製品概要
機能と利点
- 最新のFreeRTOS 10.0.xリアルタイム・オペレーティング・システムに基づく
- 対象プロセッサ:ADuCM302x、ADuCM4x5x、ADSP-BF7xx、ADSP-SC5xx(ARM Cortex-A5およびSHARC+コア)プロセッサ・ファミリ
- CrossCore Embedded Studio、Keil、IARの開発環境によるサポート
- WindowsホストおよびLinuxホストで使用可能
- スケーラブルなリアルタイム・オペレーティング・システム
- スケジューラはプリエンティブまたは協調型が可能
- タイマー、ミューテックス、セマフォ、タスク、イベント・キューなどの一般的なマルチスレッド・コンセプトに対応
- 強力なイベント追跡機能
- ADuCM3029、ADuCM4050、ADSP-BF7xx、ADSP-SC5xx ARM Cortex-A5、ADSP-SC5xx SHARC+向けに事前設定されたデモ
製品概要
FreeRTOSは、Real Time Engineers Ltdが提供する無償のスケーラブルなリアルタイム・オペレーティング・システムです。この製品によって、アナログ・デバイセズのADuCM302x、ADuCM4x5x、BF7xx、SC5xx(ARM Cortex-A5およびSHARC+コア)プロセッサ・ファミリに対するサポートがFreeRTOS製品にも付加されます。
FreeRTOSは組み込みシステム用に開発された、メモリ消費の少ないオペレーティング・システムです。タイマー、イベント、ミューテックス、セマフォ・タスク、セマフォなどの多くの一般的なオペレーティング・システム・コンセプトをサポートします。これらはすべて動的または静的に作成できます。プリエンプティブまたは協調型に設定できるスケジューラがあり、オプションでタイム・スライシング機能が付属しています。
FreeRTOSは使用料が無料で、GPLライセンス不要で提供されています。
アナログ・デバイセズのプロセッサ向けFreeRTOSは、CrossCore Embedded Studio(GCC経由)、Keil、IARの3種類の開発環境でサポートされています。
アナログ・デバイセズのプロセッサ向けFreeRTOSには、ADuCM302x、ADuCM4x5x、ADSP-BF7xx、ADSP-SC5xx(ARM Cortex-A5およびSHARC+コア)プロセッサ・ファミリをサポートするFreeRTOSコンテンツが追加されています。アナログ・デバイセズのプロセッサ向けFreeRTOSは、FreeRTOS製品の最上位に位置し、ADuCM3029、ADuCM3027、ADuCM4050 EZ-KIT、ADSP-BF7xx、ADSP-SC5xx(ARM Cortex-A5用とSHARC+コア用の両方)EZ-KITに対し、すぐに使えるデモ例が備わっています。
システム条件
アナログ・デバイセズのプロセッサ向けFreeRTOSをお使いのシステムにインストールするには、次の開発環境のいずれかが必要です。詳細については、お使いの開発環境のシステム条件を参照してください。
- CrossCore Embedded Studio - バージョン2.8.0以降
- Keil開発ツール - バージョンMDK-ARM 5.21a以降
- Keil用アナログ・デバイセズADuCM302xソフトウェア・バージョン1.0.2以降
- IAR開発ツール - バージョン7.60以降
- IAR用アナログ・デバイセズADuCM302x EZ-KIT Lite BSPバージョン1.0.2以降