13:00～13:55

「スイッチング電源のノイズを多面的に考察！」

スイッチング電源のノイズ、”ノイズ”と言っても一言で片づけられるものではありません。初心者の方でも取り組みやすい、アナログ・デバイセズ (ADI)ならではの技術やツールを使ってノイズと向き合うセッションとなっております。

• はじめに：ADIのEMI低減技術
• 回路設計の観点から：ツールを使用した伝導差動モード入力フィルタの設計
• 実装の観点から：スイッチング電源のEMIとインダクタ実装の向き
• レイアウトの観点から：シングル vs デュアルのホットループ(4SW昇降圧コントローラ の場合)

14:00～14:55

「これを知るだけで負電源回路が得意になる！」

電源回路設計の経験はある程度ある方でも、負電源はいかがですか？いざ負電源の回路設計が必要となっても大丈夫です。このセッションで様々な用途に応じた最適な回路構成をご紹介し、電源設計エキスパートに近づくことができます。

• 負電源の必要性
• 負電源回路の種類
• 低ノイズ Slobodan Ćuk 回路
• 容易にチャージポンプ回路
• 大電流反転回路の評価
• 反転回路の注意点

15:05～16:00

「大電流でも高効率、省スペース！マルチフェーズ電源と結合インダクタ技術」

演算デバイスの高速化に伴い、機器の高負荷化が進んでいます。この課題解決手段の一つがマルチフェーズ電源です。本セッションでは、まずマルチフェーズ電源の基礎と利点についてご説明します。そして、従来よりも一歩進んだ高効率化を実現するための、ユニークな結合インダクタ技術の基礎について図解を交えて紹介します。

• 演算デバイスの高速化に伴う高負荷化
• マルチフェーズ電源の基礎と利点
• ADIの結合インダクタ技術について

16:05～17:00

「位相余裕度と負荷応答特性をLTspiceでシミュレーション」

”位相補償の回路定数を絞り込み”は、スイッチング電源回路設計者の一番の関心事だと思います。『位相余裕度はどれだけあるか心配だ！』『どれだけあったら安心できるのか？』こういった疑問を負荷応答特性のシミュレーションと比較することで、どのような相関があるのかを確かめてみましょう。

• LTspiceを使った回路シミュレーション
• .stepコマンドを使った負荷応答特性の確認
• LTspiceでFRA解析