東京 (2011年03月09日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、アナログ出力付きの新しい3種の高性能、低消費電力なiMEMS®ジャイロセンサー「ADXRS646」「ADXRS649」「ADXRS642」を発表しました。これらのiMEMSジャイロセンサーは、特に過酷な環境での角速度(回転)検知に適しています。また「ADXRS64x」シリーズは、ADIの先進的な差動クワッドセンサー技術を搭載しているため、リニア加速や振動の影響をほとんど受けることがありません。これにより、過酷な衝撃や振動などの負荷が大きくかかる環境においても、高精度で高い信頼性を持った角速度検知が可能となります。
これらの新しいiMEMSジャイロセンサーはリニア加速度の影響を受けにくいことが特長で、リニア加速感度は、競合他社類似品の0.1°/s/gに比べて0.015°/s/gと約1/7となっています。また他のMEMSジャイロセンサーの消費電流が60mAであるのに対して、 ADXRS64xシリーズはその1/10以下の3.5mAという低消費電力を実現しています。
ADXRS646は、±300°/s(typ)という角度測定範囲、1kHzの帯域幅、さらに8°/hrのバイアス安定性という優れた特長を、低ノイズで提供します。0.015°/s/gというまれにみる低いリニア加速度感度や、0.0001°/s/g2というバイブレーション・レクティフィケーションを提供し、高性能の機首方位測定や車体などのプラットフォーム安定化にも最適です。非常に広い測定範囲が必要なアプリケーション向けには、ADXRS649が±20,000°/sという最も広い角度測定範囲と、スタートアップ時間3ms(ミリ秒)の速いパワーサイクリングを実現します。この測定範囲は、抵抗を外付けすることで、±50,000°/sまで拡張できます。ADXRS642は、±300°/s(typ)の定格仕様で、既存のADIのiMEMSジャイロセンサー「ADXRS62x」とピン互換性があるため、ADXRS62xをお使いのお客様は ADXRS64xに置き換えることで容易に振動や衝撃耐性を改善できます。これらの新しいiMEMSジャイロセンサーはすべて、ADIの業界をリードするiMEMSモノリシック・ジャイロセンサー技術と、何年にもわたる市場において実証済みの特許技術BiMOS量産プロセスを活用しています。
アナログ・デバイセズ社MEMS/センサー・テクノロジー・グループ担当ヴァイス・プレジデント、マーク・マーティン(Mark Martin)は次のように述べています。「今回の新製品は、iMEMSジャイロセンサー・シリーズ『ADXRS45x』に搭載されているADIの革新的なクワッドセンサー技術と、人気の高いiMEMSジャイロセンサー・シリーズ『ADXRS62x』と同じピン配置の小型BGAパッケージを組合せています。ADXRS62Xを、新しいジャイロセンサーであるADXRS64Xに置き換えることで、システム設計者は設計自体を変更することなく、ジャイロセンサーの性能をさらに向上させることができるようになりました」
| 製品 | 供給 | 1,000個受注時の単価 | パッケージ |
|---|---|---|---|
| ADXRS646 | サンプルおよび
評価ボード出荷中 量産:2011年7月予定 |
75.39ドル | 7 mm x 7 mm x 3 mm CSP BGA (チップ・スケール・パッケージ ボール・グリッド・アレイ |
| ADXRS649 | 評価ボード出荷中 量産中 |
58.59ドル | |
| ADXRS642 | サンプルおよび
評価ボード出荷中 量産出荷:2011年4月予定 |
41.85ドル |
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
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