高帯域幅とダイナミックレンジに対応する2.6GHz A/Dコンバータ「AD9625BBP-2.6」を発表

高信頼性パッケージにより航空宇宙/防衛アプリケーションに要求される広帯域幅とダイナミック・レンジに対応

2015年05月22日 -東京
  • AD9625アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、本日、航空宇宙および防衛アプリケーションにおいて要求される広帯域幅および広いダイナミック・レンジに対応するよう設計された、2.6GHz A/Dコンバータ「AD9625BBP-2.6」を発表しました。このAD9625BBP-2.6は、ギガサンプル・レートのスピードと、1.8 GHzまでの入力に対して75dBcのスプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)という性能をあわせ持つ12ビットA/Dコンバータです。レーダーシステムやセキュアな通信ネットワーク、計測装置のような先進的な監視・計測システムや、防衛アプリケーションなどで要求される周波数や信号感度に対応できるよう、完全に最適化されています。この新しいコンバータは、スズ鉛(SnPb)パッケージで提供されますので、スズ鉛パッケージではない他の製品のように、スズウィスカ発生による性能劣化や追加コストを排除し、高い信頼性と動作を実化します。

     

    AD9625BBP-2.6 A/Dコンバータは、ADIのワイドバンドRF信号処理ソリューション製品ポートフォリオの最新製品です。高信頼性が鍵となる航空宇宙および防衛アプリケーション向けに、これまで入手不可能であった高いダイナミック特性とパッケージを提供します。これによりノイズの多いRF環境において、これまで以上に広い帯域幅にわたり、より良好な信号抽出を可能にします。

     

    AD9625BBP-2.6 12ビット2.6GHz A/Dコンバータの特長:

    AD9625BBP-2.6は、150dBFS/Hzのノイズフロアと1.8GHzまでの入力に対して75dBcのSFDR性能を提供します。これはノイズ、反射波、ブロッカーおよび干渉がある状況で、従来よりも4分の1という小さな信号を識別できるレベルの性能です。この新しいコンバータは、広帯域幅のアナログ信号をサンプリングできるよう設計されており、3次ナイキストゾーンに渡って用いることができます。また、これまでよりも広い帯域幅によって、アナログ周波数のダウン・コンバージョンの段数低減、それに伴うノイズやコストの低減といった、先進的なRFサンプリング・アーキテクチャを実現します。この簡素化されたシステム・アーキテクチャによって、必要な性能を得るために要した多数のA/Dコンバータを削減し、かつ柔軟性の高いプラットフォームの開発を可能にします。

     

    AD9625BBP-2.6は、2つのデジタル・ダウン・コンバータと2つの数値制御オシレータ、およびJESD204Bシリアル・リンクを集積することで使いやすいデジタル・インターフェースを備えています。こうした機能は出力データレートに課せられる要件の低減や基板設計およびレイアウトの簡素化に貢献し、使いやすさと機能性を改善します。

     

    さらに、AD9625BBP-2.6は優れた信頼性を持つSnPbパッケージを用いているため、スズウィスカ発生の心配がなく、厳しい要件を持つ航空宇宙や防衛アプリケーションに最適です。堅牢性の劣る他のパッケージが必要とする、再メッキや再ボール、PCBのコンフォーマル再コーティングといった、コストと時間のかかる工程と、それによるメーカー品質保証を無効化といった事態を、SnPbパッケージでは避ける事ができます。


    価格と供給について
    下記表中の価格は、米国での販売価格です。

    製品 量産出荷 パッケージ 単価
    AD9625BBP-2.6 出荷中 12mm×12mm
    SnPb高信頼性
    196ボールBGA
    837.42ドル
    (1,000個受注時)
    AD9625BBPRL-2.6 出荷中 12mm×12mm
    SnPb高信頼性
    196ボールBGA
    837.42ドル
    (1,000個受注時)
    AD9625-2.6EB 出荷中 評価ボード 1,440ドル

  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズは、半導体製品とソリューションを提供しています。
    1965年に設立され、世界をリードする信号処理技術で「アナログとデジタル」「夢と現実」との懸け橋を担ってきました。
    50周年という節目を迎え、「想像を超える可能性を」という新たなスローガンを掲げ、イノベーションを加速し、ブレークスルーを生むソリューションをお客様と共に切り拓いていきます。http://www.analog.com/jp
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