化学分析と分析機器
化学機器および分析機器は、人間が何らかのメリットを得るために実世界をテストしたり、測定したりする目的で使用されます。たとえば、これには、環境大気や水質、質の高い商品の材料や製品の分析、石油探査と物理探査、および科学的発見の探求などの用途があります。化学分析には、光の検出や、荷電イオン・ビーム、酸化還元反応、およびその他の技術が駆使されます。試料のタイプと測定特性に基づいて、これらの技術を実現する分光学、分光法、および電気化学などの分析法が選択されます。正確で信頼度の高い検出、識別、および特性評価が実現するかどうかは、高精度な検知能力とエレクトロニクスが鍵を握っています。アナログ・デバイセズのクラス最高のシグナル・チェーン、センサー、電力、およびプロセッサのソリューションでは、検出限界(LOD)と精度が電子機器の設計により制限されることがありません。

おすすめ製品 (21)
ADPD4101

ADPD4100/ADPD4101は最大8個の発光ダイオード(LED)を励起し、リターン信号を最大8つの個別の電流入力で測定する、フル機能のマルチモード・センサー・フロント・エンドとして動作します。12のタイム・スロットを使用できるので、サンプリング周期ごとに12の値を個別に測定できます。
データ出力と機能設定には、ADPD4101ではI2Cインターフェース、ADPD4100ではシリアル・ポート・インターフェース(SPI)を利用します。制御回路には、柔軟性の高いLED信号制御機能と同期検出機能が搭載されています。デバイスは、1.8Vのアナログ・コアと1.8V/3.3Vの互換デジタル入出力(I/O)を使用します。
アナログ・フロント・エンド(AFE)は、一般的に周辺光によって非同期的に変調される干渉に起因した信号のオフセットや劣化を、光フィルタや外部制御が必要なDCキャンセル回路を必要とせずに除去します。複数の動作モードを搭載するADPD4100/ADPD4101は、フォトダイオード、生体電位電極、抵抗、容量、温度センサーの同期測定でセンサー・ハブとして利用できます。複数の動作モードにより、ヘルスケア、工業、およびコンスーマ用の様々なアプリケーションにおいて、光電式容積脈波記録法(PPG)、心電図(ECG)、皮膚電気活動(EDA)、インピーダンス、容量、温度、ガス検出、煙検出、エアロゾル検出をはじめ、幅広いセンサー計測に対応できます。
ADPD4100/ADPD4101は3.11mm × 2.14mmで0.4mmピッチの33ボールWLCSPパッケージと35ボールWLCSPパッケージを採用しています。
アプリケーション
- ウェアラブルな健康/フィットネス・モニタ:心拍数モニタ(HRM)、心拍数変化(HRV)、ストレス、血圧推定、SpO2、体内水分量、身体組成
- 工業用モニタリング:CO、CO2、煙、エアロゾルの検出
- 自宅療養患者のモニタリング
Applications
AD4630-24

AD4630-24/AD4632-24は、2チャンネル、同時サンプリング、Easy Drive™、2MSPSまたは500kSPS逐次比較レジスタ(SAR)を備えたA/Dコンバータ(ADC)です。最大±0.9ppm INLと24ビットのノー・ミス・コードが確保されるAD4630-24/AD4632-24は、−40°C~+125°Cの範囲で優れた精度を発揮します。データシートの図1は、AD4630-24/AD4632-24の機能アーキテクチャを示しています。
内蔵の低ドリフト、高精度リファレンス・バッファによって、電圧リファレンスを他のシステム回路と簡単に共有できます。AD4630-24/AD4632-24は、5Vのリファレンス電圧を使用して106dB(代表値)のダイナミック・レンジを実現します。低ノイズ・フロアのため、シグナル・チェーンに必要なゲインと電力を低減できます。ブロック平均化フィルタとプログラマブルなデシメーション・レシオによって、ダイナミック・レンジを最大153dBに向上できます。差動入力とコモンモードの範囲が広く、飽和が発生することなく入力において全電圧リファレンス(±VREF)範囲を使用できるため、シグナル・コンディショニングの条件とシステム・キャリブレーションが簡素化します。Easy Driveアナログ入力のセトリングが改善され、AD4630-24/AD4632-24との互換性を備えたアナログ・フロント・エンド部品の選択肢が広がりました。シングル・エンド信号と差動信号の両方をサポートしています。
汎用Flexi-SPIシリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)により、ホスト・プロセッサとADCを容易に統合できます。広いデータ・クロック・ウィンドウ、複数のSDOレーン、オプションのデュアル・データ・レート(DDR)でのデータ・クロックを通じて、2MSPSまたは500kSPSのサンプル・レートで動作しながらシリアル・クロックを10MHzにまで下げることができます。エコー・クロック・モードとADCホスト・クロック・モードでは、タイミング条件が緩和され、デジタル・アイソレータの使用方法が簡素化されます。
64ボールのCSPボール・グリッド・アレイ(CSP_BGA)であるAD4630-24/AD4632-24は、重要な電源とリファレンス・バイパス・コンデンサをすべて内蔵しており、フットプリントの縮小、システムの部品点数の削減、ボード・レイアウトに対する感度の低減を図ることができます。
アプリケーション
- ATE(自動試験装置)
- デジタル制御ループ
- 医療用計測機器
- 地震計測
- 半導体製造
- 科学計測
Applications
インテリジェント・ビル
計測器および計測
産業用オートメーション技術(IAT)
ヘルスケア
エネルギー
通信
航空宇宙 & 防衛
高精度シグナル・チェーン(狭帯域幅)
AD3552R

AD3552Rは、低ドリフト、超高速、16ビットの精度の電流出力D/Aコンバータ(DAC)で、複数の電圧スパン範囲で設定できます。AD3552Rは2.5Vの固定リファレンスで動作します。
各DACには3つのドリフトが組み込まれており、出力電圧をスケールする、必要な外付けトランスインピーダンス・アンプ(TIA)の帰還抵抗を補償します。オフセットおよびゲイン・スケーリング・レジスタにより、0V~2.5V、0V~5V、0V~10V、−5V~+5V、−10V~+10Vなど、複数の出力スパン範囲、およびカスタム中間範囲をフル16ビット分解能で生成できます。
このDACを高速モードで動作させると最大速度が得られ、高精度モードで動作させると最大精度が得られます。
シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)は、シングル・データ・レート(SDR)またはダブル・データ・レート(DDR)で、1.2V~1.8Vのロジック・レベルにわたり、クワッドSPIモード、デュアル同期SPIモード、デュアルSPIモード、シングルSPI(標準SPI)モードで設定できます。
AD3552Rは、拡張工業用温度範囲(–40ºC~+105°C)で仕様規定されています。
アプリケーション
- 計測器
- ハードウェア・イン・ザ・ループ
- プロセス制御機器
- 医療機器
- ATE(自動試験装置)
- データ・アクイジション・システム
- プログラマブルな電圧源
- 光通信
Applications
産業用オートメーション技術(IAT)
高精度シグナル・チェーン(狭帯域幅)
ADAQ23875

ADAQ23875は、部品の選択、最適化、およびレイアウトの設計上の負担を設計者からデバイスへと移転することで、高精度測定システムの開発サイクルを短縮できる、高精度、高速のμModule®データ・アクイジション・ソリューションです。
ADAQ23875は、システム・イン・パッケージ(SIP)技術を採用しており、複数の共通信号処理および調整ブロックを1つのデバイスに組み合わせることで、エンド・システムの部品点数を削減し、設計上の多くの課題を解決します。これらのブロックには、低ノイズの完全差動A/Dコンバータ(ADC)ドライバ(FDA)、安定したリファレンス・バッファ、高速、16ビット、15MSPSの逐次比較レジスタ(SAR)ADCが含まれています。
ADAQ23875は、アナログ・デバイセズのiPassives®技術を採用しており、優れたマッチングおよびドリフト特性を備えた重要な受動部品も内蔵しています。これにより、温度に依存する誤差源を最小限に抑え、最適な性能を実現します(図1参照)。ADCドライバ段の高速セトリングと、完全差動構成またはシングル・エンド/差動入力構成で遅延のないSAR ADCにより、多チャンネルのマルチプレクス・シグナル・チェーン・アーキテクチャと制御ループ・アプリケーション向けに比類のないソリューションを提供します。
小型フットプリントの9 × 9mm CSP_BGAパッケージを採用し、性能を犠牲にすることなく、計測器のフォーム・ファクタをより小型化しています。デバイスの最適な性能を実現しながら5Vの単電源で動作可能です。ADAQ23875には、1レーンまたは2レーン出力モードを備えた直接・低電圧差動伝送(LVDS)デジタル・インターフェースが装備されており、ユーザーはアプリケーションごとにインターフェース・データ・レートを最適化できます。μModuleは、−40℃~+85℃の動作温度範囲で仕様規定されています。
アプリケーション
- ATE
- データ・アクイジション
- ハードウェア・イン・ザ・ループ(HiL)
- パワー・アナライザ
- 非破壊試験(音響放射)
- 質量分析
- 進行波異常位置
- 医療用画像処理および計測器
- 超音波流量計
Applications
高精度シグナル・チェーン(狭帯域幅)
センサー・インターフェース
ADIN1100

ADIN1100は、低消費電力で単一ポートの10BASE-T1Lトランシーバーで、産業用イーサネット・アプリケーション向けに設計され、ロング・リーチ10Mbpsシングル・ペア・イーサネット(SPE)についてIEEE® 802.3cg-2019™イーサネット規格に準拠しています。ADIN1100では、イーサネットPHYコアと、関連するすべてのアナログ回路、入出力クロック・バッファリング、管理インターフェース・コントロール・レジスタおよびサブシステム・レジスタに加え、リセット、クロック制御、ピン配置を管理するMACインターフェースおよびコントロール・ロジックが統合されています。
ADIN1100は、オートネゴシエーションに対応した最大1700メートルのケーブル伝送距離をサポートし、39mWの超低消費電力を実現しています。
PHYコアはIEEE 802.3cg規格で定義されている1.0Vp-p動作モードおよび2.4Vp-p動作モードをサポートし、1.0Vp-p送信電圧レベルに対応する低電圧オプションを使用して1.8Vまたは3.3V単電源レールから動作します。
ADIN1100には電源電圧モニタリング回路およびパワーオン・リセット(POR)回路が内蔵されており、システムレベルの堅牢性を高めています。
MDIOインターフェースは、ホスト・プロセッサまたはMACとADIN1100との間の通信のための2線式シリアル・インターフェースであるため、PHYコアの管理レジスタにある制御情報とステータス情報へのアクセスを可能にします。このインターフェースは、IEEE 802.3規格の条項22と条項45の両方の管理フレーム構造に準拠しています。
アプリケーション
- プロセス・コントロール
- ファクトリ・オートメーション
- ビル・オートメーション
- フィールド機器およびスイッチ
Applications
MAX44242

MAX44242は、デュアルチャネルで高電圧、低ノイズ、低入力バイアス電流の組合せを提供し、出力でのレール・ツー・レールを特長とします。
このデュアルアンプは、2.7V~20Vの単一電源または±1.35V~±10Vのデュアル電源の広い電源電圧範囲で動作し、チャネル当りの自己消費電流はわずか1.2mAです。
MAX44242は、10MHzの利得帯域幅積を備えユニティゲイン安定のアンプです。このデバイスの出力は、外付けの絶縁抵抗補償なしで、最大200pF負荷コンデンサを駆動します。
MAX44242は、8ピンSOT23およびµMAX®パッケージで提供され、-40℃~+125℃の自動車用温度範囲での動作が保証されています。
デザインソリューション:The Incredible Shrinking Encoder ›
アプリケーション
- 化学センサインタフェース
- 産業用:プロセスおよび制御
- 医療用パルス酸素濃度計
- フォトダイオードセンサインタフェース
- 高精度計測器
LTC6373

LTC6373は、完全差動出力を備えた高精度計装アンプです。内部抵抗回路が綿密に整合されており、優れたCMRR、オフセット電圧、低いゲイン誤差、ゲイン・ドリフト、ゲイン非直線性が実現します。ユーザは、3ビットのパラレル・インターフェース(A2~A0)を通じて使用可能な7つの設定値のうち1つへのゲインを簡単にプログラミングできます。8番目の状態により、部品がシャットダウン状態になり、消費電流が220μAまで減少します。従来の電圧帰還型アンプとは異なり、LTC6373はすべてのゲイン設定値についてほぼ同じ帯域幅を維持できます。
LTC6373には、完全差動出力が備わっており、高性能差分入力ADCが駆動されます。出力コモンモード電圧は、VOCMピンを通じて別個に調整できます。高インピーダンス入力、DC精度、低ノイズ、低歪み、高速差動ADCドライブが組み合わされているため、LTC6373はデータ・アクイジョン・システムの最適化に理想的な候補です。
LTC6373は、12ピンの4mm × 4mm DFN(LFCSP)パッケージを採用しており、−40°C~125°Cの温度範囲で完全に仕様規定されています。
アプリケーション
- データ・アクイジション・システム
- バイオメディカル計測器
- 試験装置および計測装置
- 差動ADCドライバ
- シングルエンド/差動変換
- マルチプレクス・アプリケーション
Applications
高精度シグナル・チェーン(中程度の帯域幅)
高精度シグナル・チェーン(狭帯域幅)
高精度シグナル・チェーン(狭帯域幅)
LTC6240

LTC6240/LTC6241/LTC6242は、1pAの入力バイアス電流を特長とする、シングル/デュアル/クワッド、低ノイズ、低オフセット、レール・トゥ・レール出力、ユニティゲイン安定CMOSオペアンプです。シングルのLTC6240で最大1pAの入力バイアス電流が保証されています。0.1Hz~10Hzノイズがわずか550nVP-Pで、オフセットがわずか125μVなので、従来のCMOSオペアンプに比べて非常に優れています。また、1kHzで10nV/√Hz以下のノイズが保証されています。18MHzの利得帯域幅と10V/μsのスルーレートに加え、電源電圧範囲が広く、入力容量が低いので、高速信号処理アンプとしての使用に最適です。
これらのオペアンプは、両方の電源レールの30mV以内に振幅する出力段を搭載しているので、低電圧電源アプリケーションにおいて信号のダイナミックレンジを最大限に広げることができます。入力同相範囲は負電源電圧まで拡張されています。これらのデバイスは3Vと5Vで完全に規定され、HVバージョンでは±5Vまでの電源での動作が保証されています。
LTC6240は8ピンSOパッケージと5ピンSOT-23パッケージで供給されます。LTC6241は8ピンSOパッケージで供給されます。また、小型のデュアル・ファインピッチ・リードレス(DFN)パッケージでも供給されるので、コンパクト設計にも対応できます。LTC6242は、16ピンSSOPパッケージと5mm×3mm DFNパッケージで供給されます。
アプリケーション
- フォトダイオード・アンプ
- チャージ・カップルド・アンプ
- 低ノイズ信号処理
- 医療用計測
- 高インピーダンス・トランスデューサ・アンプ
Applications
LTC6655

LTC6655は、格段のノイズ性能およびドリフト性能を持つ高精度バンドギャップ電圧リファレンス・ファミリです。この低ノイズおよび低ドリフトは、計測機器やテスト装置で要求される高分解能測定に最適です。さらに、LTC6655は-40℃~125℃の温度範囲で完全に規定されているので、要求の厳しい自動車用アプリケーションや産業用アプリケーションに対して安定性を確保できます。このバンドギャップ・リファレンスは、高度な曲率補正により、温度特性を予測可能な2ppm/℃未満のドリフトと±0.025%の出力電圧精度を実現できるので、較正の必要性が減るか、較正が不要になります。
LTC6655LN Low Noiseには、コンデンサを1個追加して広帯域幅のノイズを除去できる、ノイズ除去ピンが備わっています。
LTC6655が動作可能な電源電圧の範囲は、出力電圧よりわずか500mV高い電圧から13.2Vまでです。優れた負荷レギュレーションとソース能力およびシンク能力に加え、格段の入力電圧除去比により、広範囲の動作条件にわたって安定した性能を実現します。低消費電力アプリケーション向けにシャットダウン・モードを備えています。
LTC6655リファレンスは、8ピンMSOPパッケージと8ピンLS8パッケージで供給されます。LS8は、抜群の安定性を示す5mm × 5mmの表面実装型気密封止パッケージです。
アプリケーション
- 計測機器およびテスト装置
- 高分解能データ収集システム
- 計量器
- 高精度バッテリ・モニタ
- 高精度レギュレータ
- 医療機器
Applications
高精度シグナル・チェーン(狭帯域幅)
高精度シグナル・チェーン(中程度の帯域幅)
高精度シグナル・チェーン(狭帯域幅)
LTC6078

LTC6078/LTC6079は、 低消費電力とレール・トゥ・レール入出力振幅を特長とするデュアル/クワッド、低オフセット、低ノイズ・オペアンプです。
入力オフセット電圧は25μV以下に調整されており、CMOS入力のバイアス電流は50pA以下です。低いオフセット・ドリフト、優れたCMRR、高い電圧利得により、高精度の信号調整に最適です。
各アンプの消費電流は3V電源時にわずか54μAです。マイクロパワーでレール・トゥ・レール動作を行うLTC6078/LTC6079は、携帯機器や単一電源アプリケーションに適しています。
LTC6078/LTC6079は-40℃~125℃の温度範囲で3Vおよび5Vの電源電圧で規定されています。デュアルアンプLTC6078は8ピンMSOPパッケージと10ピンDFNパッケージ、クワッドアンプLTC6079は16ピンSSOPおよびDFNパッケージで供給されます。
アプリケーション
- フォトダイオード・アンプ
- 高インピーダンスのセンサ・アンプ
- マイクロボルト精度のスレッショルド検出
- 計装アンプ
- バッテリ駆動アプリケーション
Applications
LT3045

LT3045は高性能の低ドロップアウト・リニア・レギュレータで、超低ノイズおよび超高PSRRアーキテクチャを特長としており、ノイズの影響を受けやすいアプリケーションの電力供給に対応します。後段に高性能の電圧バッファがある高精度の電流リファレンスとして設計されているので、LT3045は並列接続が容易であり、ノイズの低減、出力電流の増大、PCB上での熱放散を更に向上することができます。
このデバイスは、標準で260mVのドロップアウト電圧のとき500mAを供給します。動作中の静止電流は公称2.2mAで、シャットダウン時は1μAよりはるかに小さくなります。LT3045は出力電圧範囲が広い(0V~15V)上に単位利得動作を維持するので、設定出力電圧に関係なく、出力ノイズ、PSRR、帯域幅、負荷レギュレーションがほぼ一定になります。更に、このレギュレータは、プログラム可能な電流制限、高速起動機能、およびプログラム可能なパワーグッドによる出力電圧レギュレーションの表示といった特長も備えています。
LT3045は最小10μFのセラミック出力コンデンサで安定します。内蔵の保護回路には、逆バッテリ保護回路、逆電流保護回路、フォールドバック特性の内部電流制限回路、およびヒステリシスのある熱制限回路があります。LT3045は、熱特性が改善された12ピンMSOPパッケージおよび10ピン3mm×3mm DFNパッケージで供給されます。
VIOC Function | |
LT3045-1 | Yes |
LT3045 | No |
アプリケーション
- RF電源:PLL、VCO、ミキサ、LNA、PA
- 超低ノイズの計測装置
- 高速/高精度データ・コンバータ
- 医療用アプリケーション:撮像、診断
- 高精度電源
- スイッチング電源のポスト・レギュレータ
Applications
LT8609S

LT8609Sは、小型、高効率、高速の同期整流式モノリシック降圧スイッチング・レギュレータで、非スイッチング時に消費する静止電流はわずか1.7μAです。LT8609Sは2Aの連続電流と3Aのピーク負荷電流(<1秒)を供給して、GSMトランシーバなど、重いトランジェント負荷を必要とするアプリケーションをサポートすることができます。必要な外付け部品が最小限で済むように、上側および下側のパワー・スイッチの他に、必要な全ての回路が内蔵されています。低リップルのBurstMode動作により、非常に少量の出力電流まで高い効率が可能であると同時に、出力リップルを10mVP-P未満に維持します。SYNCピンにより、外部クロックへの同期や、スイッチング周波数のスペクトラム拡散変調による低EMI動作が可能になります。ピーク電流モード方式を採用した内部補償により、小型のインダクタを使用できるので、高速トランジェント応答と優れたループ安定性が得られます。EN/UVピンのしきい値は高精度の1Vであり、EN/UVピンを使用して入力電圧の低電圧ロックアウトを設定することや、LT8609Sをシャットダウンして入力電源電流を1μAまで減らすことができます。TR/SSピンのコンデンサは起動時の出力電圧ランプ・レートを設定し、PGフラグは、VOUTが設定出力電圧の±8.5%以内になったことと、フォルト状態になったことを示します。LT8609Sは、16ピンの3mm×3mm小型LQFNパッケージで供給されます。
アプリケーション
- 汎用降圧電源
- 低EMI降圧電源
Applications
LTM8049

LTM8049は、SEPIC/反転型のデュアルμModule®(パワーモジュール)DC/DCコンバータです。2つの出力は、それぞれ該当する出力レールを接地するだけでSEPICコンバータまたは反転コンバータとして簡単に構成することができます。LTM8049は、パワー・デバイス、インダクタ、制御回路、および受動部品を内蔵しています。設計を完了するために必要なのは、入力コンデンサ、出力コンデンサ、出力電圧設定用の小さな抵抗、およびスイッチング周波数だけです。その他の部品を使用して、ソフトスタートや低電圧ロックアウトを制御することもできます。
LTM8049は、熱特性が改善された小型(15mm×9mm)のオーバーモールド・ボール・グリッド・アレイ(BGA)パッケージに収容されているので、標準の表面実装装置による自動組み立てに適しています。LTM8049はRoHSに準拠しています。
アプリケーション
- バッテリ駆動のレギュレータ
- ローカルの負電圧レギュレータ
- 低ノイズ・アンプの電源
Applications
ADUCM355

ADuCM355は、電気化学およびバイオセンサーを制御および測定するために設計されたオンチップ・システムです。ADuCM355は、ARM®Cortex™-M3プロセッサに基づいた、超低電力ミックスド・シグナルマイクロコントローラーです。電流、電圧、およびインピーダンスを測定できるように設計されています。
ADuCM355には、入力バッファ、内蔵アンチエイリアス・フィルタ、およびプログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)を備えた 16 ビット 400 kSPS マルチチャンネル逐次近似レジスタ(SAR)A/D コンバータ(ADC)が使用されています。電流入力には、さまざまなタイプのセンサーを測定するためのプログラマブルなゲイン抵抗と負荷抵抗を備えた 3つのトランスインピーダンスアンプ(TIA)が含まれています。アナログ・フロントエンド(AFE)には、もう2つ、一定のバイアス電圧を外部電気化学センサーに保持するポテンショスタット能力を備えた低消費電力アンプが含まれています。これら2つのアンプの非反転入力はオンチップ・デュアル出力D/Aコンバータ(DAC)によって制御されます。アナログ出力は高速DAC及びAC信号を生成するために設計された出力アンプを含みます。
ADCは、±0.9 Vの入力範囲で最大400 kSPSまでの変換率で動作可能です。ACDの前の入力多重通信回路によって、お客様は、測定のための入力チャンネルを選択できます。これらの入力チャンネルには、3つの外部電流入力、多重外部電圧入力、および内部電圧チャンネルなどがあります。内部チャンネルでは、内部の電源電圧、ダイ温度、およびリファレンス電圧を測定して診断することができます。
3つの電圧DACのうち2つはデュアル出力、12ビットストリングDACです。各DAC の一方の出力で定電位アンプの非反転入力を制御し、他方の出力でTIAの非反転入力を制御します。
3つ目のDAC(高速DACとも呼ばれます)はインピーダンス測定用の高電力TIAのために設計されています。プログラマブルな出力周波数範囲は最大200 kHzまでです。
高精度の 1.82 V および 2.5 V 内蔵リファレンス・ソースが提供されています。内部 ADC および VDAC 回路は、この内蔵リファレンス・ソースを使用して、それらのすべての周辺機器に対して低ドリフト性能を実現します。
ADuCM355は、26 MHzのARM Cortex-M3プロセッサを内蔵しています。このプロセッサは32ビットの縮小命令セットコンピュータ(RISC)で、ピーク性能は最大32.5 DMIPSです。ARM Cortex-M3 プロセッサにも柔軟なマルチチャネル・ダイレクト・メモリ・コントローラ(DMA)が搭載されており、シリアル・ペリフェラル・インタフェース(2つの個別SPIポート)、汎用非同期送受信回路(UART)、および通信周辺機器をサポートします。また、ADuCM355は、128 kBの不揮発性フラッシュ/EEメモリとオンチップ内蔵の64 kBのSRAMも保持しています。
デジタル・プロセッサ・サブシステムは、26 MHzのオンチップ発振器からクロックされています。これは、主要なデジタル・ダイ・システム・クロックのソースとなります。任意で、26 MHz PLLをデジタル・システム・クロックとして使用することも可能です。このクロックは、プロセッサをより低い周波数で動作させ、節電するため、内部で細分周が可能です。ロー・パワー内部32 kHz発振器が利用可能でタイマーを測定できます。ADuCM355には3つの汎用タイマー、起動タイマー(汎用タイマーとしても使用可)、そしてシステム・ウォッチドッグ・タイマーが含まれます。
アナログ・サブシステムには、個別の16 MHz発振器があり、これはADC、DACそしてアナログ・ダイ上のその他デジタル・ロジックを測定するためのものです。アナログ・ダイにも個別に32 kHz 低消費電力発振器があり、これは、定電圧ダイ上のウォッチドッグ・タイマーを測定するためのものです。32 kHz 発振器とこのウォッチドッグ・タイマーの両方は、デジタル・ダイ発振器とシステムウォッチドッグ・タイマーとは別のものになります。
特定のアプリケーションで必要に応じて、通信周辺機能の範囲を設定できます。それらの周辺機能は、UART、 I2C、2xSPIそして GPIOポートなどが挙げられます。GPIOは、汎用タイマーと組み合わせ、パルス幅変調(PWM)タイプの出力を生成するために組み合わせることができます。
オンチップのファクトリ・ファームウェアにより、UARTを経由したインサーキット実行されたユーザーフラッシュの消去をサポートすると同時に、非侵入型エミュレーションとプログラムのダウンロードもシリアル・ワイヤ・デバッグ・ポート(SW-DP)インターフェース経由でサポートしています。
ADuCM355は、2.8 Vから3.6 V給電で起動し、仕様温度範囲は −40°Cから +85°Cです。チップは、72ピン 6 mm × 5 mm ランド・グリッド・アレイ(LGA)パッケージにまとめられています。
アプリケーション
- ガス検出
- 食品品質
- 環境検出(空気、水、土)
- 血糖メーター
- ライフ・サイエンスおよびバイオセンシング分析
- 生体インピーダンス測定
- 一般的なアンペロメトリ(電流滴定)、ボルタンメトリおよびインピーダンス分光学機能
Applications
インテリジェント・ビル
- 環境モニタリング・ソリューション
ADA4530-1

ADA4530-1は電位計としての使用に適した、入力バイアス電流がフェムトアンペア(10−15 A)レベルのオペアンプで、ガード・バッファも内蔵しています。動作電圧範囲は4.5 V ~ 16 Vなので、従来の単電源5 Vシステム、10 Vシステムあるいは両電源±2.5 Vシステム、±5 Vシステムで動作します。
本製品がユーザーのシステムで確実にその性能ゴールを満たすように、その超低入力バイアス電流は25℃と125℃出荷検査しております。入力ピンをプリント回路ボード(PCB)内でリークから隔離し、基板部品を最小にし、システム設計を容易にするためにガード・バッファを内蔵しています。ADA4530-1は業界標準表面実装型の8ピンSOICパッケージを採用していますが、独特のピンアウトになっており、敏感な入力ピン、電源と出力ピン間で信号が結合しないように最適化され、ガード・リング・パターンの配線が容易になっております。
ADA4530-1は又このように低いリークが要求されるアプリケーション・タイプに必要な低オフセット電圧、低オフセット・ドリフト、低電圧ノイズ/電流ノイズ特性も達成しています。システムのダイナミック・レンジを最大限にするためにADA4530-1の出力段はレールtoレールになっているので、10 kΩ負荷時に両電源電圧の30 mV(typ)以内まで駆動できます。
ADA4530-1は−40°C ~ +125°Cの工業温度範囲で動作し、8ピンSOICパッケージを採用しています。
アプリケーション
- 実験/解析用計測器:分光光度計、クロマトグラフ、質量分析器、定電位/定電流電量分析
- 計測器:ピコアンメータ、電量計
- フォトダイオード用トランスインピーダンス・アンプ(TIA)、電離箱、作業電極測定
- 化学センサー&容量センサー用高インピーダンス・バッファ
Applications
ADA4350

ADA4350はアナログ・フロントエンドで、光検出器あるいは出力が検出したパラメータに比例した電流を生成する他のセンサーあるいは電圧入力アプリケーションでダイナミック・レンジを最大にするために高精度ゲイン・レベル間で選択することを要求するシステムに使用できます。
ADA4350はシングルICにFET入力アンプ、スイッチング回路網、ADC駆動アンプとSPI又はパラレル制御ロジックを介して制御するための全機能を内蔵しています。FET入力アンプは電圧ノイズ、電流ノイズが非常に小さいので、広範囲の光検出器、センサーあるいは高精度データ・アクイジション・システムの動作に適しています。
そのスイッチ回路網により、ユーザーは外部で設定可能な独自のフィードバック回路を最大6つまで選択可能です;フィードバック回路に外付け部品を使用することにより、ユーザーはシステムを光検出器あるいはセンサー容量により簡単に適合させることができます。この場合、必要に応じ低温度ドリフトの抵抗を使用する必要があります。
スイッチは誤差源を最小限にした設計になっているので、信号経路に誤差は生じません。出力駆動アンプはシングルエンド・モード又は差動モードで使用でき、ADCの入力の駆動に最適です。
ADA4350は単電源+3.3 Vあるいは両電源±5 Vで動作可能なので、ユーザーが検出器の極性を選択する時に選択の自由があります。ADA4350は28ピンの鉛フリーTSSOPパッケージを採用し、温度範囲-40°C~+85°Cでの動作を規定しています。
複数機能をもつピンの名前はそれらの関連する機能のみによって呼称される可能性があります。
アプリケーション
- 電流to電圧(I to V)変換
- フォトダイオードのプリアンプ
- 化学分析器
- 質量分析
- 分子分光分析
- レーザー/LEDレシーバ
- データ・アクイジション・システム
Applications
マーケット
AD7175-2

AD7175-2は低ノイズ、高速セトリング時間のマルチプレクス型2/4(完全差動/擬似差動)チャンネルΣ-Δ A/Dコンバータ(ADC)で、低帯域の入力信号を対象としています。データが完全に安定する最大チャンネル・スキャン・データ・レートは50kSPS(20μs)です。出力データレートは5SPS~250kSPSの範囲です。
AD7175-2は主なアナログ/デジタル信号処理ブロックを内蔵しており、ユーザーは使用する各アナログ入力チャンネルの個別の構成を設定することができます。各機能はチャンネルごとにユーザー選択可能になっています。アナログ入力と外部リファレンス入力に内蔵されている真のレールtoレール・バッファにより高インピーダンス入力の駆動が容易になっています。高精度2.5V、低ドリフト(2ppm/℃)のバンドギャップ・リファレンス(出力バッファ付き)を内蔵し、組込み機能が追加されているので、外付け部品数が削減されます。
デジタル・フィルタにより27.27SPSの出力データ・レートにおいて50Hzおよび60Hzの同時除去が可能です。ユーザーはアプリケーションの中の各チャンネルの要求に応じて、それぞれ異なるフィルタ・オプションを切り替えることができます。ADCは選択した各チャンネルを通して自動的に切り替えます。さらにデジタル処理機能にはチャンネルごとに調整可能なオフセット調整レジスタ、ゲイン調整用レジスタがあります。
デバイスは電源AVDD1=5VあるいはAVDD1/AVSS=±2.5Vと電源AVDD2/IOVDD=2V~5Vで動作します。規定の動作温度範囲は-40℃~+105℃です。AD7175-2は24ピンTSSOPパッケージを採用しています。
アプリケーション
- プロセス・コントロール:PLC/DCSモジュール
温度計測および圧力計測 - 医療および科学技術のマルチチャンネル計測
- クロマトグラフィ
Applications
インテリジェント・ビル
- 建物設備
AD7124-4

AD7124-4は低消費電力、低ノイズ、全機能内蔵のアナログ・フロントエンドで、高精度計測アプリケーションが対象です。この製品には24ビットΣ-Δ A/Dコンバータ(ADC)が内蔵されており、4個の差動入力、あるいは7個のシングルエンド又は擬似差動入力に設定することができます。低ノイズ・ゲイン段があるので、小振幅の信号でもA/Dコンバータに直接インターフェースできます。
AD7124-4の主な利点の一つは、3つの内蔵パワー・モードの中から1つを選ぶ柔軟性があることです。パワー・モードを選択することにより電流消費、出力データレートの範囲、rmsノイズを合わせることができます。デバイスには各種フィルタ・オプションもあり、ユーザーは最高度の柔軟性を得られます。
AD7124-4は25 SPS(1サイクル・セトリング)の出力データレートで動作する時、50 Hzと60 Hzの同時除去を実現でき、さらに低い出力データレートでは80 dB以上の除去を実現できます。
AD7124-4を使用することにより最高度のシグナル・チェーンの集積化が可能です。デバイスは高精度、低ノイズ、低ドリフトのバンドギャップ・リファレンスを内蔵していますが、外部差動リファレンス(内部でバッファを接続可能)も受信できるようになっています。他の主な内蔵機能にはプログラマブル低ドリフト励起電流源、バーンアウト電流、(チャンネルのコモン・モード電圧をAVDD/2に設定する)バイアス電圧発生器があります。ユーザーはローサイド・パワー・スイッチを使用して変換と変換の間にブリッジ・センサーの電源を切ることにより、システムの絶対最小電力消費を実現できます。ユーザーはデバイス動作に内部クロックあるいは外部クロックを選択することもできます。
内蔵のチャンネル・シーケンサによりいくつかのチャンネルを同時にイネーブルにできます、そしてAD7124-4 は各イネーブルのチャンネルをシーケンシャルに変換してデバイスとの通信を簡素化します。16までのチャンネルをいつでもイネーブルにできます;チャンネルはアナログ入力あるいは電源検査又はリファレンス検査のような診断として定義されます。この独自の機能により診断を変換とインターリーブさせることができます。
AD7124-4はチャンネルごとの設定も可能です。デバイスは8個の設定あるいはセットアップが可能です。各設定はゲイン、フィルタ・タイプ、出力データレート、バッファ、リファレンス源で構成されています。ユーザーはこれら任意のセットアップをチャンネルごとに指定できます。
AD7124-4はその包括的な機能セットの一部として内蔵された多様な診断機能もあります。これら内蔵の診断機能には巡回冗長検査(CRC)、シグナル・チェーン検査、シリアル・インターフェース検査があり、より強固なソリューションとなっています。これらの診断機能を備えていることにより診断を行うための外付け部品が必要なく、ボード・スペースの削減、デザイン・サイクルの短縮、コスト削減となります。標準アプリケーションの故障モード影響/診断解析(FMEDA)はIEC 61508に従い90%以上の安全側故障割合(SFF)を示しました。
デバイスは2.7 V ~ 3.6 Vのアナログ単電源、あるいは1.8 Vの両電源で動作します。デジタル電源は1.65 V ~ 3.6 Vの範囲です。仕様は−40°C ~ +105°Cの温度範囲で規定されています。AD7124-4は32ピンLFCSPパッケージ又は24ピンTSSOPパッケージに収納されています。
アプリケーション- 温度測定
- 圧力測定
- 工業用プロセス制御
- 計器用スマート・トランスミッタ
- スマート・トランスミッタ
Applications
インテリジェント・ビル
- ビル・オートメーション・システム
- ビル・コントローラおよびビル・ネットワーク
- 建物設備
- 建物の安全性およびセキュリティ・ソリューション
AD5791

AD5791はシングルの20ビット、出力バッファ無しの電圧出力DACで、最大33Vのバイポーラ電源電圧で動作します。AD5791は、5V~(VDD-2.5V)範囲のプラス側リファレンス入力と、(VSS+2.5V)~0V範囲のマイナス側リファレンス入力を許容します。AD5791は、±1LSB(max)の相対精度仕様を提供し、動作は±1LSBのDNL(max)仕様を備えており、モノトニシティ(単調増加性)が保証されています。
この製品は、汎用3線シリアルインターフェースを使用しており、このインターフェースは最大35MHzのクロックレートで動作し、標準のSPI®、QSPI™、MICROWIRE™、DSPなどのインターフェース規格と互換性を備えています。このデバイスは、パワーオン・リセット回路を内蔵しており、この回路がパワーアップ時はDAC出力を0Vで既知の出力インピーダンス状態にし、デバイスに対する有効な書込みが行われるまでこの値を維持します。この製品は、出力を規定の負荷状態に設定する、出力クランプ機能を備えています。
製品のハイライト
- 精度:1ppm
- 広い供給電圧範囲:±16.5V(max)
- 動作温度範囲:-40°C~+125°C
- 低い電圧ノイズ・スペクトル密度:7.5nV/√Hz
- 低い温度ドリフト:0.05ppm/°C
アプリケーション
- 医療用計測機器
- テストおよび計測機器
- 工業用制御
- ハイエンド科学 / 宇宙航空用計測機器
Applications
ADAQ7980

ADAQ7980/ADAQ7988は、様々なアプリケーションに対応するシステム・イン・パッケージ(SiP)のデザインに、4 つの共通信号処理および調整回路を集積した、16 ビット A/D コンバータ(ADC)μModule®データ・アクイジション・システムです。これらのデバイスは非常に重要な受動部品を内蔵しており、逐次比較レジスタ(SAR)ADCを用いる従来のシグナル・チェーンに伴う多くの設計課題を取り除きます。内蔵の受動部品は、仕様規定されているデバイスの性能を実現するのに不可欠なものです。
ADAQ7980/ADAQ7988 は、高精度の低消費電力 16 ビット SAR ADC、低消費電力、広帯域幅、高入力インピーダンスの ADC ドライバ、安定した低消費電力リファレンス・バッファ、高効率パワー・マネージメント・ブロックを搭載しています。小型の 5 mm × 4 mm LGA パッケージに収められたこれらのシステムにより、データ・アクイジション・システムの設計プロセスが簡素化されます。ADAQ7980/ADAQ7988 はシステムレベルでの統合が図られたことにより、設計上の多くの課題が解決され、なおかつ、ADC ドライバの帰還ループを柔軟に設定できるので、ゲインやコモンモードの調整が可能です。4 個のデバイス電源を 1 組として最適なシステム性能を実現します。また一方、デバイスの動作仕様への影響を最小限に抑えた単電源動作も可能です。
ADAQ7980/ADAQ7988はデータ・アクイジションのシグナルチェーン設計に一般的に使われる主な部品を集積回路(IC)のような小型形状に集積しています。μModuleファミリーは部品選択、最適化、レイアウトの設計負荷を設計者からデバイスに移行し、全体的な設計時間、システム上のトラブル・トラブル・シューティングを短縮くし、最終的に市場投入時間を改善します。
SDI 入力を使った SPI 互換のシリアル・インターフェースは、1 本の 3 線式バス上の複数のデバイスをデイジー・チェーン接続することが可能で、さらにオプションのビジー・インジケータを提供します。ユーザー・インターフェースは、1.8 V、2.5 V、3 V、または 5 V ロジックに対応します。
これらのデバイスの規定動作範囲は -55 ℃ ~ +125 ℃ です。
アプリケーション
- 自動試験装置(ATE)
- バッテリ駆動の計測器
- 通信
- データ・アクイジション
- プロセス・コントロール
- 医療用計測器
Applications
シグナル・チェーン
(9)
シグナル・チェーン

リファレンス設計
CN0503

光学技術は液体分析技術の様々な領域で使われており、吸光度、蛍光発光、散乱、後方散乱などの現象を利用して、化学組成、pH、混濁度などの化学的性質や物理的性質が調べられています。光学技術には、非接触、非破壊、高精度、高感度、といったいくつかの利点があります。しかし、電気的誤差や物理的誤差を補正するために、多くの場合複雑な電子回路を必要とします。また、光路を定め周辺光による干渉を防ぐためには、これらを収容するための設計を注意深く行う必要があります。
図 1 に示す図は、再構成が可能なマルチパラメータ光学式液体測定のプラットフォームで、比色分析、濁度測定、蛍光分析が可能です。この設計では、4個の LEDを同時に駆動し、4 対のフォトダイオードを柔軟なサンプリング・レートで同期測定できる、高集積マルチモード・センサー・フロント・エンドを使用して複雑さを最小限に抑えています。更に、フロント・エンドにはオンチップ・デジタル・フィルタや優れた周辺光除去機能が備わっているため、周囲の照明条件に関わらずプラットフォームはその性能をフルに発揮して動作できます。
このシステムは、卓上機器の性能を持ちながら、持ち運びが必要なアプリケーションやハンドヘルド・アプリケーションに対応できます。LED 電流は最低 2mA まで設定可能で、200nA のスタンバイ電流と柔軟な出力データ・レートにより、システムは超低消費電力を実現しています。更に、メイン・ボードはArduino 互換シールド・フォーム・ファクタで設計されているため、一般的なプロセッサ・プラットフォームを使用して迅速なプロトタイプ化が可能です。
このプラットフォームは赤外線から紫外線までの幅広い範囲にわたる波長の LED 光源に対応しており、4 つの独立した光路を同時に測定できます。その上、これらの光路のうち 2 つは、蛍光や混濁度などのアプリケーション向けに垂直方向測定をサポートしています。
各光路には入射ビームの強度をサンプリングする測定・リファレンス用フォトダイオードが配置されているため、LED 電流源の精度、LED のドリフト、機構的不完全性などによる誤差をほぼ除去することができます。
対象となる製品
Applications
CN0425

Toxic gas detection instruments are widely used to alert people of elevated levels of dangerous gases. Many of these instruments use electrochemical gas sensors that contain multiple metal plates, metal pins, and internal metal-based bond wires. These metal components can make the sensor susceptible to picking up energy from nearby RF communication networks, which may result in the instrument reporting an incorrect gas level or even a false gas alarm. An unnecessary workplace evacuation or factory shutdown due to a false alarm can be very costly to an end user.
The European standard EN 50270: 2015, “Electrochemical compatibility – Electrical apparatus for the detection and measurement of combustible gases, toxic gases or Oxygen” specifies the RF frequency range and power levels that a toxic gas detection instrument must be capable of operating in.
The CN-0425 circuit was extensively tested with a number of sensors in an anechoic chamber to prove compliance with the EN 50270 radiated immunity specifications. Additional tests were performed in close proximity to a high power radio transmitter to prove its robustness to near-field RF interference.
Figure 1 shows an electrochemical gas sensor (M1) connected and how to bias and measure the electrochemical toxic gas sensor. This circuit note also shows and explains the filters used to improve radiated immunity of the whole circuit.

Applications
計測器および計測
- 化学分析と分析機器
CN0435

プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)と分散制御システム(DCS)は、工業用オートメーション・アプリケーションに見られるスマート(HART 対応)フィールド装置とアナログ専用フィールド装置の両方の監視と制御に使用されます。
図1 に示す回路は、Arduino フォーム・ファクタのベースボードによってローカルに制御される2 個の4 チャンネル絶縁型アナログ入力ボードと2 個の4 チャンネル絶縁型アナログ出力ボードを備えたシングル・ノードとホストで構成される、簡単なDCS システムを示しています。RS-485 トランシーバーは、PCまたはその他のホストとインターフェースします。Modbus プロトコルを使用して、このホストとノードの間でデータを交換できます。

アナログ入力データはローカルに読み出され、業界標準規格のModbus プロトコルを使用してシリアル・インターフェースに出力されるので、データの完全性と、各種のソフトウェア・アプリケーションおよびライブラリとの互換性が確保されます。同様に、アナログ出力はModbus レジスタへの書込みによって設定され、アナログ電圧信号または電流信号に変換されます。
各ノードには、アナログ入力ボードとアナログ出力ボードを最大4 個まで自由に組み合わせることができます。提供されるハードウェアおよびソフトウェア・インフラストラクチャを使用して、図2 に示すような最大16 ノードのマルチノード・システムを設計することができます。この回路はポイントto ポイントHART 通信をサポートします。ポイントto ポイントHART 通信は、同じチャンネル上の複数のHART デバイスで構成されるマルチドロップHART ネットワークへの拡張が可能です。

アナログ入力とアナログ出力はいずれも、ボード(4 個の入出力のグループ)ごとに、デジタル・アイソレータ(iCoupler)を用いて絶縁されます。アナログ入力は断線検出機能を備えており、故障を簡単に検出、診断できます。これらの機能により、苛酷な工業用オートメーション環境での動作時の堅牢性が強化されます。
Applications
産業用オートメーション技術(IAT)
- プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)&分散型制御システム(DCS)
CN0531

高精度DC電圧は、科学計測器および測定機器、ATE(自動試験装置)、ファクトリ・オートメーションおよびコントロール、化学分析、およびその他多くの高精度アプリケーションにおいて、重要な構成要素です。最も条件の厳しいアプリケーションでは、1桁の ppm(百万分率)の温度ドリフト性能、ppm未満の直線性能、および予測可能な低ノイズ性能が必要です。
図 1 に示す回路は、こうした条件の厳しいアプリケーションを可能にする、プログラマブルな 20 ビット電圧源です。−5V~+5Vの出力範囲、±1LSBの積分非直線性(INL)、±1LSBの微分非直線性(DNL)、出力範囲全域にわたり極めて低いノイズとドリフト、という特長があります。
オンボードのパワー・コンバータが、開発プラットフォーム・ボードによって供給される単電圧源から必要な電源レールを生成します。低ノイズ、高電源電圧変動除去比(PSRR)の電圧レギュレータにより、スイッチング・ノイズは確実に抑えられます。高精度で安定性の高いオンボード・ハーメチック・シール電圧リファレンスが、この 20 ビット・システムの高い精度と確度を確保します。
回路の出力はバッファされた電圧で、リモート検出接続のオプションがあります。この接続によって、リード線の抵抗を補償すること、または、必要に応じて外付け電力段を挿入することができ、目的の最終アプリケーションに対する駆動柔軟性が提供されます。

対象となる製品
LT3093
-20 V、200 mA、超低ノイズ、超高 PSRR、負電圧のリニア電圧レギュレータ
LT3042
20V、200mA、超低ノイズ、超高PSRRのRFリニア・レギュレータ
LT3471
3mm×3mm DFNパッケージのデュアル1.3A、1.2MHz、昇圧/反転コンバータ
LTC6655
ノイズが0.25ppmの低ドリフト高精度リファレンス
AD8676
オペアンプ、デュアル、36V、2.8nV/√Hz、超高精度
AD8675
オペアンプ、レールtoレール出力、36V、2.8nV/√Hz 、高精度
AD5791
D/Aコンバータ、20ビット、1ppm、±1LSB INL、電圧出力
Applications
CN0536

放射性物質が存在する可能性のある核エネルギー生産施設、船舶推進アプリケーション、汚染環境、医療施設、およびその他産業施設の内部やその周囲においては、放射線モニタリングが安全衛生を確保するために欠くことのできない要素です。
瞬時放射線強度や総放射線量を測定するには、様々な受動的方法および能動的方法があります。簡便かつロー・コストで信頼性の高いガイガー・ミュラー・カウンタは、主たる放射線測定装置として、あるいは、他の方法と併用する二次的な測定手段として、有力な候補の 1 つです。
図 1 に示す回路は、3V や 5V のプラットフォーム・ボードに対応したArduinoシールド・フォーム・ファクタでの低消費電力ガイガー・カウンタ放射線検出器です。この回路には小型ガイガー・ミュラー計数管が組み込まれており、280V~500Vの間で調整可能なバイアス電源を備えているため、回路を最大感度となるよう調整したり、別のガイガー・ミュラー計数管に適合させたりすることができます。
可聴のイベント・インジケータと発光ダイオード(LED)によるイベント・インジケータが放射線強度の定性的な測定結果を示し、条件設定されたイベント・パルスがArduino割込みピンに配信されて定量的な測定および長期のデータロギングが行われます。
このソリューションは、プラットフォーム・ボードのユニバーサル非同期レシーバー/トランシーバー(UART)インターフェースを用いて、ローカルな物理ディスプレイ(液晶ディスプレイ(LCD)、有機 LED(OLED)など)や有線データ接続に対応できます。Bluetooth や WiFiを介して無線接続を行えば、電気的なアイソレーションが可能になり、また、リモート・モニタリングや複数センサーからのデータを統合するアプリケーションを簡素化できます。
高電圧電源はリファレンスを内蔵したマイクロパワー・コンパレータを中心とする、独自のアーキテクチャです。レギュレーションにヒステリシスがあるため自己消費電流をマイクロアンペア・レベルに低減でき、また、二次のパワーグッド・コンパレータにより故障状態を検出するため、この回路はバッテリ駆動の長期モニタリング・アプリケーションに最適なものとなっています。
図 1. EVAL-CN0536-ARDZ のブロック図
対象となる製品
Applications
CN0429

Gas detection instruments are used in a wide range of applications ranging from home air quality measurement devices to industrial solutions for detecting toxic gases. Many of these instruments use electrochemical gas sensors. This sensor technology requires specialized front-end circuitry for biasing and measurement.
By utilizing built-in diagnostics features (such as impedance spectroscopy or bias voltage pulsing and ramping) it is possible to inspect sensor health, compensate for accuracy drift due to aging or temperature, and estimate the remaining lifetime of the sensor right at the edge of the sensor network without user intervention. This functionality allows smart, accurate sensor replacement at the individual edge nodes. An integrated, ultra low power microcontroller directly biases the electrochemical gas sensor and runs onboard diagnostic algorithms.
The circuit shown in Figure 1 shows how an electrochemical gas sensor is connected to the potentiostat circuit and how it is biased and measured. Common 2-lead, 3-lead, and 4-lead electrochemical gas sensors can be used interchangeably. The integration of this signal chain dramatically reduces cost, size, complexity, and power consumption at the sensor node.

対象となる製品
ADUCM355
化学センサーインターフェース付き高精度アナログ・マイクロコントローラ
Applications
計測器および計測
- 化学分析と分析機器
CN0428

Many important liquid analyses like pH rely on electrochemistry, a branch of chemistry that characterizes the behavior of reduction-oxidation (redox) reactions by measuring the transfer of electrons from one reactant to another. Electrochemical techniques can be used directly or indirectly to detect several important parameters that affect water quality, including chemical indicators, biological and bacteriological indicators and even some low level contaminants like heavy metals. Many of these indicative measurements are pertinent to determining important quality parameters of the tested analyte.
The circuit shown in Figure 1 is a modular sensing platform that allows the user to design a flexible electrochemical water quality measurement solution. Its high level of integration enables an electrochemical measurement platform applicable to a variety of water quality probes including pH, oxidation reduction potential (ORP), and conductivity cells.
The system allows up to four probes to be connected at one time for different water quality measurements.

対象となる製品
Applications
CN0409

図1に示す回路は、測光用フロント・エンドおよび、波長860nmの赤外(IR)発光素子とシリコンPINフォトダイオードからなるネットワークを使用して、濁度測定システムを構成したものです。濁度は、水中に分散または浮遊し飲用水や環境条件に影響する固体の存在を示す重要な水質指標で、これらの浮遊固体が光の透過率を低下させる度合いによって示される、定性的な特性です。濁度測定では、水中の分散粒子を直接測定するのではなく、そのような粒子が光に及ぼす散乱効果を測定します。
このシステムでは、0FTU~1000FTUの範囲にわたる低レベルから高レベルの濁度を測定できます。IR LEDおよびフォトダイオードからなるネットワークは、一般に広く認められている2つの濁度測定規格である、ISO7027(レシオおよび非レシオ)とGLI法に対応できるように構成されています。3点キャリブレーションを行った場合、システムが実現可能な精度(代表値)は、±0.50FTUまたは指示値の±5%のいずれか大きいほうとなります。この精度は0.05FTUのノイズ・レベルを加えた値なので、このシステムで行った測定は非常に信頼できるものと言えます。
ADPD105には周辺光除去機能があるため、この回路は、高精度、堅牢、非接触の濁度測定が重要なアプリケーションに最適なものとなっています。こうしたアプリケーションには、未加工の大量の水(下水や飲用水など)の化学分析や環境モニタリングがあります。
プリント回路基板(PCB)は、Arduinoシールド互換のフォーム・ファクタで設計されており、EVAL-ADICUP360 Arduinoフォーム・ファクタ互換のプラットフォーム・ボードと直接インターフェースすることで、迅速なプロトタイピングが可能です。
対象となる製品
Applications
計測器および計測
- 化学分析と分析機器
CN0338

The circuit shown in Figure 1 is a complete thermopile-based gas sensor using the nondispersive infrared (NDIR) principle. This circuit is optimized for CO2 sensing, but can also accurately measure the concentration of a large number of gases by using thermopiles with different optical filters.

The printed circuit board (PCB) is designed in an Arduino shield form factor and interfaces to the EVAL-ADICUP360 Arduino-compatible platform board. The signal conditioning is implemented with the AD8629 and the ADA4528-1 low noise amplifiers and the ADuCM360 precision analog microcontroller, which contains programmable gain amplifiers, dual 24-bit Σ-Δ analog-to-digital converters (ADCs), and an ARM Cortex-M3 processor.
対象となる製品
AD8629
オペアンプ、ゼロ・ドリフト、単電源動作、レールtoレール入力 / 出力
ADA4528-1
オペアンプ、シングル、超低ノイズ、ゼロ・ドリフト、レールtoレール入 / 出力
ADP7105
20V、500mA、低ノイズのソフト・スタート機能付きLDOレギュレータ
ADUCM360
高精度アナログ・マイクロコントローラ、低消費電力、デュアルΣΔ ADC、ARM Cortex M3
ADuCM362
高精度アナログ・マイクロコントローラ、低消費電力、デュアルΣ-Δ ADC、ARM Cortex-M3
ADuCM363
シングル・シグマ・デルタ ADC、ARM Cortex-M3 付き、低消費電力、高精度アナログ・マイクロコントローラ
Applications
インテリジェント・ビル
- HVACシステムの技術
- 環境モニタリング・ソリューション
CN0383

The circuit shown in Figure 1 is an integrated 2-wire, 3-wire, or 4-wire resistance temperature detector (RTD) system based on the AD7124-4/AD7124-8 low power, low noise, 24-bit Σ-Δ analog-to-digital converter (ADC) optimized for high precision measurement applications.

This circuit note uses a Class B Pt100 RTD sensor with an accuracy of ±0.3°C at 0°C but it can support other classes such as Class A, Class AA, 1/3 DIN, or 1/10 DIN that are higher accuracy RTDs. This circuit also has provision for Pt1000 RTDs that are useful in low power applications.
The AD7124-4/AD7124-8 can achieve high resolution, low nonlinearity, and low noise performance as well as high 50 Hz and 60 Hz rejection, suitable for industrial RTD systems. The typical peak to peak resolution of the system is 0.0043°C (17.9 bits) for full power mode, sinc4 filter selected, at an output data rate of 50 SPS, and 0.0092°C (16.8 bits) for low power mode, post filter selected, at an output data rate of 25 SPS. These settings show that the system accuracy is significantly better than the sensor accuracy.
The AD7124-4/AD7124-8 integrate several important system building blocks required to support RTD measurements. Functions, including programmable excitation current sources and a programmable gain amplifier (PGA), excite and gain the RTD, respectively, which allows direct interfacing with the sensor and simplifies the design while reducing cost and power consumption.
Several options of the on-chip digital filtering and three integrated power modes, where the current consumption, range of output data rates, settling time, and rms noise are optimized, provide application flexibility. The current consumed in low power mode is only 255 μA and in full power mode is 930 μA. In power-down mode, the complete ADC along with its auxiliary functions are powered down so that the AD7124-4/AD7124-8 consume 1 μA typical. The power options make the AD7124-4/AD7124-8 suitable for nonpower critical applications, such as input modules, and also for low power applications, such as loop-powered smart transmitters where the complete transmitter must consume less than 4 mA.
The AD7124-4/AD7124-8 also have extensive diagnostic functionality integrated as part of its comprehensive feature set. This functionality can be used to check that the voltage level on the analog pins are within the specified operating range. These devices also include a cyclic redundancy check (CRC) on the serial peripheral interface (SPI) bus and signal chain checks, which leads to a more robust solution. These diagnostics reduce the need for external components to implement diagnostics, resulting in a smaller solution size, reduced design cycle times, and cost savings.
対象となる製品
Applications
CN0384

The circuit shown in Figure 1 is an integrated thermocouple measurement system based on the AD7124-4/AD7124-8 low power, low noise, 24-bit, Σ-Δ analog-to-digital converter (ADC), optimized for high precision measurement applications. Thermocouple measurements using this system show an overall system accuracy of ±1°C over a measurement temperature range of −50°C to +200°C . Typical noise free code resolution of the system is approximately 15 bits.

The AD7124-4 can be configured for 4 differential or 7 pseudo differential input channels, while the AD7124-8 can be configured for 8 differential or 15 pseudo differential channels. The on-chip low noise programmable gain array (PGA) ensures that signals of small amplitude can be interfaced directly to the ADC.
The AD7124-4/AD7124-8 establishes the highest degree of signal chain integration, which includes programmable low drift excitation current sources, bias voltage generator, and internal reference. Therefore, the design of a thermocouple system is simplified when the AD7124-4/AD7124-8 is used because most of the required system building blocks are included on-chip.
The AD7124-4/AD7124-8 gives the user the flexibility to employ one of three integrated power modes, where the current consumption, range of output data rates, and rms noise are tailored with the power mode selected. The current consumed by the AD7124-4/AD7124-8 is only 255 μA in low power mode and 930 μA in full power mode. The power options make the device suitable for non-power critical applications, such as input/output modules, and also for low power applications, such as loop-powered smart transmitters where the complete transmitter must consume less than 4 mA.
The device also has a power-down option. In power-down mode, the complete ADC along with its auxiliary functions are powered down so that the device consumes 1 μA typical. The AD7124-4/AD7124-8 also has extensive diagnostic functionality integrated as part of its comprehensive feature set.
対象となる製品
Applications
CN0407

図 1 のシステム機能図は、フェムトアンペア範囲までの微小電流を計測するための高精度アナログ・フロント・エンドです。業界最先端のこのソリューションは、フォトダイオード、光電子増倍管、ファラデー・カップなどのシグナル・コンディショニング電流出力センサー用に超高感度のアナログ・フロント・エンドが必要とされる化学分析装置や研究室用の計測機器に最適です。このソリューションの応用分野としては、質量分析、クロマトグラフィー、電量分析などがあります。
EVAL-CN0407-SDPZ は、低リークのメザニン・ボードとデータ・アクイジション・ボードにシステムを分割することにより、実際のアプリケーションのリファレンス設計とすることができます。入力信号コンディショニングは、メザニン・ボード上の ADA4530-1 によって行います。ADA4530-1 は電位計グレードのアンプで、バイアス電流値は85 ℃ において最大 20 fA ときわめて微小です。また、入力ピンを絶縁してプリント回路基板(PCB)へのリーク電流を防ぐために、チップ内にガード・バッファを内蔵しています。デフォルトのアンプ構成はトランスインピーダンス・モードで、リーク電流がボードの高インピーダンス・パスに入り込むのを防ぐ ために、10 GΩ のガラス抵抗と金属シールドを使用しています。さらに、表面実装帰還抵抗や、その他の入力構成によるプロトタイピングが可能なように、メザニン・ボードには、抵抗およびコンデンサ用の空きパッドが設けられています。
データ・アクイジション・ボードでは、24 ビットの AD7172-2ΣΔ A/D コンバータ(ADC)と、9 V DC の単電源を使用します。このオンボード電源は、2 枚のボードに電源を供給するために必要なすべての電圧を生成します。ボードは SDP-S ボード(EVAL-SDP-CS1Z)を介して PC に接続し、デジタル絶縁を使用してUSB バスやグラウンド・ループからのノイズを防ぐことによって、低電流計測の性能が低下しないようにします。

対象となる製品
Applications
CN0363

図1の回路は、変調光源トランスミッタ、チャンネルごとのプログラマブル・ゲイン・トランスインピーダンス・アンプ、超低ノイズの24ビットΣ-Δ A/Dコンバータ(ADC)を備えたデュアル・チャンネル色度計です。ADCの出力は、標準FPGAメザニン・カードに接続されています。FPGAはサンプル・データをADCから取得して、同期検出アルゴリズムを実行します。

一定(DC)光源ではなく変調光とデジタル同期検出を使用することによって、このシステムは変調周波数以外の周波数のあらゆるノイズ源を除去し、優れた精度を与えます。
デュアル・チャンネル回路は、サンプル容器とリファレンス容器内の液体が吸収する光の比率を、3つの異なる波長で測定します。この測定は、吸収分光法による物質の濃度測定と特性評価に使用する、多くの化学分析用および環境モニタリング用計測器の基礎となります。
対象となる製品
AD7175-2
A/Dコンバータ、24ビット、250kSPS、20µsセトリング、Σ-Δ型、真のレールtoレール・バッファ付き
ADA4528-1
オペアンプ、シングル、超低ノイズ、ゼロ・ドリフト、レールtoレール入 / 出力
AD8615
オペアンプ、シングル、高精度、20MHz帯域幅、CMOS、入 / 出力レールtoレール
AD5201
デジタル・ポテンショメータ、33ポジション
ADA4805-1
オペアンプ、オフセット・ドリフト0.2µV/℃、105MHz、低消費電力、低ノイズ、レールtoレール
ADG633
アナログ・スイッチ、CMOS、±5 V/+5 V/+3 V、トリプル、SPDT
ADG733
SPDTスイッチ、トリプル、CMOS、2.5Ω、低電圧
ADG704
CMOS 低電圧 2.5Ω、4 チャンネル・マルチプレクサ
ADG819
マルチプレクサ / SPDTスイッチ、0.5Ω、CMOS、1.8~5.5V、BBMスイッチング動作、2:1
Applications
CN0359

The circuit shown in Figure 1 is a completely self-contained, microprocessor controlled, highly accurate conductivity measurement system ideal for measuring the ionic content of liquids, water quality analysis, industrial quality control, and chemical analysis.
A high performance combination of precision signal conditioning components yields an accuracy of better than 0.3% over a conductivity range of 0.1 μS to 10 S (10 M to 0.1 Ω) with no calibration requirements, using either 2- or 4-wire conductivity cells.
The circuit automatically detects either 100 Ω or 1000 Ω platinum (Pt) resistance temperature devices in 2-, 3-, or 4-wire configurations, allowing for added flexibility when measuring the temperature of the liquid.
The circuit generates a precise AC excitation voltage with minimum dc offset to avoid a damaging polarization voltage on the conductivity electrodes. The amplitude and frequency of the AC excitation is user-programmable.
A synchronous sampling technique converts the peak-to-peak amplitude of the excitation voltage and current to a DC value for accuracy and ease in processing using the dual, 24-bit Σ-Δ ADC integrated within the precision analog microcontroller.
The user interface consists of an LCD display and an encoder push button. The circuit can also communicate with a PC using a USB-to-UART bridge if desired, and operates on a single 4 V to 7 V power supply.
対象となる製品
ADP5072
1 A/0.6 A DC/DC スイッチング・レギュレータ、正と負の独立出力
AD8592
オペアンプ、デュアル、±250mA出力電流 / シャットダウン・モード付、レールtoレール入出力、CMOS、単電源
ADA4622-1
オペアンプ、高精度、30V、8 MHz、低バイアス電流、単電源、RRO
AD8253
iCMOS®計装アンプ、10MHz、ゲイン= 1、10、100、1000
ADA4627-1
オペアンプ、JFET入力段、30V、19MHz、低ノイズ、低入力バイアス電流
ADA4638-1
オペアンプ、30V、高精度、オートゼロ、レールtoレール出力
ADA4528-2
オペアンプ、デュアル、ゼロ・ドリフト、超低ノイズ、レールtoレールの入力 / 出力
ADA4077-2
オペアンプ、高精度、4 MHz、7 nV/√Hz、デュアル、低オフセット/ドリフト
ADUCM360
高精度アナログ・マイクロコントローラ、低消費電力、デュアルΣΔ ADC、ARM Cortex M3
AD8542
オペアンプ、汎用、CMOS、デュアル、入出力レール to レール
ADP2300
ステップダウン・スイッチング・レギュレータ、1.2 A、20 V
ADP1613
DC-DCスイッチング・コンバータ、ステップアップ、650kHz/1.3MHz
ADG1211
低容量、低電荷注入、±15V/+12VのiCMOSクワッドSPSTスイッチ
ADG1419
アナログ・スイッチ、SPDT、オン抵抗 2.1 Ω Max、±15 V/12 V/±5 V、iCMOS
ADuCM362
高精度アナログ・マイクロコントローラ、低消費電力、デュアルΣ-Δ ADC、ARM Cortex-M3
ADuCM363
シングル・シグマ・デルタ ADC、ARM Cortex-M3 付き、低消費電力、高精度アナログ・マイクロコントローラ
Applications
CN0326

図1に示す回路は、高精度の自動温度補償機能を持つ、完全絶縁型の低消費電力 pH センサー・シグナル・コンディショナ/デジタイザです。
この回路は精度0.5%で0~14のpH値の測定が可能で、14ビットを超えるノイズフリー・コード分解能があり、化学物質、食品加工、水、廃水などの分析といったさまざまな産業用アプリケーションに適しています。
この回路は、1 MΩ から数GΩにおよぶ非常に高い内部抵抗を有する広範なpHセンサーに対応しており、デジタル信号と電源のアイソレーションにより過酷な産業環境の中のノイズや過渡電圧に対する耐性があります。

対象となる製品
Applications
インテリジェント・ビル
- ビル・オートメーション・システム
CN0234

図1に示した回路は電気化学センサーを使用した単電源、低消費電力バッテリ駆動、携帯用ガス検出器です。例としてAlphasense社の一酸化炭素センサーCO-AXを使用しました。
電気化学センサーは数多くの毒ガスの濃度を検出又は測定する計測器に対して多くの利点があります。ほとんどのセンサーはガスによって決まっており、百万個に1個(ppm)以下のガス濃度でも使用可能な分解能があります。それらはごくわずかな電流で動作するので携帯用バッテリ駆動計測器に最適です。
図1に示す回路で最大入力バイアス電流2 pA(室温)、消費電流がわずか10 μA/アンプのデュアル・マイクロパワー・アンプADA4505-2を使用します。さらに、高精度、低ノイズ、マイクロパワー・レファレンスのADR291 は消費電流がわずか12 μAで、2.5 Vコモンモード仮想グラウンド・リファレンス電圧を定めます。

高効率、降圧/昇圧レギュレータADP2503 は2本の単4電池による単電源動作が可能で、パワーセーブ・モード動作時の消費電力はわずか38 μAです。
図1に示す回路の全消費電力(ADCの AD7798 を除く)は通常状態(ガスが検出されない)で110 μA、最悪の状態(2000 ppmのCO検出時)では460 μAです。AD7798の消費電流は動作(G = 1、バッファ・モード)時には約180 μAで、パワーセーブ・モードではわずか1 μAです。
回路の消費電力は極めて低いので、電源は2本の単4電池で動作可能です。ADCとマイクロコントローラに接続した時、あるいはADC内蔵マイクロコントローラに接続した時、バッテリの寿命は6ケ月~1年になります。
対象となる製品
Applications
CN0312

図 1に示す回路は変調した光源使用の送信器と同期検波器の受信器を特徴とする2チャンネル色度計です。この回路はサンプル・コンテナとリファレンス・コンテナによって吸収された光の比率を3種類の波長で測定します。
濃度の測定や、吸収分光を通して材料の特性評価するために使用される多くの化学的解析機器や環境モニター機器にこの回路は十分なソリューションを提供します。
フォトダイオード受信器の信号処理経路にはダイオード電流を電圧に変換したり、光の吸収に大きなばらつきがある違う種類の液体を解析する事ができるプログラマブル・ゲイン・トランスインピーダンス・アンプがあります。16ビット・シグマ・デルタ(Σ-Δ) A/Dコンバータ(ADC)によってダイナミック・レンジがさらに広くなり、広範囲のフォトダイオード出力電流にわたって十分な分解能が得られます。
一定の信号源(DC)よりもむしろ変調された信号源と同期検波器を使用する事により周辺の光や低周波ノイズによる測定誤差が減少し、より高精度になります。

対象となる製品
ADG633
アナログ・スイッチ、CMOS、±5 V/+5 V/+3 V、トリプル、SPDT
AD8615
オペアンプ、シングル、高精度、20MHz帯域幅、CMOS、入 / 出力レールtoレール
AD8271
ディファレンス・アンプ、プログラマブル・ゲイン、高精度
ADR4525
2.5Vリファレンス電圧、超低ノイズ、高精度
AD8618
オペアンプ、クワッド、20MHz、レールtoレール入出力、CMOS
ADG733
SPDTスイッチ、トリプル、CMOS、2.5Ω、低電圧
AD7798
16ビットA/Dコンバータ、ΣΔ型、3チャンネル、低ノイズ、低消費電力、計装アンプ内蔵
Applications
CN0396

図 1 に示す回路は 4 電極の電気化学式センサーを使用した携帯型ガス検出器で、2 種類のガスを同時に検出します。この定電位回路は、単電源で低消費電力、低ノイズ性能を実現するように設計された部品を最適な形で組み合わせており、種々のガスを検出できるさまざまなセンサーを使用できるように高度なプログラマビリティを提供します。

電気化学式センサーには、数多くの有毒ガスの検出や濃度測定用の計測器にとって、いくつかの利点があります。ほとんどのセンサーはガス専用で、1 ppm(百万分率)未満のガス濃度の実用分解能を備えています。
この例では、一酸化炭素(CO)と硫化水素(H2S)を検出する Alphasense 社製の COH-A2 センサーを使用しています。
EVAL-CN0396-ARDZ プリント回路基板(PCB)は Arduino(アルドゥイーノ)互換シールドのフォーム・ファクタで設計されており、ラピッド・プロトタイピング用の EVAL-ADICUP360 Arduino 互換プラットフォーム・ボードへのインターフェースを提供します。
対象となる製品
AD7798
16ビットA/Dコンバータ、ΣΔ型、3チャンネル、低ノイズ、低消費電力、計装アンプ内蔵
ADA4528-1
オペアンプ、シングル、超低ノイズ、ゼロ・ドリフト、レールtoレール入 / 出力
ADA4528-2
オペアンプ、デュアル、ゼロ・ドリフト、超低ノイズ、レールtoレールの入力 / 出力
AD5270
デジタル可変抵抗、シングル・チャンネル、1024ポジション、抵抗誤差1%
ADT7310
デジタル温度センサー、±0.5℃精度、16ビット、SPI
ADP7102
リニア・レギュレータ(LDO)、20V、300mA、CMOS、低ノイズ
ADR3412
電圧リファレンス、1.2V、高精度、マイクロパワー
Applications
インテリジェント・ビル
- HVACシステムの技術
- 環境モニタリング・ソリューション
Evaluation Boards
EVAL-AD4630-24

EVAL-AD4630-24FMCZ評価用ボードにより、AD4630ファミリの24ビットの高精度逐次比較レジスタ(SAR)A/Dコンバータ(ADC)の迅速で容易な評価が可能です。
AD4630-24 は、低消費電力、24ビット、2チャンネル、24ビット精度のSAR ADCで、1チャンネルあたり最大2MSPSをサポートしています。この評価用ボードは、AD4630-24の性能を実証し、様々なシステム・アプリケーション向けに設定しやすいアナログ・フロント・エンド(AFE)を提供します。
EVAL-AD4630-24FMCZ評価用ボードは、Digilent ZedBoard™と一緒に使用するように設計されています。ZedBoardはデータ・キャプチャやバッファリングの制御に使用されます。この評価用ボードを、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)メザニン・カード(FMC)のロー・ピン・カウント(LPC)コネクタを介してZedBoardボードに接続します。ZedBoardが提供するXilinx Zynq7000 SoCは、プログラマブルFPGAファブリックと2個のプロセッサ・コアを備えています。ZedBoardとPCはUSBケーブルで接続します。
アプリケーション
- ATE(自動試験装置)
- デジタル制御ループ
- 医療用計測機器
- 地震計測
- 半導体製造
- 科学計測
対象となる製品
Applications
EVAL-ADA4625-1
UG-1201 では、ADA4625-1 用の評価用ボードについて説明します。ADA4625-1 は、低ノイズ、高速セトリング、単電源、レール to レール出力(RRO)、接合型電界効果トランジスタ(JFET)オペアンプで、露出パッド付きの 8 ピン・スモール・アウトライン集積回路(SOIC)パッケージに収容されています。この評価用ボードの設計では、簡潔さと使いやすさが重視されています。この 2 層評価用ボードは、入出力にエッジ・マウント・サブミニチュア・バージョン A(SMA)コネクタを採用しています。SMA コネクタにより、テスト装置やその他の回路へ容易に接続することができます。
回路で最高の柔軟性と性能を得られるように、評価用ボードではグラウンド・プレーン、部品の配置、および電源バイパスが最適化されています。ADA4625-1 の露出パッドは、熱性能とノイズ性能を強化するために、評価用ボードのグラウンド・プレーンに接続されています。この評価用ボードでは、最大標準サイズ 1206 のバイパス・コンデンサ、コンデンサ C3 とコンデンサ C5 を除き、ケース・サイズ 0603 と 0805 の表面実装技術(SMT)部品を組み合わせて使用します。また、アクティブ・ループ・フィルタやトランスインピーダンス・アンプ(TIA)、チャージ・アンプなど、多様な選択肢と高い柔軟性を基に幅広いアプリケーション用の回路や構成を実現できるように、さまざまな抵抗およびコンデンサ用の空きパッドも設けられています。
ADA4625-1 のデータシートでは、デバイスの動作の仕様と詳細、およびアプリケーション用の回路の構成とガイダンスを説明しています。デバイスの動作を詳しく理解するため、特に評価用ボードを初めて使用する際は、UG-1201 と併せてこのデータシートを参照してください。
対象となる製品
ADA4625-1
36V、18MHz、低ノイズ、高速セトリング単電源、RRO、JFETオペアンプ
Applications
EVAL-ADA4945-1

アナログ・デバイセズのADA4945-1CP-EBZ評価用ボードを使用することで、ADA4945-1完全差動アンプの性能を評価できます。ADA4945-1CP-EBZ評価用ボードは、シングルエンドまたは差動の入力信号を受け入れるよう設定できます。
適切なジャンパを適用すれば、ADA4945-1の出力クランプレベルをハイおよびローに設定すること、出力コモンモード電圧を設定すること、ハイ・パワー・モードまたはロー・パワー・モードに設定すること、デジタル・グラウンド・レベルを設定することができます。
回路の柔軟性と性能が最高となるよう、部品の配置と電源バイパスが設定されています。
入出力信号は、50Ωのサイド・ローンチのSMA(サブミニチュア・バージョンA)コネクタを介してボードに印加されます。
ADA4945-1のすべての仕様は、ADA4945-1データシートに記載されています。ADA4945-1CP-EBZ評価用ボードを使用する場合は、このユーザ・ガイドとデータシートを組み合わせて参照してください。
対象となる製品
ADA4945-1
高速で ±0.1 µV/°Cのオフセット・ドリフトの完全差動ADC用ドライバ
Applications
EVAL-ADAQ7980

The EVAL-ADAQ7980SDZ is an evaluation board designed to demonstrate the low power ADAQ7980 performance and provide an easy to understand interface for a variety of system applications. The ADAQ7980 is a 16-bit, 1 MSPS, μModule data acquisition system that integrates four common signal processing and conditioning blocks into a system in package (SiP) design that supports a variety of applications
The EVAL-ADAQ7980SDZ can also evaluate the ADAQ7988, despite being populated with the ADAQ7980. To mimic the evaluation of the ADAQ7988 performance, limit the maximum sample rate of the ADAQ7980 to 500 kSPS in the ADAQ798x Evaluation Software.
The evaluation board is ideal for use with the Analog Devices, Inc., system demonstration platform (SDP) board, EVAL-SDP-CB1Z. The EVAL-ADAQ7980SDZ interfaces to the SDP board via a 120-pin connector. P1, P2, P3, and P4 SMA connectors are provided to connect a low noise analog signal source.
The ADAQ798x Evaluation Software executable controls the evaluation board over the USB through the EVAL-SDP-CB1Z. See the Related Links section for a list of on-board components
A full description and complete specifications for the ADAQ7980 are provided in the ADAQ7980/ADAQ7988 data sheet and must be consulted in conjunction with this user guide when using the evaluation board. Full details on the EVAL-SDP-CB1Z are available on the SDP-B product page.
対象となる製品
Applications
EVAL-ADuCM355

対象となる製品
ADUCM355
化学センサーインターフェース付き高精度アナログ・マイクロコントローラ
Applications
インテリジェント・ビル
- 環境モニタリング・ソリューション
最新情報
関連資料
デバイス・ドライバ
アプリケーション・ノート
- AN-649: アナログ・デバイセズのアクティブ・フィルタ・デザイン・ツールの使い方
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- AN-1329: 調整可能低ドロップアウト・レギュレータのノイズ低減ネットワーク PDF
- AN-709: RTD Interfacing and Linearization Using an ADuC8xx MicroConverter® (Rev. 0) PDF
- AN-1120: ロー・ドロップアウト (LDO) レギュレータのノイズ源 (Rev. 0) PDF
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プログラマブル・ゲイン機能を備える計装アンプの設計、広帯域/高精度のシグナル・チェーンに対応するには?
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高性能の降圧コンバータICにより、電流ループのトランスミッタで生じる電力不足を解消する
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液体の光学的な分析を可能にするプロトタイピング用プラットフォーム、ユビキタス・センシングへの道を照らす
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地震学やエネルギー探査に最適な低ノイズ/低消費電力のDAQソリューション
アナログ・ダイアログ
- A 16-bit 16-MS/s SAR ADC With On-Chip Calibration in 55-nm CMOS
セレクション・ガイド
技術誌・書籍
カタログ
ウェブキャスト
- Extending Battery Life with Precision Low Power Signal Chains
- Behavioral Sources, Parameters, and Expression Evaluation in LTspice
- Power Management Choices for Signal Chains: Keeping all the precision you designed for
- Condition Based Monitoring (CbM) using MEMS Accelerometers
- Get More Out of Your Precision Low Latency Signal Chain
ビデオ
- 高精度、低消費電力のシグナル・チェーンによるシステム設計の加速
- アナログ・デバイセズの高精度広帯域シグナル・チェーンによる迅速な設計
- ミリ波に対応する計測器グレードのシグナル・チェーン
- AD3552R:出力範囲とSPI入力の構成が可変のD/Aコンバータ、分解能は16ビットで更新レートは33MUPS
- CN0552:入力範囲を拡張可能な容量‐デジタル・コンバータ
チュートリアル
- MT-040: Op Amp Input Impedance PDF
- MT-059: Compensating for the Effects of Input Capacitance on VFB and CFB Op Amps Used in Current-to-Voltage Converters PDF
- MT-093: Thermal Design Basics PDF
- MT-095: EMI, RFI, and Shielding Concepts PDF
- MT-100: Breadboarding and Prototyping Techniques PDF