AD1893

製造中止

非同期サンプル・レート・コンバータ、16ビット用、SamplePort、低価格

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製品情報

低価格
LQFPとPDIPパッケージ
3V電源で性能を規定―超低消費電力
サンプル周波数を自動的に検出―設定の必要なし

サンプル・クロック・ジッタを除去
ダイナミックに変化する非同期サンプル・クロックに対応
サンプル・クロック周波数範囲：8kHz～56kHz
詳細はデータシートをご参照ください。

AD1893 SamplePortは、フルデジタル・ステレオ非同期サンプル・レート・コンバータ（ASRC）で、デジタル・オーディオ機器におけるサンプル・レートのインターフェースと互換性の問題を解決します。AD1893は、低電圧、低消費電力の動作を必要とする低価格の16ビット非可変速度アプリケーション向けのデバイスです。（SamplePortファミリーのほかの製品については、AD1890 / AD1891のデータシートを参照してください）。入力サンプル・クロックと出力サンプル・クロック（両方ともAD1893 ASRCの入力）間の周波数 / 位相関係が任意で、単純な整数比で関連付ける必要がないため本製品は非同期動作を行います。デバイスが入力サンプル・クロックと出力サンプル・クロック間の関係を自動的に検知するため、これらのクロック周波数を明示的に選択または設定する必要はありません。この入出力サンプル・クロックの公称周波数レンジは8～56kHzで、両クロックの比は約1:2から2:1まで変化します。

入出力制御信号は、さまざまなDSPチップ、AES/EBUレシーバ / トランスミッタ、I²S互換デバイスとのきわめて柔軟なインターフェースを可能にします。入力データと出力データは、個別にL/Rクロック・エッジに右詰めまたは左詰めにされます（必要に応じて1ビット・クロックだけ遅延）。右詰めモードの場合、MSBはL/Rクロック・エッジ変化から16ビット・クロック期間遅延します。入力データと出力データを個別にワード・クロック立上がりエッジにそろえることもできます。データ・フォーマット指定は、入力ポートでも出力ポートでも2本のモード・ピンでエンコードします。

AD1893は、0.8mmシングル・ポリシリコン / ダブル・メタルCMOSプロセスを使って製造され、0.6インチ幅のプラスチック28ピンDIPと10×10mmサイズの44ピンTQFPパッケージがあります。＋3～＋5V電源で動作し、0～＋70℃の商用温度範囲で使用できます。

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