卓越した低ノイズ性能と組込み解析機能が特長のコンパクトな多軸MEMS振動モニター「ADIS16228 ISENSOR」を発表

ADIS16228

東京 (2011年09月28日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、効率的に振動の検出と分離を可能にするMEMSベースの「ADIS16228iSensor®振動モニターを発表しました。この集積振動解析システムは、組込みプログラマブル・プロセッサを内蔵し、方向センシングとスペクトル解析機能により個々の振動源を特定して分類できるのが特長です。機器やベアリングの摩耗は機器の動作エラーやコストのかかるダウンタイムの原因になりがちですが、ADIS16228の方向センシングとスペクトル解析機能により、このような摩耗による振動源を、迅速に検出し、特定し、そして分離することが可能です。ADIS16228振動モニターのノイズ性能は、ダイナミック・レンジ±18g(gは重力の加速度)で、わずか248µg/ √Hzという仕様で、測定範囲は0gから1g/5g/10g/20gと設定できます。風力タービンから、高精度な工場自動化システムや組立機器などの多岐にわたるアプリケーションに、この振動モニターを組込むことで、自動振動プロファイリングのメリットが発揮されます。

アナログ・デバイセズ社 MEMS/センサー技術グループiSensorビジネス開発マネージャ、ボブ・スカンネル(Bob Scannell)は、次のように述べています。「MEMS加速度センサーは、振動モニタリングにも使われていますが、通常は低レベルの集積化になっています。当社は、何十年におよぶ集積センサー・プロセッシングの開発の経験を活かして、MEMS加速度センサーを、プログラマブル組込み処理機能の付いた3軸振動アナライザに進化させました。これにより産業用機器の設計者は、初めて、低ノイズで使い易く、価格も手頃でありながら、コンパクトで直接組込み可能な振動アナライザを設計に利用できるようになります。」

ADIS16228 iSensor振動モニターにより、個別部品を用いて振動ソリューションを開発する際の複雑さとリスクがなくなります。さらに、熟練した振動解析技術者を必要とする大型のハンドヘルド・モニターでしか実現できなかった精密な解析機能を集積しているので、これまで以上に幅広いアプリケーションに適応できるようになります。ADIS16228により、開発者は、周波数ドメインのプロセッシング・プログラマビリティとチューニング機能の付いた実証済みの振動センシング機能を活用し、振動源をこれまでよりはるかに迅速に分離できるようになります。ADIS16228は、フランジ、M2規格のネジ切り孔、およびフレキシブル・コネクタの付いた、15mm×24mm×15mmのアルミニウム・モジュールで提供されますので、ユーザ・インターフェースへの取付けも簡単です。

ADIS16228 iSensorデジタル振動モニターの詳細について
ADIS16228 iSensor 3軸デジタル振動モニターは、業界をリードするADIのiMEMS®センサー技術、データ・コンバージョンおよびセンサー信号処理技術に、便利なデータ収集機能とSPI(シリアル・ペリフェラル・インターフェース)を組み合せています。SPIとデータ・バッファ構造により、センサー・データへ容易にアクセスできます。ADIS16228は、x、y、およびz軸方向の加速度データをサンプリングし、処理、格納し、さらにFFT(高速フーリエ変換)処理やタイムスタンプ付けを行います。内蔵のプログラマブル・デジタル・フィルタはローパス・コンフィギュレーション・オプションを提供します。データ収集イベント時には、内部クロックがデータ・サンプリング・システムを駆動するので、外部のクロック源は不要です。データ収集機能は、3つの異なるモードを備えていて、様々なアプリケーションの多様なニーズに対応できます。ADIS16228は、デジタル温度センサーを内蔵し、デジタル電源の監視機能、さらに、デジタル・セルフテスト機能も備えているため、高信頼性が要求されるアプリケーションにも対応可能です。デバイスは−40°Cから+125°Cの拡張動作温度仕様となっています。

ADIS16228の主な特長とメリット

  • 組込み周波数ドメイン処理、512ポイント実数FFTアルゴリズム、およびオンボード・ストレージが、個々の振動源を特定、分類し、時間的変化を監視し、プログラマブル・スレッショルド・レベルに対応
  • 仕様248µg/√Hzという低ノイズ性能により不要な振動の正常動作からの識別性能が向上
  • プログラマブル・スペクトル・アラーム・バンド(周波数帯域)は、早期の正確な故障検出用に、6つのバンドと、アラーム1(警告スレッショルド)およびアラーム2(故障スレッショルド)の構成で、フル周波数スペクトルの解析が可能
  • オンチップ・データ収集機能には、3つのモードがあり、いくつかのオプションを提供し、様々なアプリケーションのニーズに対応
  • ユーザ・コンフィギュラブルなマルチ・モード動作(リアルタイム収集モードを含む)は、振動プロファイルの微かな変化にも、より正確なアセスメントが可能

価格、供給および関連製品について

下記表中の価格は、米国での販売価格です。

製品 供給 動作温度範囲 1,000個受注時の単価 パッケージ
ADIS16228 出荷中 -40°C~+125°C 159.00ドル 15mm×24mm×15mm
アルミニウム・パッケージ、フレキシブル・コネクタ

【詳細情報】
MEMS慣性センサーを用いた工業用制御の改善について

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

※ iSensorおよびiMEMSはアナログ・デバイセズ社の登録商標です。

沪ICP备09046653号
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