東京 (2011年08月25日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、プログラム可能で低消費電力のGPIO(汎用入出力)ポート・エキスパンダおよびキーパッド・マトリックス・コントローラ「ADP5585」「ADP5589」を発表しました。拡張I/Oを必要とする、あるいは、キーパッド向けに、最大でQWERTYサイズまで対応可能です。新しいGPIO/キーパッド・コントローラの特長は、業界最小の動作時電流ドレインと、現行製品の中でも最も小型なパッケージにプログラマブルロジック/PWM(パルス幅変調器)を集積していることです。これらのGPIO/キーパッド・コントローラは、消費電流がキーを押している時でも30µA未満(ティピカル)、キーがアイドル状態の時には1µA未満(ティピカル)と少なく、携帯機器のバッテリ寿命を伸ばします。
ADP5585とADP5589は、メイン・プロセサへのI/OをADP5585の場合、最大10本、ADP5589で19本もサポートし、インターフェース・コネクタを簡略化します。両コントローラとも、複数のキーの同時押しの検出ができ、押して離す動作を16バイトのFIFOを介して時系列に伝達します。組込みプログラマブル・ロジック・デバイスに加え、プログラマブル・リセット発生器を2つ組み込んでいるので、設計者は、キーやGPIO、あるいはロジックの変化をプログラミングしてリセット信号を発信し、ロックされているプロセサを再起動させることができます。両コントローラとも、小型のLFCSP(ADP5585:3.0mm×3.0mm、ADP5589:3.5mm×3.5mm)およびWLCSP(ADP5585:1.59mm×1.59mm、ADP5589:1.99mm×1.99mm)パッケージで提供されます。
ADP5585とADP5589は、ピンを増やさず、GPIOポート数を拡張する必要のあるスマートフォンやプリンタ、オシロスコープなどフロントパネル・キーパッド付き機器向けに設計されています。両コントローラとも、メイン・プロセッサでキーパッドを監視する必要がなくなるため、消費電力が低減でき、帯域幅を他の機能用にまわすことができるようになります。すべてのキー・スキャニングとデコーディング機能を組み込んでいるので、新しくキー・イベントが発生した際には、割り込みラインを用いて、メイン・プロセッサにフラッグを立てます。ADP5585、ADP5589とも、最大16イベントをストアできるFIFOレジスタを備えていて、イベントがストアされるとプロセッサがI2C互換インターフェースを介してリードバックします。評価ボードやLinuxソフトウェア・ドライバも完備されていて、最新のフロントパネル・キーパッド付き機器の迅速で効率的な設計に最適です。
GPIO/キーパッド・コントローラ「ADP5585」「ADP5589」の特長
| 製品 | サンプル供給 | 量産出荷 | 1,000個受注時の単価 | パッケージ |
|---|---|---|---|---|
| ADP5585 | 出荷中 | 出荷中 | 0.75ドル | 16ピンLFCSP 16バンプWLCSP |
| ADP5589 | 出荷中 | 出荷中 | 1.20ドル | 24ピンLFCSP 25バンプWLCSP |
| ADP5585CP-EVALZ | 出荷中 | 出荷中 | 160ドル | 評価ボード |
| ADP5589CP-EVALZ | 出荷中 | 出荷中 | 160ドル | 評価ボード |
参考情報
ADIの低消費電力アプリケーション向けソリューションについて
ADIのソフウェア・ドライバについて
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
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