2021年度第2四半期決算を発表

~記録的な売上高と利益を達成~

2021年05月20日 - 東京
    • 産業市場およびオートモーティブ市場における記録的な売上により、売上高は前年比26%増の16.6億米ドル
    • 過去12カ月の営業キャッシュフローは24億米ドル、フリーキャッシュフローは22億米ドル(売上高の36%)
    • 株主配当と株の買い戻しにより第2四半期に440百万米ドル以上を株主に還元
    • マキシム・インテグレーテッドの買収に関して、欧州連合、韓国、台湾、日本、シンガポールの合意を獲得、今夏完了予定

    アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、2021度第2四半期(2021年5月1日終了)決算を発表しました。

    アナログ・デバイセズ社の社長兼CEOのヴィンセント・ロウチ(Vincent Roche)は、次のように述べています。「第2四半期は記録的な決算となり、見通しを上回る結果を達成しました。これは当社の製品と規律ある業務執行に対する飽くなき需要が反映された結果です。売上高が26%増加し、売上高総利益と営業利益率が拡大を続けたことにより、43%の増益となりました。景気回復は当初予想されていたより速く、力強く実現されており、世界中でサプライチェーンが圧迫されています。当社は、需要の転換が起きる前に追加生産力への戦略的投資を決定しており、スピードとアジリティを持ってお客様に対応ができる状態にあります。これらの投資とブッキング状況における継続的な勢いを総合して判断し、下半期は上半期より力強いものになると自信を持っております」

    「半導体は現在のデジタル経済の根幹であり、全産業で加速するデジタル化に対するその重要性はかつてないほど明白になっています。当社の優秀な従業員達は引き続き可能性の枠を広げるとともに、お客様に最大限の効果をお届けして参ります。当社は、全てのステークホルダーに対して長期的な価値を創造していることから、この新秩序の世界における当社のポジションについてこれまで以上に前向きに捉えています」

    2021年度第2四半期の業績
    業績概要(1)
    (単位:百万米ドル、1株当たりの数値とパーセンテージは除く)

    四半期末日
    2021年5月1日 2020年5月2日 前年同期比
    売上高 $1,661 $1,317 26%
    売上高総利益 $1,137 $847 34%
    売上高総利益率 68.4% 64.3% 410 bps
    営業利益 $520 $344 51%
    営業利益率 31.3% 26.1% 520 bps
    希薄化後
    1株当たり利益
    $1.14 $0.72 58%
    調整後の業績
    調整後売上高
    総利益
    $1,177 $891 32%
    調整後売上高
    総利益率
    70.9% 67.7% 320 bps
    調整後営業利益 $694 501 39%
    調整後営業利益率 41.7% 38.0% 370 bps
    調整後希薄化後
    1株当たり利益
    $1.54 $1.08 43%


    キャッシュ生成

    四半期末日 過去12カ月
    2021年5月1日
    2021年5月1日
    営業活動による
    キャッシュフロー
    $736 $2,394
    売上高に占める
    割合(%)
    44% 39%
    設備投資 $(59) $(177)
    フリーキャッシュフロー $677 $2,217
    売上高に占める
    割合(%)
    41% 36%


    キャッシュリターン

    四半期末日 過去12カ月
    2021年5月1日 2021年5月1日
    支払配当金 $(254) $(942)
    株式買い戻し (189) (371)
    キャッシュリターン合計 $(443) $(1,313)

    (1) 端数処理のため、個々の金額の合計が合計欄の数値と同じにならない場合があります。


    2021年度第3四半期の見通し

    2021年度第3四半期の売上高は17億米ドル(+/- 70百万米ドル)と予想しています。この売上高見通しの中間点では、計上される営業利益率が約32.9%(+/- 140 bps)、調整後の営業利益率が約42.5%(+/- 100 bps)となる見込みです。公表されるEPSは1.23米ドル(+/- 0.11米ドル)、調整後のEPSは1.61米ドル(+/- 0.11米ドル)を予定しています。

    当社の2021年度第3四半期の見通しは現時点での予想に基づくものであり、実際の結果は英文プレス・リリース末尾に記載された重要事項、ならびにその他の要因に基づき、大幅に異なったものとなる場合があります。以下の記載は、アナログ・デバイセズの以前のプレス・リリースに示された、すべての業績見通しに優先し、またアナログ・デバイセズはこれらの将来予想に関する記述の更新の義務を負いません。

    上記の調整後の業績および業績予測は、非GAAPベースで示される財務指標です。これらの非GAAPの財務指標を、最も直接的に比較可能なGAAPの財務指標に調整したものが、本プレス・リリースの財務表に記載されています。詳細については、「非GAAPの財務情報」セクションをご覧ください。


    配当の支払い

    アナログ・デバイセズ社は、同社取締役会が今四半期の配当金を発行済み普通株1株当たり0.69米ドルとすることを承認したと発表しました。この配当金は、2021年5月28日の業務終了時点におけるすべての株主名簿登載者に対して2021年6月8日に支払われます。

    2Q'21 Financials

  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。
    世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術でアナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
    想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp

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