東京 (2012年01月23日) - アナログ・デバイセズ社は、本日、監視回路およびウォッチドッグ・タイマ内蔵の複合電源IC「ADP5041」と「ADP5040」を発表しました。これら複合電源ICにより、産業や医療、通信分野向けの機器設計者は、ボードスペースを削減し、電源システムの性能を改善できるようになります。ADP5041とADP5040は、3MHz 1.2Aの高効率降圧レギュレータと2個の300mA LDO(ロー・ドロップアウト・レギュレータ)を、小型の20ピンLFCSPパッケージに組込み、更なる電力密度向上への要求に対応します。個別部品による電源ソリューションの場合、最大で14個の部品と126 mm2のボードスペースが必要となりますが、ADP5041とADP5040はわずか9個の部品と50mm2のボードスペースを実現した高集積の回路ソリューションで、性能や信頼性を向上し、システム・コストを削減できます。
複合電源IC「ADP5041」および「ADP5040」の詳細について
ADP5041とADP5040は、コアやIO、さらにメモリ用の電圧が必要な、ミッドレンジFPGA、マイクロプロセッサ、DSPシステムにとって、最適なパワーマネジメント・コンパニオン・チップです。ADP5041レギュレータのオンチップ・ウォッチドッグ・タイマは、プロセッサ・ベースのシステムにおける命令コード実行インテグリティ(完全性)を監視します。そのため、あらかじめ設定されていたタイムアウト時間内にストローブを間違えても、プロセッサをリセットできるので安心です。ADP5041は、外部プログラミング可能な高精度(全温度範囲にわたって±1.5%)のリセット・ジェネレータも特長で、低電圧電源線を監視することもできます。複数のリセットやウォッチドッグ・タイミングに対応できるよう、広範囲な個別のオプションにも対応しています。
ADP5041は、WDIピンのウォッチドッグ・リフレッシュ入力時にスリーステート状態を検出する特別な回路を備えています。WDIピンは通常、プロセッサやDSPの出力ポートがコントロールします。プロセッサがこのポートをスリーステート・モードに設定すると、ウォッチドッグ・リフレッシュ・タイマがディスエーブル状態になり、ウォッチドッグがプロセッサに戻らないようにします。この機能は、プロセッサやDSPのスリープ動作をサポートする時に重要です。スリープ動作時には、コアがディスエーブルになり、ウォッチドッグ・タイマをリフレッシュすることができなくなるからです。
ADP5041とADP5040は、最高96%という非常に優れた効率のスイッチング・レギュレータを用いて、熱放逸を低減しています。低ノイズのアナログ・アプリケーションでは、低ヘッドルーム電圧で動作し、最高10kHzの周波数で、60dB以上という優れた電源電圧除去比を保ちます。また今回投入した複合電源ICは、出力電圧が調節可能で、外付けの抵抗分割回路を用いて出力電圧を容易に設定できます。3MHzという高速スイッチング周波数により、小型のセラミック・コンデンサを使用できます。さらにインダクタなども小型化でき、ソリューションサイズを縮小し、コストを低減することができます。 これらの機能により、ADP5041およびADP5040は、短い製品設計スケジュールで、携帯型の医療や産業用装置などの多様なアプリケーション向けに、容易かつ迅速に応用できます。
複合電源IC「ADP5041」および「ADP5040」の特長:
●1.2A降圧レギュレータ
●300mA LDO(2個)
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| 製品 | 供給 | 接合温度範囲 | 1,000個受注時の単価 | パッケージ |
|---|---|---|---|---|
| ADP5041 | 出荷中 | -40°C~+125°C | 1.79ドル | 20ピン4mm×4mm LFCSPパッケージ |
| ADP5040 | 出荷中 | 40°C~+125°C | 1.39ドル | 20ピン4mm×4mm LFCSPパッケージ |
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
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