FAQ

AD5241 - FAQ

計装アンプのゲイン設定端子にデジタル・ポテンショメータは使用可能か?

Q:   計装アンプの利得設定端子(Rg端子)にデジタル・ポテンショメータは使用可能ですか?

A:   電源電圧が+5Vとなっているデジタル・ポテンショメータでは両電源で動作する計装アンプのゲイン抵抗として使用することは出来ません。 ±15V電源で動作可能なデジタル・ポテンショメータをゲイン抵抗として使用可能ですが、抵抗値の誤差が大きいため(±30%)正確なゲイン設定は得られません。

デバイスの電源がoffの時に、W(ワイパー)やA、B端子に電圧を印加することは可能ですか?

Q:   デバイスの電源がoffの時に、W(ワイパー)やA、B端子に電圧を印加することは可能ですか?(GNDは共通)

A:   ストレスにより破壊する危険がありますので、不可です。

O1, O2, SDOピンの処理方法

Q:  ワイパー値をサ-チし適正な抵抗値をEEPROMに書き込みます。電源オフにしても次にオンした時に自動で(コマンドいれずに電源オンのみで)記憶したワイパー値に設定します。 このときO1, O2, SDOピンは使用予定ではないのですがOPENにしていても問題ないですか。

A:  O1, O2, SDOを使用しない場合は、オープンでもかまいません。これらは全てオープンドレインの出力です。詳しくはAD5231英語のデータシートの15、16ページをご覧ください。

可変抵抗器として使用できる?

Q:  デジタルポテンショメータのAとWの端子を使って、抵抗値を使用したいのですが可能ですか。 通常A-B間をVCC-GNDとしてWで電圧を取出す事は理解しています。

A:  デジタルポテンショメータは、可変抵抗器として使用することが可能です。 ただし機械式のポテンショメータと異なり、A,BおよびWの端子に加わる電圧は電源電圧範囲内であることと、電源が入っていない時に各端子に電圧が加わってはいけないという制限があります。

WPピンとPRピンの使用目的

Q:  WPピンとPRピンは具体的にどういったピンですか?仕様書を見てもわかりません。使用する必要があるときプルアップ抵抗で電源につってGNDに落とせばよいのですか。もしそうなら適正な抵抗値はいくらですか。この使用方法は可能ですか?

A:  WPピンはEEMEMの内容が不用意に書き換えられないようにプロテクトするピンです。このピンをHにするとコマンドの1, 8およびPRの入力以外の指示を受け付けなくなります。HからLに戻す時は、NOP命令を入れてから戻してください。詳細はAD5231の英語のデータシート14ページの「EEMEM Protection」の項をご覧ください。使用しない場合はプルアップが必要です。抵抗値は2.5µAの入力電流に対して2.4V以上が確保できる値を選んでください。
PR入力がアクティブになると、RDACのスクラッチパッドレジスタの内容をEEMEMの内容でオーバーライド(書き込み)します。EEMEMの内容を電源オン時に設定するにはこの機能を使用します。詳しくはAD5231英語データシート8ページのピンの「Table 4. Pin Function Descriptions」、14ページ、16ページをご覧ください。使用しない時はWPと同じくプルアップが必要です。

使い方としては、電源オンのみでの設定は不可です。パワーオンリセット回路などで電源オン後にPRに信号を入れてやる必要があります。

デジポットの抵抗値の計り方

Q:  デジタル・ポテンショメーター(デジポット)の抵抗ラダー抵抗値を、テスターを使用し非通電状態で端子間を実測しようとしましたが測定できませんでした。

A:  デジポット・デバイスは、ポテンショメータ(可変抵抗)という意味合いではありますが、実際の内部はラダー抵抗がつながったDA変換器になっています。その点からしますと回路に電源を入れて動作させていないと、内部のトランジスタがオフ状態のままになっていますので、測定はできません。測定したい場合は、測定系を治具として作成し、それに差し込んで規定状態で電気通電し、抵抗を計測するということが一番良いと考えます。

電子ボリュームの各端子は、グランドショート可能でしょうか。

Q:   電子ボリュームのワイパー出力(W1端子)をトランジスタ、またはFETにより直接GNDへ短絡しようと考えています。この端子は、GND等にショートは可能でしょうか。

A:   電子ボリューム素子のワイパー端子(その他の端子も含めて)は電源 / グランド、あるいはそのほかの電源電圧範囲内の低インピーダンスソースに短絡することは可能です。ただしボリューム内部を通過してワイパーに流れる電流に制限があります。この電流は、絶対最大定格に対して十分余裕を持たせてください。信号入力のソースインピーダンスが低く、ワイパー位置がハイ側(信号入力側)に近い場合は、注意が必要です。