RFシステムの開発の簡素化と設計期間を短縮するRF設計ツールの新バージョンを発表

「ADIsimRF Ver. 1.5」RFシグナル・チェーン(レベル・ダイア)設計ツール
「ADIsimPLL Ver. 3.4」PLLシンセサイザ設計ツール
ADIsimRF

東京 (2011年06月02日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、多くのお客様にご利用頂いている2つのRF設計ツールの新バージョンとして、「ADIsimRFTM Ver. 1.5」と「ADIsimPLLTM Ver.3.4」を発表しました。これら設計ツールは、ADIのウェブサイトから、無償提供されています。

ADIsimRFは、RFからデジタルブロックまでの製品群を用いたレベル・ダイア設計向けのソフトウェアで、ADIのほとんどのRF 製品が登録されており、RFシグナル・チェーンのモデリングを容易に実現することができます。このADIsimRF Ver. 1.5は、シグナル・チェーン内の信号レベルの可視化を強化しており、RMS(実効値)パワー、ピークパワー警告スレッショルド設定機能、さらにステージ間パワー損失を測定するための計算機能が加わりました。

ADIsimRF設計ツールは、カスケード(直列接続)ゲイン、ノイズ・フィギュア、IP3、P1dBや全消費電力などRFシグナル・チェーンにおける重要なパラメータ・データを算出することができます。さらに、この設計ツールにはADIのRF 製品のデータが組込まれ、プルダウン・メニューで、それらを簡単に選択することができます。部品の選択に役立つデバイス・テーブルも用意されています。

ADIsimPLL Ver. 3.4は、ADIの業界をリードするPLL(フェイズ・ロック・ループ)製品を用いたループ・フィルタの設計を高い制度で容易に実現する、PLLシンセサイザ設計シミュレーション・ツールです。今回の新バージョンへのアップグレードで、基地局や汎用アプリケーション向けPLL「ADF4351」、衛星アプリケーション向け集積ブロードバンド・レシーバ「ADRF6850」が追加されています。

ADIsimRF Ver. 1.5の主な特長

  • ADIの最新の高性能RF 製品をサポート
  • 各ステージにおける信号レベル(RFパワー)に対し、そのステージの-1dB圧縮点(P1dB)から求めたピーク値およびRMS値のバックオフ量を表示し、シグナル・チェーン内の信号レベルの可視化を実現
  • 特定のステージにおけるRMSパワーやピークパワーが-1dB圧縮点に近いことをユーザに警告するために、ピーク・アベレージ・レシオやバックオフ・スレッショルドの設定が可能
  • 信号品質指標の計算
     ●インピーダンスのミスマッチによる2つの隣接デバイス間のステージのRFパワー損失
     ●RMS電圧、ピークtoピーク電圧、およびノイズ・スペクトル密度(nV/√Hz単位)などの電圧ドメイン信号レベル
     ●SNR、SFDR、IMD、およびACLR
  • Windows XPやVista、Windows 7と互換


ADIsimPLL Ver. 3.4の主な特徴

  • 位相ノイズ、分数Nスプリアス、およびアンチバックラッシュ・パルスなどのPLLの性能に影響を及ぼす可能性のある、重要な非線形効果をすべてシミュレーション可能
  • ADIsimPLL Ver. 3.4は、既存のバージョンと完全互換になっており、PLL/シンセサイザの開発の際に、時間のかかる反復操作が不要で、容易に使用可能

「ADF4xxx」シンセサイザ・ファミリーは、ワイヤレス基地局、LAN、ブロードバンド・ワイヤレス・アクセス、携帯電話機、PDA、産業用、計測機器、および試験機器、衛星、ソナー、さらにはCATVといった、広範囲のアプリケーションに適しています。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

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