東京 (2011年11月18日) - アナログ・デバイセズ社は、本日、高精度のAC電力計測機能を備えた、初のインターリーブ(二相)・デジタル力率改善(PFC)コントローラ「ADP1048」を発表しました。2011年3月に発表した単相デジタルPFCコントローラ「ADP1047」と同様に、インターリーブのADP1048は、連続モードのPFC方式を採用し、高調波歪を低減します。また、インターリーブ設計によるインダクタのサイズ縮小、および、ブリッジレス・ブースト・モードでのAC/DC整流器の置換えによる効率改善が実現できます。ADP1048に搭載された技術により、あらゆる信号をデジタル・ドメインに変換し、PMBus™準拠のインターフェースを介して、入力電圧や電流、さらには電力の高精度な測定などといったパラメータの調節およびレポートできるようになります。ADP1048は様々な用途に使用でき、AC/DC設計者やシステム・アーキテクトが、自分の設計をリアルタイムに微調整し、システム・レベルで効率を最適化できるようになります。
ADP1048の特長
インターリーブ・デジタルPFCコントローラ、ADP1048の詳細
ADP1047と同様に、インターリーブPFCコントローラADP1048は、直感的なグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を採用しています。これにより、プログラミングしやすく、かつユーザは代替方式のデジタル信号処理装置(DSP)ベースのデバイスで必要とされる複雑なコード・プログラミングなしで、最適なシステム設計ができます。つまり、ソフトウェア開発のリソースにプログラマのリソースが必要ありません。特に、信頼性の高いAC/DC力率改善システムやモータ・アプリケーション向けに設計されていることから、ADP1048は通信インフラストラクチャ、モータ・コントロールなどの産業用や計装システムやハイパワーの医療用イメージング・アプリケーションに適しています。
ADP1048はフル負荷電流で±3%の電力計測精度を提供するだけでなく、カスタマ・キャリブレーションにより、その精度が±1%にまで改善します。新しいデジタル・コントローラはまた、非線形コントロール・アルゴリズムによって強化された過渡応答、起動時のオーバーストレスを低減するためのプログラマブル突入電流制御、効率を最大化するためのリアルタイム・プログラミング、さらに信頼性改善のための包括的な故障検出やレポート機能も備えています。ADP1048は周波数同期を取って周波数ノイズ「ビート(唸り)」を除去することができます。また、スイッチング周波数拡散スペクトル機能を駆動してEMIをさらに改善できます。
| 製品 | 量産出荷 | 温度範囲 | 1,000個受注時の単価 | パッケージ |
|---|---|---|---|---|
| ADP1048 | 出荷中 | -40°C~+85°C | 3.60ドル | 24ピン QSOP |
| ADP1048-600-EVALZ | 出荷中 | -- | 600.00ドル | -- |
ADP1048およびADP1047デジタルPFCコントローラは、絶縁システム向けのデジタル・コントローラ「ADP1043A」、高速MOSFETドライバおよびiCoupler®デジタル・アイソレータを補完するように設計されています。これらすべてのデバイスはアナログ・デバイセズが提供しています。これらのデバイスにより、インテリジェント・パワーマネジメントの構築が容易になり、エネルギー効率を大幅に改善します。
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
※iCouplerはアナログ・デバイセズ社の登録商標です。またPMBusはシステム・マネジメント・インターフェース・フォーラム(SMIF)社の商標です。
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