アナログ・デバイセズのMEMS加速度センサー「ADXL346」がフル・フライト・テクノロジー社のヴェロシチップ弾道システムに採用

アーチェリーの矢の飛翔と標的命中データの高精度な測定を実現
20111208_FullFlight_PR.jpg

東京 (2011年12月08日) - アナログ・デバイセズ社は、ADIの3軸デジタルMEMS加速度センサー「ADXL346」が、フル・フライト・テクノロジー社(マサチューセッツ州)の高精度アーチェリー向け測定システムに採用されたことを発表しました。iMEMS®技術を活用した史上初の矢実装型デバイスによって、高精度アーチェリー向け測定システム、“ヴェロシチップ弾道システム(Vellocitip Ballistic System)”は矢のスピードや飛翔データ、弓の性能などの詳細な情報を提供します。

ヴェロシチップ弾道システムは、アーチェリー機器メーカーやアーチェリー選手向けに設計され、フィールド・ポイント(矢の矢じり)、バッテリ・パック、ドッキング・ステーション、USBケーブルやPCソフトウェアを含みます。今回、飛翔中の矢のドラッグ(抵抗、抗力)特性を連続して測定し、射程性能データを提供するために、フル・フライト・テクノロジー社はADIのADXL346の採用に至りました。これにより、従来の弾道計測機器(Ballistic Chronograph)とは異なり、システムが矢の標的命中性能を測定するのに射程に沿った機器を必要とせず、矢実装デバイスを矢に装着し射手は通常の方法で矢を放つだけで弾道計測が簡単にできるようになりました。

現在のアーチェリー機器では、矢の発射時に1,000g超、命中時には4,000g超の加速度の衝撃が発生します。このため、矢じりは少なくとも100射に耐える必要があります。矢じりに組みこまれたADXL346は開発時のテストで、100回の5,000gの加速度衝撃に耐え得ることが証明されました。ADXL346 MEMS加速度センサーは直径9mmのアルミニウム製矢じりの中に組み込まれ、その重さはわずか6.5グラム未満です。コイン型電池で最少100射分の電力を矢じりに供給できます。またADXL346は、最高±16gで13ビットという高分解能な測定精度を提供するともに、射撃特性データを格納できる32レベルのFIFO(先入れ先出し)バッファメモリを備えているのも特長の一つです。

カーボンファイバ製の矢を設計、製造しているヴィクトリー・アーチェリー社エンジニアリング&テクニカル・サポートのニック・メイナート(Nick Meinert)氏は次のように述べています。「今回のADXL346と見やすいユーザー・インターフェースにより、ヴェロシチップ・システムは、誰でも簡単にアーチェリーの性能を測定できるようになりました。このヴェロシチップ・システムは、射るたびに様々な情報を精密に記録するので、当社は矢の設計や射程性能の改善などで、最も重要になる情報などを迅速かつ容易に特定できるようになりました」

フル・フライト・テクノロジー社の創業者ボブ・ドナホー(Bob Donahoe)氏は次のように述べています。「ADIのADXL346は、これまでアーチェリー分野に採用された最も高機能のマイクロエレクトロニクス技術です。この加速度センサーは、反復高g衝撃に対する耐久性能と小型パッケージに、高精度測定、低消費電力、堅牢な作り、および軽量という優れた特長をあわせもっています。ADIのMEMSセンサーは、当社のヴェロシチップ弾道システムの性能を実現する上で、必要不可欠な技術となっています」

【詳細情報】
ADXL346はアナログ・デバイセズの「おススメ・ルーキーズ製品」です。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

※iMEMSはアナログ・デバイセズ社の登録商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の財産です。

沪ICP备09046653号
感想、意見を送る X
content here.
content here.

感想、意見を送る

閉じる