東京 (2011年06月08日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、ワイヤレス通信システム向けに携帯電話の大部分の周波数範囲をカバーできる、2つの1ワットRFドライバ・アンプ「ADL5605」「ADL5606」を発表しました。高集積のADL5605(周波数範囲:700MHz~1000MHz)とADL5606(周波数範囲:1800MHz~2700MHz)はともに、2段のRFアンプで構成され簡素な調整回路で高い利得を実現し、ピン互換品という特徴を持っています。また、2段(2ステージ)のRFアンプを集積することにより従来の設計と比べて、大幅な省スペース化を実現しました。これらの新しいRFドライバ・アンプは、パワー・セーブ・モードが必要なアプリケーションや、継続送信の必要がないワイヤレス・エネルギー・メータリングなどのアプリケーション向けに、内部アクティブ・バイアス機能や高速シャットダウン機能を集積しています。これらの高性能ブロードバンドRFドライバ・アンプは、携帯電話インフラストラクチャ、産業・科学・医用周波数帯(ISM帯)のパワーアンプ、防衛、さらに計測機器といった、様々な有線/無線アプリケーションに適用できます。
ADL5605およびADL5606は、それぞれのチューニング周波数範囲において、フラットなゲイン特性と高い出力3次インターセプト(OIP3)仕様が特長です。これらの特長により、パワーアンプ前段のシグナル・チェーン内のどこにでも配置することが可能で、高い直線性を保ち、安定して信号を増幅することが可能です。ADL5605は943MHzにて、Gain= +23dB、P1dB= +31.1dBm、OIP3= +44.3dBm、さらにノイズ・フィギュアNF= 4.8dBという優れた性能を実現します。同様にAD5606も、2140MHzにおいて、Gain= +23.8dB、P1dB= +30.7dBm、OIP3= +45.7dBm、ノイズ・フィギュアNF=4.8dBと、優れた性能を提供します。両アンプともにチューニング用外付け部品がほとんど不要なので、様々なアプリケーションに簡単に実装できます。さらに、ADL5605とADL5606の消費電流は5V単一電源で、それぞれわずか312mA、360mAと、低消費電力となっています。
RFドライバ・アンプ「ADL5605」および「ADL5606」の特長:
| 製品 | サンプル | 量産出荷 | 1,000個受注時の単価 | パッケージ |
|---|---|---|---|---|
| ADL5605 | 出荷中 | 2011年6月 | 7.75ドル | 4mm×4mm 16ピンLFCSP |
| ADL5606 | 出荷中 | 2011年6月 | 7.75ドル | 4mm×4mm 16ピンLFCSP |
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
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