LED駆動用の昇圧DC/DC µModuleレギュレータ「LTM8005」を発表
~入力電圧範囲が広く、最大38Vの出力電圧で最大1.6Aの安定化電流を供給~
2018年07月03日 - 東京アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、LED駆動用の昇圧DC/DC µModule®(電源モジュール)レギュレータ「LTM8005」を発表しました。LTM8005は、DC/DCコントローラ、電源スイッチ、ショットキー・ダイオード、電流検出抵抗を9mm × 11.25mm × 2.22mmのBGAパッケージに収容した製品です。LTM8005は5V~38Vの入力電圧範囲で動作し、最大38Vの出力電圧で最大1.6Aの安定化電流を供給できます。インダクタは外付けとなり、この結合インダクタを用いた構成を変更することで、昇圧、昇降圧、降圧、SEPICなど各種の動作モードに簡単に設定できます。
LTM8005の特長
- 広い入力電圧範囲:5V~38V
- 内部電力スイッチ:40V、10A
- 3000:1トゥルー・カラー PWM™調光
- PWMおよび出力遮断用40Vスイッチを内蔵
- スペクトラム拡散周波数変調機能を内蔵
- OPENLEDフラグによるオープンLED保護
- SHORTLEDフラグによる短絡保護
- 入力/出力電流レポート
- 9mm × 11.25mm × 2.22mm BGAパッケージ
LTM8005の高信頼性「H」グレード・バージョンは、-40℃~+150℃での動作が保証されています。このµModule LEDドライバは入力電圧範囲が広く、150℃の高温でも動作するため、車載および工業用照明アプリケーションに最適です。
動作周波数は100kHz~1MHzの範囲で調整可能です。内蔵のスペクトラム拡散周波数変調機能により、電磁環境適合性が向上しています。LEDの明るさはアナログCTRLピンと最大調光比3000:1のPWM調光によって制御可能です。安全機能として出力遮断による短絡保護、オープンLEDに対する保護、プログラム可能な入力電流制限、入力/出力電流レポート機能などを備えています。
LTM8005の「E」グレードおよび「I」グレードの動作温度範囲は-40℃~+125℃で、「H」グレードの最大動作温度は150℃です。価格と提供時期
下記表中の価格は米国での価格です。製品 量産出荷 1,000個
受注時の単価パッケージ LTM8005 出荷中 9.95ドル~ 9mm x 11.25mm x 2.22mm
BGA- アナログ・デバイセズについて
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