44GHzシリコン・スイッチ「ADRF5024/25」を発表

~小型ランド・グリッド・アレイ・パッケージで業界最小の挿入損失を実現~

2018年06月07日 -東京
  • ADRF5024アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、先進のSOI(Silicon-On-Insulator)技術を採用した44GHz単極双投(SPDT)スイッチ「ADRF5024/25」の量産開始を発表しました。広帯域スイッチの新製品は2つあり、ADRF5024が100MHz~44GHz、ADRF5025が9kHz~44GHzの範囲でフラットな周波数応答を実現し、再現可能な特性として1.7dB以下の挿入損失と35dBのチャンネル間アイソレーションを誇っています。いずれのデバイスも、スルー・モードとホットスイッチング・モードの両方で27dBmのパワーをハンドリングできます。これらの新しいスイッチは、信頼性の高い小型の2.25mm × 2.25mm表面実装技術(SMT)互換パッケージで供給され、既存のソリューションを超える電気的性能を示します。これによりRF(無線周波数)およびマイクロ波機器の設計者は、フェーズド・アレイ、携帯型計測器、高解像度ボディ・スキャナ、新しい5G/高密度コンステレーション衛星通信網向け次世代ミリ波通信インフラストラクチャなどのシステムで、常時消費電力の低減、周辺部品の削減、高度な集積化が可能となります。

    ADRF5024およびADRF5025は、独自の反射型アーキテクチャを採用し、-40°C~105°Cの動作温度範囲で特性が規定されています。すべてのピンは堅牢な静電放電(ESD)保護機能を備えています。公称入力電圧は±3.3Vで、電源電流はわずか120µA未満(代表値)です。これらのデバイスは標準的な正論理の制御電圧を使用しているため、インターフェース設計を簡素化できます。

    ADRF5024およびADRF5025は、バイアス電圧生成やマッチングのための外付け部品が不要で、信号ピンもグラウンド(GND)リファレンスで内部バイアスされているため、直流(DC)ブロッキング・コンデンサも不要です。そのためPINダイオード・ベースの同等品の代替に最適です。

    ADRF5024は、スイッチング速度が10ns未満でエッジ・レートが2nsの高速スイッチング・アプリケーション向けに最適化されています。一方、ADRF5025は、最小9kHzという良好な低周波数特性を持ちながら、超広帯域アプリケーション向けに最適化されています。その他の特性には違いがないため、2つのデバイスはピン互換で相互に代替として使用でき、同じプリント基板(PCB)上で入れ替えが可能です。



    価格と提供時期
    下記表中の価格は米国での価格です。
    製品 量産出荷 1,000個受注時の単価 パッケージ
    ADRF5024BCCZN 出荷中 61.03ドル 2.5 mm x 2.5 mm LGA
    ADRF5024-EVALZ N/A 単価399.00ドル 評価用ボード
    ADRF5025BCCZN 出荷中 64.09ドル 2.5 mm x 2.5 mm LGA
    ADRF5025-EVALZ N/A 単価399.00ドル 評価用ボード

     

     

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    想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp

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