東京 (2011年10月13日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、最高18GHzの局部発振器(Local Oscillator)と直接組み合わせて使用できる、PLL(フェイズ・ロックド・ループ)周波数シンセサイザ「ADF41020」を発表しました。最高18GHzという動作周波数帯域を実現したADF41020は、今日市販されている中で最も高い、最高18GHzまでの周波数をカバーしたPLL ICとなります。この卓越した広帯域技術により、ワイヤレス受信器のダウンコンバージョンおよび送信器のアップコンバージョンの局部発振回路設計において、設計者は、周波数逓倍器または分周器が不要になります。その結果、マイクロ波ポイントtoポイントおよびマルチポイント無線、ワイヤレス・インフラストラクチャ機器、VSAT(超小型地球局)無線、半導体試験機器、レーダ・アプリケーションなどのアプリケーションにおいて、システム・アーキテクチャの簡素化と、コストの低減が可能です。
アナログ・デバイセズ社リニアおよびRFグループ担当ヴァイス・プレジデント、ピーター・リアル(Peter Real)は、次のように述べています。「ADF41020 PLLは、ADIの業界をリードするフェイズ・ロックド・ループ・シンセサイザ・ポートフォリオに加わった最新製品で、これにより当社のポートフォリオは、一層高い周波数範囲にまで拡張されました。この新しいPLLは、次世代無線設計の性能を改善すると同時に、部品コストおよびシステム・コストを大幅に低減するのを支援します」
ADF41020 PLL周波数シンセサイザは、低ノイズのデジタル位相-周波数ディテクタ、高精度チャージ・ポンプ、プログラマブル・リファレンス・デバイダ、および帰還部の高周波プログラマブル・デバイダで構成されています。このPLLに、ループ・フィルタおよびVCO(電圧制御発振器)を外付けすることで、完全なシンセサイザを構成することができます。(一般にマイクロ波帯のPLLは、アクティブ・ループ・フィルタを介して、外付けのマイクロ波VCOを駆動するのに用いられます。)ピン配置はADF4106/7/8整数N PLLファミリのピン配置とほぼ同等なため、より高い周波数帯域を利用するために設計を更新するときも、一部のレイアウト変更で対応できます。
ADF41020 PLL周波数シンセサイザの主な特長
価格、供給、および関連製品について
下記表中の価格は、米国での販売価格です。
| 製品 | 1,000個受注時の単価 | 供給 | パッケージ |
|---|---|---|---|
| ADF41020 | 12.77ドル | サンプル出荷中 | 20ピン LFCSP |
全てのRFシグナル・チェーンをカバーするADIのRF IC製品群
ADIは、設計スキル、システムに対する知識、そしてプロセス技術をユニークに組合せて活用することで、業界をリードする高性能のRF機能ブロックから、高集積のWiMAXや短距離無線用のシングルチップ・トランシーバ・ソリューションまで、全RFシグナル・チェーンをカバーする最も広範なRF IC製品群を提供しています。RF機能ブロックとしては、PLL、集積PLL/VCOおよびDDSシンセサイザ、TruPwr™ RMSパワー検出器やログアンプ、可変ゲインアンプ、パワーアンプ、ローノイズアンプ、およびその他のアンプ、RFミキサーさらにダイレクト・コンバージョン変調器や復調器製品があります。これらの製品は、無償の設計ツール、Circuits from the Lab™リファレンス回路、およびEngineerZone™テクニカル・フォーラム(英語)や、アナログ電子回路コミュニティ(日本語)を含む、広範囲の設計リソースによってサポートされていて、RFシステムの開発を容易にします。詳細情報については、ウェブサイトをご覧下さい。
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
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