プレス・リリース

アナログ・デバイセズ（Nasdaq：ADI）は、アナログ・デバイセズ基金、マサチューセッツ大学ローウェル校は共同で「アナログ・デバイセズRF/マイクロ波学習ラボ」を設立しました。この最先端のラボは11月7日、マサチューセッツ大学ローウェル校の研究・イノベーション担当副学長のアン・マグリア氏、同校プロボースト兼学務・学生担当副学長のジョセフ・ハートマン氏、アナログ・デバイセズのシニア・バイス・プレジデント（SVP）兼CTOでアナログ・デバイセズ基金理事のダン・ライボルツ、アナログ・デバイセズの航空宇宙&防衛担当バイス・プレジデントのブライアン・ゴールドスタイン、アナログ・デバイセズの航空宇宙&防衛担当ゼネラル・マネジャーのヤスミン・キングによりテープカットが行われ、正式に開設されました。

本ラボは、工学部の学生の学習環境に最先端技術を提供することを目的として、マサチューセッツ大学ローウェル校が世界に誇るエンジニアリング/コンピュータ領域およびライフサイエンスプログラムの研究センターの本拠地である北キャンパスBall Hall内に開設されました。

未来のエンジニアの育成は、アナログ・デバイセズとマサチューセッツ大学ローウェル校の共通理念です。高周波とマイクロ波技術に関する教育と研究促進のため、アナログ・デバイセズ基金はこれまでに125,000ドルの助成金を提供し、アナログ・デバイセズはマイクロ波信号発生器や高周波オシロスコープ、スペクトラム・アナライザなど165,000ドル相当の実験装置を寄贈してきました。

アナログ・デバイセズのSVP兼CTOでアナログ・デバイセズ基金理事でもあるダン・ライボルツは、次のように述べています。｢RF/マイクロ波学習ラボは、学生個人の成長、将来イノベーション、エンジニアリングおよびテクノロジー分野でのブレークスルーの限界を新たなレベルに引き上げる学生を支援するために設立されました。｣

マサチューセッツ大学ローウェル校の研究・イノベーション担当副学長であるアン・マグリア氏は、次のように述べています。｢本ラボは、マサチューセッツ大学ローウェル校における実践学習の最新事例であり、River Hawks（優れた同校生徒の総称）として学生時代にインターンシップや共同作業に参加する際、あるいは卒業後にキャリアをスタートする際に、他校の学生よりも優位に立てるようになるでしょう。こうしたチャンスは、本校とアナログ・デバイセズをはじめとした産業界の強力なパートナーシップによりもたらされています。私たちはそうしたパートナーからの助成金だけでなく、本学の学生や卒業生に対する全面的な支援に感謝しています。｣

アナログ・デバイセズの航空宇宙&防衛担当バイス・プレジデントであるブライアン・ゴールドスタインは、次のように述べています。｢この最新鋭のラボを創設する日を迎えることができたことを大変誇りに思います。これはアナログ・デバイセズとマサチューセッツ大学ローウェル校が高周波とマイクロ波の技術で世界クラスの人材を育成するために継続的に共同投資を行ってきたことの結果です。｣

本ラボで研鑽を積んだマサチューセッツ大学ローウェル校の学生は、航空宇宙、ケーブル、4Gおよび5Gネットワークといった通信業界から、飛行中の航空機の追跡や路上での自動車の安全確保に使用されるレーダーシステムまで、あらゆる分野での活躍を期待できます。

マサチューセッツ大学ローウェル校について

マサチューセッツ大学ローウェル校は、グローバルコミュニティの中心に位置するエネルギー溢れるキャンパスにある国立研究大学です。ビジネス、教育、工学、芸術、健康、人文科学、科学、社会科学の分野で学士号、修士号、博士号を取得することができます。同校は、質の高い教育プログラム、活発な実地学習、一流の教授陣やスタッフによる個別対応を提供し、これらのすべてが、卒業生が地域社会や世界中でリーダーとなるための準備となります。 www.uml.edu

アナログ・デバイセズ基金について

アナログ・デバイセズ基金は、人類と地球のために持続可能な未来を構築するというアナログ・デバイセズの使命を推進する団体、イニシアチブ、パートナーシップの支援に取り組んでいます。同基金は、マッチング・ギフト、ボランティア・ギフト、コミュニティ助成金などの各種プログラムを通じて、生態系の保護と再生、人と地域社会の活性化、社会的課題の解決を目指す研究、教育、イニシアチブを推進する活動に対してリソースと資金面のサポートを提供しています。