AD676

製造中

100kSPSサンプリングの16ビット・パラレルADC

利用上の注意

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なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品情報

  • 自動キャリブレーション
  • サンプル・ホールド機能を内蔵
  • パラレル出力フォーマット
  • 16ビット・ノーミス・コード
  • ±1LSB INL
  • -97dB THD
  • 90dB S/(N+D)
  • 1MHzフル・パワー帯域幅

AD676は汎用16ビット・パラレル出力A/Dコンバータであり、スイッチド・キャパシタ / 電荷再配分型アーキテクチャを採用して100kSPSの変換レート(総合変換時間10µs)を実現しています。全体性能は、内蔵の自動キャリブレーション機能を使い内部非直線性をデジタル的に補正することにより最適化されています。

AD676回路は、アナログ・デバイセズのDSP CMOSプロセスにより製造されたデジタル制御チップとBiMOS IIプロセスにより製造されたアナログADCチップの2つのモノリシック・チップから構成されています。両チップをシングル・パッケージに内蔵しています。

AD676では、S/(N+D)比や信号処理アプリケーションで重要なTHDとIMDのようなAC(すなわち「ダイナミック」)パラメータを仕様で規定しています。さらに、計測アプリケーションで重要なDCパラメータも規定しています。

AD676は+5 V電源と±12 V電源で動作し、変換時の消費電力は360mW(typ) です。デジタル電源(VDD)は、デジタル・クロストークを小さくするためアナログ電源(VCC、VEE)から分離されています。アナログ入力に対してアナログ・グラウンド検出機能を備えています。また、アナログ・グラウンドとデジタル・グラウンドも分離されています。

AD676は28ピン・プラスチックDIPまたは28ピン・サイドブレーズ・セラミック・パッケージを採用しています。シリアル出力バージョンのAD677は、16ピン300ミル・ワイドセラミックまたはプラスチック・パッケージを採用しています。

AD676
100kSPSサンプリングの16ビット・パラレルADC
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