フォーム・ファクタを小型化し、 製品の市場投入期間を短縮する 広帯域RFパワー/リターン・ロス測定システム ADL5920を発表
2017年10月10日 - 東京
アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、リターン・ロス測定に加え、信号の順方向および逆方向の方向性のRMSパワー・レベルを同時に測定できる、9 kHz~7 GHzディレクショナル・ブリッジおよびデュアルRMS RFパワー・ディテクタ「ADL5920」を発表しました。このディテクタは従来のアプローチを一新し、ディレクショナル・ブリッジベースのカプラを一体化することで、業界トップレベルの集積度と帯域幅を実現しました。小型化が極めて重要な意味を持つ各種アプリケーション向けに、カップリングまたはセンシング機能と検出機能とを統合し、高精度のA/Dコンバータ(ADC)を直接駆動できる出力を持ちます。また、広帯域動作または周波数変動に対しても、周波数ごとに異なるディレクショナル・カプラを選択する必要がなくなります。内蔵型の本広帯域デバイスは、フォーム・ファクタの小型化と市場投入期間の短縮に貢献します。
ADL5920製品ハイライト
- 最小9 kHzまでの方向性結合パワー測定が可能
- 最大入力信号:+30 dBm、開放および短絡負荷の処理能力あり
- 5Vの電源供給が必要、150 mAの消費電流
- 32ピン、5 mm x 5 mm LFCSPで提供され、動作温度範囲は-40°C~+85°C
下記表中の価格は米国での参考価格です。製品 サンプル出荷 量産出荷 1,000個
受注時の単価パッケージ ADL5920 出荷中
2017年12月 14.50ドル 5mm x 5mm LFCSP - アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。
世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術でアナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp- その他の製品イメージ図はアナログ・デバイセズのマルチメディアギャラリーをご覧ください http://www.analog.com/jp/about-adi/news-room/multimedia-gallery.html
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