第2章
高速信号回路で用いられるデバイスとその要点

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第7回 RFアンプの基礎

RFトランジスタのバイアスとP1dB(1dB利得圧縮点)について説明します。



第8回 RFアンプのデータシートで出てくる用語の意味(前編)
~HMC457を例にして~

RFアンプのデータシートに現れる用語の意味について説明します。まずP1dBのおさらいをして、そこからPsat、そしてPAEについて説明します。



第9回 RFアンプのデータシートで出てくる用語の意味(後編)
~HMC457を例にして~

RFアンプのデータシートに現れる用語の意味について説明します。3rd Order Intercept Point (IIP3/OIP3)、ACPR、Return Lossについて詳解します。



第10回 2次歪みと3次歪みの生じるしくみ
~HMC457を例にして~

回示した3rd Order Intercept Point (IP3)に関する補足として、2次歪みと3次歪みの生じるしくみを、数式モデルをベースに説明します。後半ではLTspiceによるシミュレーションでも確認してみます。お時間がないという方は、飛ばしていただいても良いと思います。




第11回 ローノイズ・アンプのデータシートで出てくる用語の意味 ~ADL5523を例にして~

前編

ローノイズ・アンプ(LNA)についての説明の前半です。NFの基本的な考え方を示し、データシートにあるNFの図が信号源ノイズ密度とアンプ入力換算ノイズ密度から得られることが理解できます。


後編

ローノイズ・アンプ(LNA)についての説明、その後半です。アンプの従属接続時にNFがどう決まるか、そしてNFマッチと「ガンマオプト」について説明します。








第12回 周波数変換器「ミキサ」
~HMC558AとAD8344を例にして~

ミキサについて説明します。ミキサは掛け算処理であることがポイントです。またフィード・スルー、イメージ受信、NFや歪み特性(IP3)にも注意が必要です。



第13回 位相ロック・ループ「PLL」の基本
前編:OPアンプと比較しながら理解する

PLLについて説明します。3回続きの初回は、PLLの基本構成についてです。PLLはOPアンプやスイッチング電源と「全く」同じ、帰還制御系です。そのように考えることで、PLLへの理解が深まるでしょう。また帰還制御の対象は周波数ではなく、位相の次元であることもポイントです。







第14回 位相ロック・ループ「PLL」の基本
中編:インテジャーNとフラクショナルN

インテジャーN PLLとフラクショナルN PLLの違いについて、その基本を説明します。



第15回 位相ロック・ループ「PLL」の基本
後編:PLLの位相ノイズ特性の考え方

PLLの位相ノイズについて、ループ帯域内で支配的なPFDノイズとREFノイズ、帯域外で支配的なVCOノイズについて、その理由も含めて説明します。