャンネルあたりの消費電力はわずか3.37mWになります。

仕様規定されている動作温度範囲は−40°C~+105°Cですが、デバイスは+125°Cまで動作します。

アプリケーション

  • サーキット・ブレーカ
  • 汎用データ・アクイジション
  • 脳波検査(EEG)
  • 工業用プロセス制御

AD7779

8チャンネル、24ビット、16kSPS同時サンプリングADC

AD7779 Functional Block Diagram AD7779 Pin Configuration
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ソフトウェア・リソース

デバイス・ドライバ 1


ツールおよびシミュレーション


評価用キット

eval board
EVAL-AD7770-AD7771-AD7779

AD7770 / AD7771 / AD7779 評価用ボード

機能と利点

  • AD7770、AD7771、および AD7779 用のフル機能評価用ボード
  • アナログ・デバイセズの SDP、EVAL-SDP-CH1Z と組み合わせての PC 制御
  • PC ソフトウェア制御およびデータ分析
  • 時間および周波数領域
  • スタンドアロン・ハードウェア機能

製品詳細

EVAL-AD7770FMCZ/EVAL-AD7771FMCZ/ EVAL-AD7779FMCZ 評価キットは、AD7770、AD7771、および AD7779 24 ビット、A/D コンバータ(ADC)が特長です。ボードは、システム・デモンストレーション・プラットフォーム SDP-H1 コントローラ・ボード(EVAL-SDP-CH1Z)とインターフェースします。SDP-H1 コントローラ・ボードは、EVAL-AD7770FMCZ/EVAL-AD7771FMCZ/EVAL-AD7779FMCZ 評価用ボードに電源を供給し、また、Windows® オペレーティング・システムを実行している PC に USB ケーブルを介して接続します。AD777x 評価用ソフトウェアは、AD7770、AD7771、および AD7779 デバイス・レジスタ機能を詳細に設定し、ADC 性能評価のために、DC および AC 時間領域分析を波形グラフ、ヒストグラム、および関連するノイズ分析の形で提供します。


EVAL-AD7770FMCZ/EVAL-AD7771FMCZ/EVAL-AD7779FMCZ 評価用ボードによって、ADCの機能を評価できます。ユーザー PC ソフトウェアの実行ファイルは、USB ケーブルから SDP-H1 コントローラ・ボードを通じて、AD7770、AD7771、および AD7779 を制御します。


AD7770、AD7771、または AD7779 の詳細な仕様については、AD7770、AD7771、または AD7779 のデータシートを参照してください。評価用ボードを使用する際は、ユーザー・ガイド(UG-884)とこれらのデータシートを参照してください。

EVAL-AD7770-AD7771-AD7779
AD7770 / AD7771 / AD7779 評価用ボード
EVAL-AD7770FMCZ (angle) EVAL-AD7770FMCZ-7771FMCZ-7779FMCZ Image EVAL-AD7770FMCZ (bottom)

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