AD5235

製造中

デジタル・ポテンションメータ、デュアル、1024ポジション、不揮発性メモリ内蔵

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製品情報

  • 2チャンネル、1024ポジションの分解能
  • 公称抵抗:25kΩ、250kΩ
  • 公称抵抗値の許容誤差:±8%(max)
  • 小さい温度係数:35ppm/℃
  • 2.7V~5Vの単電源または±2.5Vの両電源動作
  • SPI互換シリアル・インターフェース
  • 不揮発性メモリにワイパー設定を保存
  • EEMEM設定値でパワーオン・リセット
  • 永久的なメモリ書き込み保護
  • 抵抗偏差値をEEMEMに保存
  • ユーザー定義情報のための追加不揮発メモリ:26バイト
  • プログラミング・サイクル:1M
  • 標準的データの保存期間:100年

AD5235は、デュアル・チャンネル、不揮発性メモリ1 内蔵の、1024分解能を持ったデジタル制御のポテンションメータ2 で、最大で±8%の低い抵抗値許容誤差の保障が提供されています。この製品は、機械的なポテンショメータと同じ電子的調整機能を提供し、優れた分解能、固体素子としての信頼性、非常に小さい温度係数性能を備えています。

SPI®互換のシリアル・インターフェースを介してAD5253の多様な設定機能を使うと、16モードの動作と調整が可能になります。これには、スクラッチ・パッド・プログラミング、メモリへの保存 / 再保存、抵抗値のインクリメント / デクリメント、±6dBステップでのログ抵抗値変更、ワイパー設定値のリードバック、余剰EEMEM1 へのユーザー定義情報の保持(たとえば、他の部品のためのメモリ・データ、ルックアップ・テーブルあるいはシステム識別情報)などが含まれています。

スクラッチ・パッド・プログラミング・モードでは、W端子とA端子間およびW端子とB端子間の抵抗を設定するような特定の設定をRDAC2 レジスタに直接プログラムすることができます。この設定はEEPROMに保存することができ、そしてシステムのパワーオンの間にEEMEMレジスタに格納されていた値をRDACレジスタに自動的に再ロードします。

EEPROMの内容は、動的に、または外部PRストローブを通して再保存することが可能で、WP機能はEEPROMの内容を保護します。プログラミングを簡素化するために、別々にまたは同時に直線的なインクリメントまたはデクリメントコマンドを、RDACのワイパーを、一回につき1ステップ上昇または下降させるために、使うことが出来ます。ワイパー設定における対数の±6dB変化用としては、レフトまたはライト・ビット・シフト・コマンドを、ダブルまたはハーフのRDACワイパー設定として使うことが出来ます。

AD5235のパターン化された抵抗許容値は、EEPROM内に保存されます。しかしながら、実際の端子間抵抗値は、ホストプロセッサのリードバック・モードによって知ることができます。ホストは、ソフトウェア・ルーチンを通して適切な抵抗値ステップを実行することができますので、オープン・ループ・アプリケーションだけではなく、高精度キャリブレーションやマッチングを必要とするようなアプリケーションを簡素化します。

AD5235は、薄型16ピンのTSSOPパッケージを採用しています。この製品は、拡張工業用温度範囲-40℃~+85℃にわたっての動作が保証されています。

1 用語不揮発性メモリとEEMEMは同じ意味で使用しています。
2 用語デジタル・ポテンショメータ、VT、RDACは同じ意味で使用しています。

アプリケーション

  • DWDMレーザ・ダイオード・ドライバ、オプティカル管理システム
  • 機械的ポテンショメータの置き換え
  • 計測機器:ゲインとオフセットの調整
  • プログラマブルな電圧―電流変換
  • プログラマブル・フィルタ、遅延、時定数
  • プログラマブル電源
  • 低分解能DACの置き換え
  • センサーのキャリブレーション

AD5235
デジタル・ポテンションメータ、デュアル、1024ポジション、不揮発性メモリ内蔵
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IBISモデル 1


評価用キット

eval board
EVAL-AD5235

AD5235 Evaluation Board

機能と利点

  • Full featured evaluation board for the AD5235
  • Several test circuits
  • Various ac/dc input signals
  • PC control via a separately purchased system demonstration platform (SDP)
  • PC control software
  • 26 extra bytes in EEMEM for user-defined information
  • Resistor tolerance error stored in EEMEM

製品詳細

With versatile programmability, the AD5235 allows multiple modes of operation, including read/write access in the RDAC and EEMEM registers, increment / decrement of resistance, resistance changes in ±6 dB scales, wiper setting read-back, and extra EEMEM for storing user-defined information, such as memory data for other components or a lookup table.

The AD5235 supports dual-supply ±2.25 V to ±2.75 V operation and single-supply 2.7 V to 5.5 V operation, making the device suited for battery-powered applications and many other applications. In addition, the AD5235 uses a versatile SPI-compatible serial interface, allowing speeds of up to 50 MHz .

The EVAL-AD5235SDZ can operate in single-supply and dual-supply mode and incorporates an internal power supply from the USB.

Complete specifications for the AD5235 part can be found in the AD5235 data sheet.

EVAL-AD5235
AD5235 Evaluation Board
EVAL-AD5235SDZ

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